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第三章
19話 彼女
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ジーナさんが開放してくれるまで散々からかわれてしまった……。
「まさか、ハルトがそんなに私に惚れてるとはねぇ」
「だから、そういうんじゃないんですって……」
からかい口調だから、ジーナさんも分かった上で僕で遊んでいるだけなんだろうけど。
…………というか、僕、今軽く失礼なこと言ったな。
「あ、あの、ジーナさんに魅力がないとかいう意味ではなくてですね?
ジーナさんは十分に魅力的な人ではあると思うんですが……」
出会っていきなり襲われたという致命的なことさえなければジーナさんは十分以上に魅力的な人だとは思う。
性に奔放で強引すぎるという重大な欠点を除けば……。
「あははは、冗談だからそんなに焦んなくていいわよ。
変に本気になられてもそれはそれで面倒だしねぇ」
楽しそうに笑いながらジーナさんはまた僕の体をまさぐりだした。
「褒めてくれたお礼にもう一度してあげるわね」
どうしてそうなるっ!?
「い、いや、本当にそろそろ僕行かないとっ!」
今度こそ本当に時間がヤバい。
いい加減お暇してオウスケのところに行かないとお昼までに孤児院に帰れなくなってしまう。
「ほ、ほら、そろそろ村長さんやレオンさんも帰ってくるかもしれないですしっ!」
ジーナさんも楽しそうにじゃれついているだけっていう感じだし、何かしら理由つければ逃してくれるだろう。
「うちの人はまだまだ帰ってこないわよ。
レオンも最近は新しい仲間となんかやってるみたいで家に寄り付かないわ」
むぅ、ではなにか他の理由を…………って、あれ?
今ジーナさん聞き捨てならないこと言ったな。
「え?レオンさんの新しい仲間って……」
「ん?
ああ、なんか市に合わせて村に来ていた冒険者だかごろつきだかを雇ったらしいわよ?」
お、おおう。
なるほど例の鎧はおそらくその人達のものか。
またジーナさんから思いもよらぬ情報をもらえてしまった。
……いや、このパターンは。
「あの、それってもしかして取り巻きの誰かが漏らしてました?」
「え?うん。
覚えてるかしら?ゴブリン退治で怪我して甘えに来てた子。
その子がやたらと自慢気に話してたわよ」
オウスケだ。
またオウスケからの伝言だ。
「あの、その件もうちょっと詳しく知ってます?」
「んー、別に直接見たわけじゃないからねぇ。
オウスケの話だと腕利きが三人って話ししか分かんないわね」
これはやっぱりオウスケにちゃんと話を聞くしか無いな。
色々やってたせいでお昼に遅れちゃいそうだからオウスケはまた明日にしようか迷ってたけど、こうなったら仕方ない。
真面目な話をして気が削がれたらしいジーナさんをなだめて、村長さん宅をお暇させてもらった。
とりあえず軽い昼食とオウスケの家への差し入れのつもりで露店の食べ物を買ってオウスケの家へ。
みんなには「もし遅くなるようなら気にせず食べちゃってね」とは伝えてあるけど、後でしっかりお詫びしよう。
オウスケの家に近づいたら周りに人の気配がないことを確認して、念のため《隠形》も使ってと。
だれにもバレないようにこっそりと家の裏口から入る。
完全に忍び込んでいる形だけど、オウスケからは万が一にもレオンにバレるとマズイからこっそり入ってきてほしいと言われている。
ということで言われたとおりこっそり入ってきたんだけど……入ってからやりすぎたと気づいた。
これ本当に誰にも気づかれないから中の人にも気づかれない。
特に中にいる人達がなにかに集中してたりすると……。
家の中、扉代わりのムシロ一枚で区切られたオウスケの部屋からは……まあ、なんていうか『いたしている』音が聞こえる。
別に約束をしていたりするわけじゃないので最悪留守かなーと覚悟してたんだけど、留守でなくとも悪いタイミングなのには変わりなかった。
声をかけていいものかそれとも出直すか迷って、念のためちょっとだけこっそり覗いてみると、やっぱりオウスケと……見覚えのある女の子が裸で絡み合ってた。
んー、誰だっけなぁ?
よりにもよって見覚えが有る子だったからついちょっと見続けてしまった。
あ、オウスケと目があって軽くウィンクされた。
こちらに気づいてくれた、というか、気づかれてしまったようなので大人しく外で待ってよう。
家の裏に有る木陰で市で買って来たものを食べながら時間を潰していると程なくして裏口からコソコソとした感じで女の子が出てきて、そのまま村の中心部の方へ帰っていった。
うーん……本当に見覚えある子なんだよなぁ……。
記憶に引っかかる程度には覚えているけど、きちんと覚えるほど関わり合いの有るわけでもない子……。
誰だっけなぁ?
考えながら改めて家の中に入ると、下着姿のオウスケがキッチンに向かってなにかしていた。
「おー、待たせて悪かったな」
「いや、こっちこそ変なタイミングで来てごめん」
いや、本当にごめん。
「まあ、どっちみち終わりかけだったから別にいーよ。
ほれ、とりあえずお茶出すから座ってくれよ」
そう言うときれいに磨かれたティーセットでお茶を入れてくれる。
相変わらず家の作り以外はすごくしっかり整えられていて、ボロ屋にいるのかちょっとしたお屋敷にいるのか分からなくなる感じが面白い。
ちょっと迷ったけど、オウスケならむしろこういう話は喜ぶかもと思って思い切って聞いてみた。
「ねぇ、今の子見覚えある気がするんだけど、誰だっけ?」
「んー……」
予想に反して僕の質問を聞いたオウスケは、お茶菓子をテーブルに置きながら困ったような顔で僕の前に座る。
完全に答えを渋っている感じだし……こういうのを聞くのはオウスケ的にもダメだったか……。
とは言え聞いてしまったからには仕方ない、バレバレでもなにか別の話題を……。
「ヒルダちゃん……さっきの子だけど、あの子はレオンの彼女だよ」
「なんて子に手出してるのっ!?」
別の話題なんて吹っ飛んで思わず叫んでた。
えっ!?気兼ねして怪我治さないくらいレオンに気を使ってたよねっ!?
それなのになにクリティカルに逆鱗に触れるところに手を出してるのっ!?
「い、いやぁ……オッケーマーク出てたからつい……」
「ついじゃないでしょっ!?
バレたらヤバいどころじゃすまないって考えなくても分かるじゃんっ!?」
「いやぁ、面目ない」と言った感じで気まずそうに頭をかいているし、オウスケもヤバいことをしている自覚は有るみたいだ。
ならなんでヤッた。
「……いや、レオン相手じゃ『友達』になれないのは分かってるでしょ。
本当になんでそんな危ないだけの子に手を出したの……」
オウスケは前、女の子に手を出すとき『友達になれそうな彼氏(夫)がいる子』に手を出したくなる的なことを言っていたはずだ。
レオンはどう考えてもオウスケの『友達』になれるタイプじゃないと思うんだけど……。
そこまで考えて気づいた。
そういう事や、レオンの彼女だというリスクを置いても手を出すほどにオウスケはあの子のことを……。
「いやぁ……ヒルダちゃん、レオンの他にも結構な人数の相手いるからさぁ。
そっちの人となら友だちになれるかな?って」
「そうなのっ!?」
全然違った。
もっと全然酷い理由だった。
「えっ……なに?この村そんな感じの人だらけなの?」
ジーナさんといいヒルダさんといい、こっちは話にしか聞いてないけどイェルカさんといい、それこそオウスケといい……ああ、この間オウスケといたしていた奥さんもいたな。
この村は性に奔放な人だらけなのか?
「まあ、大きな村って言っても他に大した娯楽のない村だからなぁ」
……まあ、娯楽がないと人間そっちの娯楽に走りがちってことは聞いたこと有るけどさぁ。
「それにしたってさぁ……流石にレオンの彼女はリスク高いって……」
話は戻るけど、流石にヒルダさんはマズイんじゃないかなぁ。
「いやぁ……。
ヒルダちゃんがレオンの彼女なのは有名だからさ、それに手を出している男なら友達になりやすいかな?って」
…………なるほど、そういう考え方もあるか。
人の彼女に手を出すような男ならオウスケとも話が合いやすいだろう。
まあ……僕含めて……うん……。
「それで……どうだったの?」
「…………みんな心せめーの。
ヒルダちゃんの話しようとしたら「俺の女に手を出すな」って殴られた」
一体ヒルダさんは誰の女なんだろう……。
……ヒルダさんは『ヒルダさんの』女なんだろうなぁ。
「な、なんていうかそれは災難だったね……」
それこそその人達自身、他人の彼女に手を出しておいてなに言ってるんだ、とは思うけど、その独占欲自体は分からなくはない。
「………………」
「ん?オウスケどうしたの?」
プルプル震えだしちゃったけど、殴られた時の事でも思い出してしまったんだろうか?
「やべぇ……友達とこういう話できるのすげー楽しい」
……………………そですか。
喜びに打ち震えてるだけだった。
「まさか、ハルトがそんなに私に惚れてるとはねぇ」
「だから、そういうんじゃないんですって……」
からかい口調だから、ジーナさんも分かった上で僕で遊んでいるだけなんだろうけど。
…………というか、僕、今軽く失礼なこと言ったな。
「あ、あの、ジーナさんに魅力がないとかいう意味ではなくてですね?
ジーナさんは十分に魅力的な人ではあると思うんですが……」
出会っていきなり襲われたという致命的なことさえなければジーナさんは十分以上に魅力的な人だとは思う。
性に奔放で強引すぎるという重大な欠点を除けば……。
「あははは、冗談だからそんなに焦んなくていいわよ。
変に本気になられてもそれはそれで面倒だしねぇ」
楽しそうに笑いながらジーナさんはまた僕の体をまさぐりだした。
「褒めてくれたお礼にもう一度してあげるわね」
どうしてそうなるっ!?
「い、いや、本当にそろそろ僕行かないとっ!」
今度こそ本当に時間がヤバい。
いい加減お暇してオウスケのところに行かないとお昼までに孤児院に帰れなくなってしまう。
「ほ、ほら、そろそろ村長さんやレオンさんも帰ってくるかもしれないですしっ!」
ジーナさんも楽しそうにじゃれついているだけっていう感じだし、何かしら理由つければ逃してくれるだろう。
「うちの人はまだまだ帰ってこないわよ。
レオンも最近は新しい仲間となんかやってるみたいで家に寄り付かないわ」
むぅ、ではなにか他の理由を…………って、あれ?
今ジーナさん聞き捨てならないこと言ったな。
「え?レオンさんの新しい仲間って……」
「ん?
ああ、なんか市に合わせて村に来ていた冒険者だかごろつきだかを雇ったらしいわよ?」
お、おおう。
なるほど例の鎧はおそらくその人達のものか。
またジーナさんから思いもよらぬ情報をもらえてしまった。
……いや、このパターンは。
「あの、それってもしかして取り巻きの誰かが漏らしてました?」
「え?うん。
覚えてるかしら?ゴブリン退治で怪我して甘えに来てた子。
その子がやたらと自慢気に話してたわよ」
オウスケだ。
またオウスケからの伝言だ。
「あの、その件もうちょっと詳しく知ってます?」
「んー、別に直接見たわけじゃないからねぇ。
オウスケの話だと腕利きが三人って話ししか分かんないわね」
これはやっぱりオウスケにちゃんと話を聞くしか無いな。
色々やってたせいでお昼に遅れちゃいそうだからオウスケはまた明日にしようか迷ってたけど、こうなったら仕方ない。
真面目な話をして気が削がれたらしいジーナさんをなだめて、村長さん宅をお暇させてもらった。
とりあえず軽い昼食とオウスケの家への差し入れのつもりで露店の食べ物を買ってオウスケの家へ。
みんなには「もし遅くなるようなら気にせず食べちゃってね」とは伝えてあるけど、後でしっかりお詫びしよう。
オウスケの家に近づいたら周りに人の気配がないことを確認して、念のため《隠形》も使ってと。
だれにもバレないようにこっそりと家の裏口から入る。
完全に忍び込んでいる形だけど、オウスケからは万が一にもレオンにバレるとマズイからこっそり入ってきてほしいと言われている。
ということで言われたとおりこっそり入ってきたんだけど……入ってからやりすぎたと気づいた。
これ本当に誰にも気づかれないから中の人にも気づかれない。
特に中にいる人達がなにかに集中してたりすると……。
家の中、扉代わりのムシロ一枚で区切られたオウスケの部屋からは……まあ、なんていうか『いたしている』音が聞こえる。
別に約束をしていたりするわけじゃないので最悪留守かなーと覚悟してたんだけど、留守でなくとも悪いタイミングなのには変わりなかった。
声をかけていいものかそれとも出直すか迷って、念のためちょっとだけこっそり覗いてみると、やっぱりオウスケと……見覚えのある女の子が裸で絡み合ってた。
んー、誰だっけなぁ?
よりにもよって見覚えが有る子だったからついちょっと見続けてしまった。
あ、オウスケと目があって軽くウィンクされた。
こちらに気づいてくれた、というか、気づかれてしまったようなので大人しく外で待ってよう。
家の裏に有る木陰で市で買って来たものを食べながら時間を潰していると程なくして裏口からコソコソとした感じで女の子が出てきて、そのまま村の中心部の方へ帰っていった。
うーん……本当に見覚えある子なんだよなぁ……。
記憶に引っかかる程度には覚えているけど、きちんと覚えるほど関わり合いの有るわけでもない子……。
誰だっけなぁ?
考えながら改めて家の中に入ると、下着姿のオウスケがキッチンに向かってなにかしていた。
「おー、待たせて悪かったな」
「いや、こっちこそ変なタイミングで来てごめん」
いや、本当にごめん。
「まあ、どっちみち終わりかけだったから別にいーよ。
ほれ、とりあえずお茶出すから座ってくれよ」
そう言うときれいに磨かれたティーセットでお茶を入れてくれる。
相変わらず家の作り以外はすごくしっかり整えられていて、ボロ屋にいるのかちょっとしたお屋敷にいるのか分からなくなる感じが面白い。
ちょっと迷ったけど、オウスケならむしろこういう話は喜ぶかもと思って思い切って聞いてみた。
「ねぇ、今の子見覚えある気がするんだけど、誰だっけ?」
「んー……」
予想に反して僕の質問を聞いたオウスケは、お茶菓子をテーブルに置きながら困ったような顔で僕の前に座る。
完全に答えを渋っている感じだし……こういうのを聞くのはオウスケ的にもダメだったか……。
とは言え聞いてしまったからには仕方ない、バレバレでもなにか別の話題を……。
「ヒルダちゃん……さっきの子だけど、あの子はレオンの彼女だよ」
「なんて子に手出してるのっ!?」
別の話題なんて吹っ飛んで思わず叫んでた。
えっ!?気兼ねして怪我治さないくらいレオンに気を使ってたよねっ!?
それなのになにクリティカルに逆鱗に触れるところに手を出してるのっ!?
「い、いやぁ……オッケーマーク出てたからつい……」
「ついじゃないでしょっ!?
バレたらヤバいどころじゃすまないって考えなくても分かるじゃんっ!?」
「いやぁ、面目ない」と言った感じで気まずそうに頭をかいているし、オウスケもヤバいことをしている自覚は有るみたいだ。
ならなんでヤッた。
「……いや、レオン相手じゃ『友達』になれないのは分かってるでしょ。
本当になんでそんな危ないだけの子に手を出したの……」
オウスケは前、女の子に手を出すとき『友達になれそうな彼氏(夫)がいる子』に手を出したくなる的なことを言っていたはずだ。
レオンはどう考えてもオウスケの『友達』になれるタイプじゃないと思うんだけど……。
そこまで考えて気づいた。
そういう事や、レオンの彼女だというリスクを置いても手を出すほどにオウスケはあの子のことを……。
「いやぁ……ヒルダちゃん、レオンの他にも結構な人数の相手いるからさぁ。
そっちの人となら友だちになれるかな?って」
「そうなのっ!?」
全然違った。
もっと全然酷い理由だった。
「えっ……なに?この村そんな感じの人だらけなの?」
ジーナさんといいヒルダさんといい、こっちは話にしか聞いてないけどイェルカさんといい、それこそオウスケといい……ああ、この間オウスケといたしていた奥さんもいたな。
この村は性に奔放な人だらけなのか?
「まあ、大きな村って言っても他に大した娯楽のない村だからなぁ」
……まあ、娯楽がないと人間そっちの娯楽に走りがちってことは聞いたこと有るけどさぁ。
「それにしたってさぁ……流石にレオンの彼女はリスク高いって……」
話は戻るけど、流石にヒルダさんはマズイんじゃないかなぁ。
「いやぁ……。
ヒルダちゃんがレオンの彼女なのは有名だからさ、それに手を出している男なら友達になりやすいかな?って」
…………なるほど、そういう考え方もあるか。
人の彼女に手を出すような男ならオウスケとも話が合いやすいだろう。
まあ……僕含めて……うん……。
「それで……どうだったの?」
「…………みんな心せめーの。
ヒルダちゃんの話しようとしたら「俺の女に手を出すな」って殴られた」
一体ヒルダさんは誰の女なんだろう……。
……ヒルダさんは『ヒルダさんの』女なんだろうなぁ。
「な、なんていうかそれは災難だったね……」
それこそその人達自身、他人の彼女に手を出しておいてなに言ってるんだ、とは思うけど、その独占欲自体は分からなくはない。
「………………」
「ん?オウスケどうしたの?」
プルプル震えだしちゃったけど、殴られた時の事でも思い出してしまったんだろうか?
「やべぇ……友達とこういう話できるのすげー楽しい」
……………………そですか。
喜びに打ち震えてるだけだった。
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