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第4章・迷動
#8
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8月上旬。
日中の暑さを避けるため、3人は日曜日の早朝、車に乗って隣町の河川敷に向かった。
場所は佐々木が焼身自殺を図った現場の対岸にあたる。
白石の運転する車はバス通りから外れ、裏手の道へと進んでいった。
道幅は狭く、人通りはほぼない。
しばらく進むと、「ここからは歩いた方が良さそうだ」と言って、白石が車を止めた。
3人は車を降りると、現場まで歩いていくことにした。
時刻はまだ6時前だが、すでに気温は高い。湿度を含んだ風が肌を撫でていく。
3人は右手に川を見ながら歩いた。
「昔はこの辺り、ホームレスがたくさん住んでいたけど……今はほとんど撤去されているな」
白石はそう言いながら、懐かしそうにあたりを見回した。
「……」
宇佐美は黙って、2人の前を歩いている。
その後ろ姿をじっと見つめたまま、野崎は夏草が生い茂る土手に目をやり、言った。
「来る時期、間違えたかもな」
この土手を下り、河原まで降りていけるのだろうか――
「どっかに河原へ降りられる場所があったはずだよ」
ケモノ道になってなけりゃね……と白石が笑う。
野崎も苦笑した。
宇佐美は、そんな背後の2人を尻目にどんどん先を行く。
(この道――)
歩きながら、自分の心拍数が上がるのが分かった。
初めて来たはずなのに、確かに見覚えがある。
「宇佐美?大丈夫か?」
背後から声をかけられて、宇佐美は立ち止まると振り向いた。
「野崎さん……」
「?」
「俺ここに来たことがある」
「え?」
「夢で見た場所と同じだ」
「マジ?」
白石が目を見張る。
「嘘じゃないよ。俺、ここを歩いてた」
そう言うと、じっと前方を見据える。
夢の中で。
目の前を歩いていた男の後をついていった。
あの男の背中を……
「……」
宇佐美は、ふいに何かに引き寄せられるように、ゆっくりと歩き始めた。
「なぁ――」
「待て」
何か言いかけた白石を制して、野崎は様子を伺った。
宇佐美は黙ったまま、先に進んでいく。
背後にいる2人のことなど、まるで眼中にないようだった。
「あいつ大丈夫か?」
「分からない……けど、ついて行こう」
野崎と白石は、一定の距離を開けたまま、宇佐美の後をついて歩いた。
宇佐美はわき目も降らず、黙々と歩き続けている。
詳しい場所は教えていないはずだが。その足取りから迷いは感じられない。
ハッキリとした目的をもって進んでいるのが分かる。
やがて――宇佐美は夏草が生い茂る土手を降りて行った。
「おいおい……ここ降りていくのかよ?」
「場所、合ってるのか?」
2人も慌ててその後に続く。夏草をかき分け、土手を降りる。河原の方へ向かって歩く宇佐美の姿が見えた。
「お前、場所教えた?」
「いいや、教えてない」
首を振る白石に、野崎はふと不安になって宇佐美を見た。
宇佐美は河原の砂利を踏みしめながら、ある場所まで来ると、ふいに足を止めた。
「……」
じっと俯き、足元を見つめている。
すぐ横を川が流れている。耳の中に入ってくるのは、その流水音だけ。
他は何もない。何も――
「――」
じっと佇んだまま微動だにしない宇佐美を、野崎達は遠巻きに見つめていた。
「あそこだよ……まさにあの場所だ。ウサギちゃん、なんで分かったんだ?」
「井上が案内したのかも……」
野崎の言葉に、白石が一瞬身を固くする。
2人は距離を置いたまま、しばらく様子を伺った。
宇佐美は目を閉じて、周囲の気配に意識を集中していた。
ここに来た時、自然と足が止まったのは、きっとここがその場所なのだろう。
ここで――ここが――井上の最期の場所。
すべてはここから始まった……のか?
その疑問に、答えが返ってくるまで、宇佐美は待つつもりでいた。
(そこにいるのか?)
そう呼びかけてみた。だが返答はない。
(何か言いたいことがあるんじゃないか?伝えたいことがあるんだろう?)
宇佐美は心の中で必死に呼びかけてみる。
(意味もなく人を死に追いやっているわけじゃないんだろう?何か目的があるなら、俺に教えて)
だが、なんの反応もない。
「……」
宇佐美はため息をついた。
そもそも、こんな呼びかけなどしたことがない。いつも一方的に見せられて聞かされて――こっちの都合など、いつだってお構いなしの連中だ。
それでも――宇佐美は諦めずに呼びかけ続けた。
(そこにいるんじゃないのか?俺をここまで連れてきたんだろう?)
川の流れは相変わらず。風もぬるく肌を湿らせていくだけ。
(いるんなら俺に何か見せてよ。何か聞かせてくれ……)
だが、なんの反応もない。
せっかくあの2人にここまで連れてきてもらったのに――
わざわざ休みを合わせて、こんな不確かなことに付き合ってもらって。
(なのに俺は、なんの役にも立ってないじゃないか……)
宇佐美は唇を噛んだ。
力になってやれって神原さんに言われたけど、俺には何もできない。
なんの力にもなれない。
(俺に……彼を助けることなんてできないよ)
宇佐美は目を開けた。
自分の無力さに嫌気がさして、2人の方を振り返ろうとした――その時。
「――⁉」
野崎はふいに、右耳に激しい耳鳴りを感じて顔をしかめた。
「どうした?」
「分からない……急に耳鳴りが」
金属をこすり合わせるような酷い音が右耳を塞ぐ。
辛そうに耳を押さえる野崎に、白石が近寄ろうとして、ふと気になり宇佐美の方へ視線を向けた。
「おい……あいつの様子も変だ――」
「え?」
野崎は顔をしかめたまま、宇佐美を見た。
宇佐美は両手で頭を抱えたまま蹲っている。
「俺の事はいい、行け!」
言われて白石は宇佐美の側に駆け寄った。
「おい、大丈夫か?しっかりしろ!」
両手で宇佐美の肩を押さえる。
宇佐美は苦しそうに頭を抱えて震えていた。
「どうすりゃいいんだよ」
狼狽える白石に向かって、野崎は怒鳴った。
「殴れ!」
「はぁ⁉」
「襲われてるのかもしれないだろう?ほっといたら殺される」
「でも……」
「殴れって言ってたろ?」
野崎はよろめきながら駆け寄ると「いいから殴れ」と、白石の手から宇佐美の体を掴んで引き寄せると、「悪く思うなよ……」と詫びてから、その頬を一発殴りつけた。
日中の暑さを避けるため、3人は日曜日の早朝、車に乗って隣町の河川敷に向かった。
場所は佐々木が焼身自殺を図った現場の対岸にあたる。
白石の運転する車はバス通りから外れ、裏手の道へと進んでいった。
道幅は狭く、人通りはほぼない。
しばらく進むと、「ここからは歩いた方が良さそうだ」と言って、白石が車を止めた。
3人は車を降りると、現場まで歩いていくことにした。
時刻はまだ6時前だが、すでに気温は高い。湿度を含んだ風が肌を撫でていく。
3人は右手に川を見ながら歩いた。
「昔はこの辺り、ホームレスがたくさん住んでいたけど……今はほとんど撤去されているな」
白石はそう言いながら、懐かしそうにあたりを見回した。
「……」
宇佐美は黙って、2人の前を歩いている。
その後ろ姿をじっと見つめたまま、野崎は夏草が生い茂る土手に目をやり、言った。
「来る時期、間違えたかもな」
この土手を下り、河原まで降りていけるのだろうか――
「どっかに河原へ降りられる場所があったはずだよ」
ケモノ道になってなけりゃね……と白石が笑う。
野崎も苦笑した。
宇佐美は、そんな背後の2人を尻目にどんどん先を行く。
(この道――)
歩きながら、自分の心拍数が上がるのが分かった。
初めて来たはずなのに、確かに見覚えがある。
「宇佐美?大丈夫か?」
背後から声をかけられて、宇佐美は立ち止まると振り向いた。
「野崎さん……」
「?」
「俺ここに来たことがある」
「え?」
「夢で見た場所と同じだ」
「マジ?」
白石が目を見張る。
「嘘じゃないよ。俺、ここを歩いてた」
そう言うと、じっと前方を見据える。
夢の中で。
目の前を歩いていた男の後をついていった。
あの男の背中を……
「……」
宇佐美は、ふいに何かに引き寄せられるように、ゆっくりと歩き始めた。
「なぁ――」
「待て」
何か言いかけた白石を制して、野崎は様子を伺った。
宇佐美は黙ったまま、先に進んでいく。
背後にいる2人のことなど、まるで眼中にないようだった。
「あいつ大丈夫か?」
「分からない……けど、ついて行こう」
野崎と白石は、一定の距離を開けたまま、宇佐美の後をついて歩いた。
宇佐美はわき目も降らず、黙々と歩き続けている。
詳しい場所は教えていないはずだが。その足取りから迷いは感じられない。
ハッキリとした目的をもって進んでいるのが分かる。
やがて――宇佐美は夏草が生い茂る土手を降りて行った。
「おいおい……ここ降りていくのかよ?」
「場所、合ってるのか?」
2人も慌ててその後に続く。夏草をかき分け、土手を降りる。河原の方へ向かって歩く宇佐美の姿が見えた。
「お前、場所教えた?」
「いいや、教えてない」
首を振る白石に、野崎はふと不安になって宇佐美を見た。
宇佐美は河原の砂利を踏みしめながら、ある場所まで来ると、ふいに足を止めた。
「……」
じっと俯き、足元を見つめている。
すぐ横を川が流れている。耳の中に入ってくるのは、その流水音だけ。
他は何もない。何も――
「――」
じっと佇んだまま微動だにしない宇佐美を、野崎達は遠巻きに見つめていた。
「あそこだよ……まさにあの場所だ。ウサギちゃん、なんで分かったんだ?」
「井上が案内したのかも……」
野崎の言葉に、白石が一瞬身を固くする。
2人は距離を置いたまま、しばらく様子を伺った。
宇佐美は目を閉じて、周囲の気配に意識を集中していた。
ここに来た時、自然と足が止まったのは、きっとここがその場所なのだろう。
ここで――ここが――井上の最期の場所。
すべてはここから始まった……のか?
その疑問に、答えが返ってくるまで、宇佐美は待つつもりでいた。
(そこにいるのか?)
そう呼びかけてみた。だが返答はない。
(何か言いたいことがあるんじゃないか?伝えたいことがあるんだろう?)
宇佐美は心の中で必死に呼びかけてみる。
(意味もなく人を死に追いやっているわけじゃないんだろう?何か目的があるなら、俺に教えて)
だが、なんの反応もない。
「……」
宇佐美はため息をついた。
そもそも、こんな呼びかけなどしたことがない。いつも一方的に見せられて聞かされて――こっちの都合など、いつだってお構いなしの連中だ。
それでも――宇佐美は諦めずに呼びかけ続けた。
(そこにいるんじゃないのか?俺をここまで連れてきたんだろう?)
川の流れは相変わらず。風もぬるく肌を湿らせていくだけ。
(いるんなら俺に何か見せてよ。何か聞かせてくれ……)
だが、なんの反応もない。
せっかくあの2人にここまで連れてきてもらったのに――
わざわざ休みを合わせて、こんな不確かなことに付き合ってもらって。
(なのに俺は、なんの役にも立ってないじゃないか……)
宇佐美は唇を噛んだ。
力になってやれって神原さんに言われたけど、俺には何もできない。
なんの力にもなれない。
(俺に……彼を助けることなんてできないよ)
宇佐美は目を開けた。
自分の無力さに嫌気がさして、2人の方を振り返ろうとした――その時。
「――⁉」
野崎はふいに、右耳に激しい耳鳴りを感じて顔をしかめた。
「どうした?」
「分からない……急に耳鳴りが」
金属をこすり合わせるような酷い音が右耳を塞ぐ。
辛そうに耳を押さえる野崎に、白石が近寄ろうとして、ふと気になり宇佐美の方へ視線を向けた。
「おい……あいつの様子も変だ――」
「え?」
野崎は顔をしかめたまま、宇佐美を見た。
宇佐美は両手で頭を抱えたまま蹲っている。
「俺の事はいい、行け!」
言われて白石は宇佐美の側に駆け寄った。
「おい、大丈夫か?しっかりしろ!」
両手で宇佐美の肩を押さえる。
宇佐美は苦しそうに頭を抱えて震えていた。
「どうすりゃいいんだよ」
狼狽える白石に向かって、野崎は怒鳴った。
「殴れ!」
「はぁ⁉」
「襲われてるのかもしれないだろう?ほっといたら殺される」
「でも……」
「殴れって言ってたろ?」
野崎はよろめきながら駆け寄ると「いいから殴れ」と、白石の手から宇佐美の体を掴んで引き寄せると、「悪く思うなよ……」と詫びてから、その頬を一発殴りつけた。
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