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小話系
理想のDom 2 ※R-18
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※R-18
「厚木さん」
「なんだ」
「どうした、吉継」
副音声が耳にざらざらして違和感しかない。
「二人とも返事しないでください。厚木さんの方です」
「ふ」
「可愛いな、吉継」
「二人とも俺だが」
どちらも片眉だけを器用に上げて、小馬鹿にしたような表情をしている。
前を見ても、いけ好かない顔。
後ろを見ても、いけ好かない顔。
確かに厚木だ。
二人とも吉継の知っている厚木にしか見えない。
でも吉継の知っている厚木は一人だけだ。見分けはつかないけれど。
「うぅぅ…」
混乱してきた。
「もう、わかりません」
「つまらない」
「もう良いのか」
「双子じゃないです…」
「ああ」
「二人とも同じ人に見えます」
「たまには的を射たことを言う」
「でも、厚木さんは一人です」
「はははっ」
「埒が明かないな」
「ああ、吉継。もうどっちでもいいだろう」
「え…」
結構重要なことだと思うのだが、厚木は違うのだろうか。
「どっちでもいいと言った」
「お前に見分けがつくなら別だが」
「うう…でも区別したい…変になります…」
「好きに呼べばいい」
厚木はどうでもいいようで、前にいる厚木は、さっきからずっと吉継の腹や太腿を撫でて遊んでいる。後ろにいる厚木も、胸や喉を撫でている。
太腿から腹へ辿るときにスルリと股の間にもいたずらをする。
「あ、厚木さん!」
「どうした、吉継」
どうしたと聞きながらも厚木の手は止まらず、ズボンのボタンを外し、脱がせにかかる。
「厚木さん…しますか」
「据え膳を放置しておくほうが罪だからな」
「わかりません…あ!」
今度は後ろの厚木が服の上から指で乳首を押し込む。
びっくりして厚木の手を掴んで止めようとした手を絡め取られる。
「だめです、聡実さん…」
「乳首が感じるのか」
首を振る。びっくりしただけだ。びっくりするくらい強く押し込まれたから、乳首の先がムズムズする気がするだけだ。
「感じません」
そう言って二人から抜け出そうと身を捩る吉継の反対の手も押さえて絡めるのは聡実だ。その間に、厚木が吉継の股の間に体を入れてしまう。
「あ…」
吉継はその手際の良さと、息のぴったり合った二人の連携に何かを言う間もなく、口を半開きにしてされるがままだった。
「俺のことも聡実と呼んでくれ」
厚木の顔が近づいてキスをされる。緩んでいた口元からスルリと舌が入り込んでくる。
そんなことをしたら、またわけが分からなくなってしまう。
「駄目…です」
「つれない奴だな」
「だって、二人とも総実さんだと困ります」
「ふっ」
後ろから顎を取られてまた唇を重ねられる。唇が頬や耳を食んでいく。
「ぅあ…」
「可愛いな」
「ああ、可愛がってやろう」
「そうしよう」
脱がされたズボンは放られ、下着の上から緩く芯が入ったものをゆっくり撫でられている。耳は舌が差し込まれて複雑な溝までも舐め尽くすように動いている。体は、二人に挟まれて思うように動かない。
一人でも手がいっぱいの厚木なのに、二人になってしまったらどうなるのだと未知の不安にかられ、絡めた手をぎゅうっと握りしめた。
「厚木さん」
「なんだ」
「どうした、吉継」
副音声が耳にざらざらして違和感しかない。
「二人とも返事しないでください。厚木さんの方です」
「ふ」
「可愛いな、吉継」
「二人とも俺だが」
どちらも片眉だけを器用に上げて、小馬鹿にしたような表情をしている。
前を見ても、いけ好かない顔。
後ろを見ても、いけ好かない顔。
確かに厚木だ。
二人とも吉継の知っている厚木にしか見えない。
でも吉継の知っている厚木は一人だけだ。見分けはつかないけれど。
「うぅぅ…」
混乱してきた。
「もう、わかりません」
「つまらない」
「もう良いのか」
「双子じゃないです…」
「ああ」
「二人とも同じ人に見えます」
「たまには的を射たことを言う」
「でも、厚木さんは一人です」
「はははっ」
「埒が明かないな」
「ああ、吉継。もうどっちでもいいだろう」
「え…」
結構重要なことだと思うのだが、厚木は違うのだろうか。
「どっちでもいいと言った」
「お前に見分けがつくなら別だが」
「うう…でも区別したい…変になります…」
「好きに呼べばいい」
厚木はどうでもいいようで、前にいる厚木は、さっきからずっと吉継の腹や太腿を撫でて遊んでいる。後ろにいる厚木も、胸や喉を撫でている。
太腿から腹へ辿るときにスルリと股の間にもいたずらをする。
「あ、厚木さん!」
「どうした、吉継」
どうしたと聞きながらも厚木の手は止まらず、ズボンのボタンを外し、脱がせにかかる。
「厚木さん…しますか」
「据え膳を放置しておくほうが罪だからな」
「わかりません…あ!」
今度は後ろの厚木が服の上から指で乳首を押し込む。
びっくりして厚木の手を掴んで止めようとした手を絡め取られる。
「だめです、聡実さん…」
「乳首が感じるのか」
首を振る。びっくりしただけだ。びっくりするくらい強く押し込まれたから、乳首の先がムズムズする気がするだけだ。
「感じません」
そう言って二人から抜け出そうと身を捩る吉継の反対の手も押さえて絡めるのは聡実だ。その間に、厚木が吉継の股の間に体を入れてしまう。
「あ…」
吉継はその手際の良さと、息のぴったり合った二人の連携に何かを言う間もなく、口を半開きにしてされるがままだった。
「俺のことも聡実と呼んでくれ」
厚木の顔が近づいてキスをされる。緩んでいた口元からスルリと舌が入り込んでくる。
そんなことをしたら、またわけが分からなくなってしまう。
「駄目…です」
「つれない奴だな」
「だって、二人とも総実さんだと困ります」
「ふっ」
後ろから顎を取られてまた唇を重ねられる。唇が頬や耳を食んでいく。
「ぅあ…」
「可愛いな」
「ああ、可愛がってやろう」
「そうしよう」
脱がされたズボンは放られ、下着の上から緩く芯が入ったものをゆっくり撫でられている。耳は舌が差し込まれて複雑な溝までも舐め尽くすように動いている。体は、二人に挟まれて思うように動かない。
一人でも手がいっぱいの厚木なのに、二人になってしまったらどうなるのだと未知の不安にかられ、絡めた手をぎゅうっと握りしめた。
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