35 / 35
悪い人にはわからない 〜『ドS彼氏に淫乱ドM調教されたあげく捨てられて、毎日身体を疼かせてる淫乱ドMだけど、実は結構純情。』
③ ドS彼氏に淫乱ドM調教されたあげく捨てられて、毎日身体を疼かせている淫乱ドMだけど、実は結構純情。
しおりを挟む
R-18
痛みを感じても、陽一の雄芯が萎えることは無かった。
むしろ、腹につくほど勃ち上がらせた頂きから、透明な蜜を噴き上がらせた。
「は…ぁ、っ…」
(もっと…強い刺激がほしい…)
(射精したい)
触りたい、扱いて射精したいという思いが頭を巡る。縛られている手をどうにかしたいと身を捩るが、縄抜けができるわけもない。
陽一の無駄な動きに、観客から嗤いが起こった。
「ナオはどうする? これだけで嬉し涙を流す変態に何を与えてあげる?」
「舐めても?」
「!」
「あ、ああもちろん。でも、これを舐められる?」
ナオの言葉に、ショーリーダーが一瞬怯んだが、すぐに役割を思い出して続けた。
「出させるのは勿体無いけれど…、これだけ欲しがっているし、舐めてあげたいな…」
「う…っ!」
勃ち上がった陰茎の裏筋を撫でられる。指先で擽られるような僅かな刺激に射精への焦燥感が膨れ上がり、腰が大きく震えた。
「舐めて欲しいよね」
「…ほしい…です」
「じゃあ栓をすればいい」
陽一の声をかき消すほどの声が観客の方から聞こえた。
「なるほど」
「いいものがある」
その提案にナオが耳を傾け、ショーリーダーが更なる提案をした。筆記具がこすれたような音がして、周りが静かになった。
彼らにとっての”いいもの”が、陽一にとっての”いいもの”かどうかはわからない。もうなんでもいい。なんでもいいから射精させて欲しい。
「いいね」
”いいもの”を確認したらしいナオの言葉に、観客からも期待の声が上がる。
パカッと空気が通ったような音がしてすぐペニスに冷たいものが落とされた。
「あっ!」
「冷たかったな」
「ローションなんて要らないと思うよ?」
「でも、怪我させたくないから」
「優しいねぇ」
ナオとショーリーダーが話を進め、観客もナオの寛容さを褒めるが、誰も陽一の心配はしない。
「入れるね」
「えっ……、……ぁっああっ!! ああああ……」
前置きもなにもあったものではない。異物が尿道を通って下へと入ってきた衝撃に、陽一は押し出されるようにして声をあげる。
「すごい、スルッと入った」
「細いプジーだからね、余裕さ」
雄芯は内側から熱を持って、射精欲まで堰き止めてしまった。
(射精したい、射精したい)
「このへん?」
「もっと下」
「こう?」
遠慮のない動きで、プジーが勢いよく奥へと入ってきた。
「……あ!!…!」
プジーがある一点を押し込んだ途端、思いもよらない快感で一気に射精感が襲ってきたけれど、尿道にプジーが居座っているおかげで叶わない。
「あっ!、…あ、あ…あ…」
「そう、到達したんじゃないかな、前立腺に」
「よかった」
ようやくナオに雄芯を舐めてもらえた。
けれど、出口のない甘い痺れは陽一の理性を奪った。
「射精したい…! 射精させてください…!!」
陽一の懇願は、観客だけでなく、ナオすですら聞こえていないものとして扱った。
痛みを感じても、陽一の雄芯が萎えることは無かった。
むしろ、腹につくほど勃ち上がらせた頂きから、透明な蜜を噴き上がらせた。
「は…ぁ、っ…」
(もっと…強い刺激がほしい…)
(射精したい)
触りたい、扱いて射精したいという思いが頭を巡る。縛られている手をどうにかしたいと身を捩るが、縄抜けができるわけもない。
陽一の無駄な動きに、観客から嗤いが起こった。
「ナオはどうする? これだけで嬉し涙を流す変態に何を与えてあげる?」
「舐めても?」
「!」
「あ、ああもちろん。でも、これを舐められる?」
ナオの言葉に、ショーリーダーが一瞬怯んだが、すぐに役割を思い出して続けた。
「出させるのは勿体無いけれど…、これだけ欲しがっているし、舐めてあげたいな…」
「う…っ!」
勃ち上がった陰茎の裏筋を撫でられる。指先で擽られるような僅かな刺激に射精への焦燥感が膨れ上がり、腰が大きく震えた。
「舐めて欲しいよね」
「…ほしい…です」
「じゃあ栓をすればいい」
陽一の声をかき消すほどの声が観客の方から聞こえた。
「なるほど」
「いいものがある」
その提案にナオが耳を傾け、ショーリーダーが更なる提案をした。筆記具がこすれたような音がして、周りが静かになった。
彼らにとっての”いいもの”が、陽一にとっての”いいもの”かどうかはわからない。もうなんでもいい。なんでもいいから射精させて欲しい。
「いいね」
”いいもの”を確認したらしいナオの言葉に、観客からも期待の声が上がる。
パカッと空気が通ったような音がしてすぐペニスに冷たいものが落とされた。
「あっ!」
「冷たかったな」
「ローションなんて要らないと思うよ?」
「でも、怪我させたくないから」
「優しいねぇ」
ナオとショーリーダーが話を進め、観客もナオの寛容さを褒めるが、誰も陽一の心配はしない。
「入れるね」
「えっ……、……ぁっああっ!! ああああ……」
前置きもなにもあったものではない。異物が尿道を通って下へと入ってきた衝撃に、陽一は押し出されるようにして声をあげる。
「すごい、スルッと入った」
「細いプジーだからね、余裕さ」
雄芯は内側から熱を持って、射精欲まで堰き止めてしまった。
(射精したい、射精したい)
「このへん?」
「もっと下」
「こう?」
遠慮のない動きで、プジーが勢いよく奥へと入ってきた。
「……あ!!…!」
プジーがある一点を押し込んだ途端、思いもよらない快感で一気に射精感が襲ってきたけれど、尿道にプジーが居座っているおかげで叶わない。
「あっ!、…あ、あ…あ…」
「そう、到達したんじゃないかな、前立腺に」
「よかった」
ようやくナオに雄芯を舐めてもらえた。
けれど、出口のない甘い痺れは陽一の理性を奪った。
「射精したい…! 射精させてください…!!」
陽一の懇願は、観客だけでなく、ナオすですら聞こえていないものとして扱った。
0
お気に入りに追加
32
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説

【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!

被虐趣味のオメガはドSなアルファ様にいじめられたい。
かとらり。
BL
セシリオ・ド・ジューンはこの国で一番尊いとされる公爵家の末っ子だ。
オメガなのもあり、蝶よ花よと育てられ、何不自由なく育ったセシリオには悩みがあった。
それは……重度の被虐趣味だ。
虐げられたい、手ひどく抱かれたい…そう思うのに、自分の身分が高いのといつのまにかついてしまった高潔なイメージのせいで、被虐心を満たすことができない。
だれか、だれか僕を虐げてくれるドSはいないの…?
そう悩んでいたある日、セシリオは学舎の隅で見つけてしまった。
ご主人様と呼ぶべき、最高のドSを…
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。


別れようと彼氏に言ったら泣いて懇願された挙げ句めっちゃ尽くされた
翡翠飾
BL
「い、いやだ、いや……。捨てないでっ、お願いぃ……。な、何でも!何でもするっ!金なら出すしっ、えっと、あ、ぱ、パシリになるから!」
そう言って涙を流しながら足元にすがり付くαである彼氏、霜月慧弥。ノリで告白されノリで了承したこの付き合いに、βである榊原伊織は頃合いかと別れを切り出したが、慧弥は何故か未練があるらしい。
チャライケメンα(尽くし体質)×物静かβ(尽くされ体質)の話。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる