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溺愛BL 〜外交のため人質として連れてこられた第一王子が皇太子様と騎士団長様に見初められて幸せになるまでの軌跡〜
人物紹介とあらすじ
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小さな国の元皇太子が、同盟という名のもと人質として送り出された先の大きな国で、第一皇太子と騎士団長に溺愛されるハーレムBL。
◆登場人物
主人公
リゲル・パシモンティア・トリス
のち、リゲル・トリス
子どもの頃から声が出ない。
ふとした時にフラッシュバックが起こる。
得体の知れない影に襲われる。
錯乱してしまうため、地下に閉じ込められていた。
催眠による意識混濁がある。
バストチネバラへ人質として差し出されることになり、初めてパシモンティアを出る。不思議と錯乱状態になることはなくなった。
グングニル・パストチネバラ・ジーク
東の最果ての国である、パストチネバラ国の皇太子。
病に臥せる父王のかわりに政務を行う、実質の王。
理性と知力で国を支える。神々しいほどに美しい姿をしている。
アヴェリーの兄。
リゲルが無害と知り、城内で自由を与える。
アヴェリー・ジーク
パストチネバラ国の騎士団長。
蛮国と言われているバストチネバラで荒れくたい者たちを圧倒的な力で従わせる狂戦士。普段は粗野で無骨ながら気のいい騎士団長。グングニルの弟で、美しい兄を崇拝している。
リゲルの純粋さを愛でる。
聖女フレイヤ・ササリー
リゲルの母。リゲルを処女懐妊で産み落とす。難産でその後は懐妊しないまま、亡くなった。
聖女
国の繁栄の象徴として、新王即位とともに選ばれる女性のこと。
処女懐妊し、女子を産む。
女子を産むと国がますます栄えるといわれている。
男子の場合はどこなりと預けられ、一般市民として生涯を終える。
儀式のための存在。
サフィア・パシモンティア・トリス
小国ながら平和な国の王。
聖女フレイヤを本妻に迎え、リゲルを可愛がる。
フレイヤが亡くなったあと迎えた本妻に子どもが生まれたことで、リアンに唆されてリゲルを塔に入れる。国外の情勢により、パストチネバラ国への人質とすることを決めた。
リアン・ベリー
我が子を皇太子にするため、リゲルを塔に閉じ込め、皇太子の座を剥奪した。
聖女信仰
パシモンティア国独自の思想。
処女妊娠による神秘性、神聖性への信仰。主に生命を産み落とす女性至上信仰だか、男性による妊娠も認める。
フレイヤが産み落としたリゲルに並々ならぬ関心を持っている。
◆あらすじ
リゲルの母は、フレイヤ・ササリーという聖女だった。時の王である、サフィア・パシモンティア・トリス王との婚姻契約を結び、処女懐妊して生まれたのがリゲルだ。聖女の子どもは女児と決まっているが、リゲルは男児だ。男児はどこなりと預けられ一般市民として生を全うするはずが、聖女が女児も、王の子も産まずに亡くなってしまったので、聖女の血を引く唯一の存在として、リゲルが第一皇太子となる。
国民の落胆は大きかった。サフィアはリゲルを可愛がったときくが、リゲルにその記憶はない。ほどなく、サフィアが二人目の聖女と婚姻したことで、リゲルは塔へと追いやられた。リゲルが物心ついたときには、塔の最上階で生活をしていた。
リゲルは幼い頃の怪我が原因で声が出ない。
怪我をしたときのことを思い出そうとすると、フラッシュバッグのような混乱が起こってしまう。多い時には日に何度も黒い影に襲われるーーー。
リゲルの声は届かず、日に何度も不安定になる。
部屋で縮こまって呻く姿に、使用人すら気味悪がって近づこうとしない。ほとんど幽閉されているような濁った生活の中で、ある日、新しく同盟を組んだ東の果てにあるパストチネバラ国に、人質として差し出されることになった。生活の保障はされていても、婚姻も望めない幽閉生活。リゲルにとって、今と変わらない環境だった。
パシモンティア国の教会が、リゲルの人質に反対の意を称えたが、父王の判断でそれは叶わなかった。
バストチネバラ国までの道のりは、バストチネバラ騎士団が責任を持って護衛を行うことになった。
騎士団長のアヴェリー・ジークは、戦場ではバーサーカーと呼ばれるほど戦い好きな狂戦士。リゲルは塔からほとんど出たことのないロイヤリティな箱入りだ。塔から出るのも怖いくらいなのに、他国への長旅など不安しかない。リゲルの不安と怯えが入り混じった声なき声に気づいてくれる人はいない。ただ、パシモンティアにいたときのような錯乱は不思議と無くなった…。
◆登場人物
主人公
リゲル・パシモンティア・トリス
のち、リゲル・トリス
子どもの頃から声が出ない。
ふとした時にフラッシュバックが起こる。
得体の知れない影に襲われる。
錯乱してしまうため、地下に閉じ込められていた。
催眠による意識混濁がある。
バストチネバラへ人質として差し出されることになり、初めてパシモンティアを出る。不思議と錯乱状態になることはなくなった。
グングニル・パストチネバラ・ジーク
東の最果ての国である、パストチネバラ国の皇太子。
病に臥せる父王のかわりに政務を行う、実質の王。
理性と知力で国を支える。神々しいほどに美しい姿をしている。
アヴェリーの兄。
リゲルが無害と知り、城内で自由を与える。
アヴェリー・ジーク
パストチネバラ国の騎士団長。
蛮国と言われているバストチネバラで荒れくたい者たちを圧倒的な力で従わせる狂戦士。普段は粗野で無骨ながら気のいい騎士団長。グングニルの弟で、美しい兄を崇拝している。
リゲルの純粋さを愛でる。
聖女フレイヤ・ササリー
リゲルの母。リゲルを処女懐妊で産み落とす。難産でその後は懐妊しないまま、亡くなった。
聖女
国の繁栄の象徴として、新王即位とともに選ばれる女性のこと。
処女懐妊し、女子を産む。
女子を産むと国がますます栄えるといわれている。
男子の場合はどこなりと預けられ、一般市民として生涯を終える。
儀式のための存在。
サフィア・パシモンティア・トリス
小国ながら平和な国の王。
聖女フレイヤを本妻に迎え、リゲルを可愛がる。
フレイヤが亡くなったあと迎えた本妻に子どもが生まれたことで、リアンに唆されてリゲルを塔に入れる。国外の情勢により、パストチネバラ国への人質とすることを決めた。
リアン・ベリー
我が子を皇太子にするため、リゲルを塔に閉じ込め、皇太子の座を剥奪した。
聖女信仰
パシモンティア国独自の思想。
処女妊娠による神秘性、神聖性への信仰。主に生命を産み落とす女性至上信仰だか、男性による妊娠も認める。
フレイヤが産み落としたリゲルに並々ならぬ関心を持っている。
◆あらすじ
リゲルの母は、フレイヤ・ササリーという聖女だった。時の王である、サフィア・パシモンティア・トリス王との婚姻契約を結び、処女懐妊して生まれたのがリゲルだ。聖女の子どもは女児と決まっているが、リゲルは男児だ。男児はどこなりと預けられ一般市民として生を全うするはずが、聖女が女児も、王の子も産まずに亡くなってしまったので、聖女の血を引く唯一の存在として、リゲルが第一皇太子となる。
国民の落胆は大きかった。サフィアはリゲルを可愛がったときくが、リゲルにその記憶はない。ほどなく、サフィアが二人目の聖女と婚姻したことで、リゲルは塔へと追いやられた。リゲルが物心ついたときには、塔の最上階で生活をしていた。
リゲルは幼い頃の怪我が原因で声が出ない。
怪我をしたときのことを思い出そうとすると、フラッシュバッグのような混乱が起こってしまう。多い時には日に何度も黒い影に襲われるーーー。
リゲルの声は届かず、日に何度も不安定になる。
部屋で縮こまって呻く姿に、使用人すら気味悪がって近づこうとしない。ほとんど幽閉されているような濁った生活の中で、ある日、新しく同盟を組んだ東の果てにあるパストチネバラ国に、人質として差し出されることになった。生活の保障はされていても、婚姻も望めない幽閉生活。リゲルにとって、今と変わらない環境だった。
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バストチネバラ国までの道のりは、バストチネバラ騎士団が責任を持って護衛を行うことになった。
騎士団長のアヴェリー・ジークは、戦場ではバーサーカーと呼ばれるほど戦い好きな狂戦士。リゲルは塔からほとんど出たことのないロイヤリティな箱入りだ。塔から出るのも怖いくらいなのに、他国への長旅など不安しかない。リゲルの不安と怯えが入り混じった声なき声に気づいてくれる人はいない。ただ、パシモンティアにいたときのような錯乱は不思議と無くなった…。
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