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湧き水で淹れるコーヒー、名水百選で淹れてみた
しおりを挟む家からはちょっと遠いのだが、コーヒー用に湧き水を汲んできて家でコーヒーを淹れている。
ミネラルウォーターは買うの大変だし、水道水より湧き水のほうが美味しいので定期的に通ってるのだ。
豆の鮮度と水がコーヒーの味を左右するという気がする。
コーヒー豆はいいものは高いので安いのを買ってるのだが、水がよければけっこう美味しい。
最近はカフェで飲んだりすると500円は超えるし、コンビニやファーストフードのコーヒーすら値上がりしてるので、自分で淹れたほうがかなりお得である。
さて、この前、長崎県の島原へ行く機会があった。
島原と言えば湧き水が豊富で日本の名水百選にも入ってる、まさに湧水の街である。
街のあちらこちらできれいな水が流れてて自由に汲めるようになってるのでペットボトルに入れ、ホテルでコーヒーと紅茶を淹れてみた。
「やっぱ違うなあ、すごい美味しい」
予想通りの結果に頷くわたし。
それほど新鮮でないドリップコーヒーなのに味がマイルドでいかにも純水という感じなのだ。
日頃、「水なんてどれも同じ」と言ってた妹すら、初めて飲んだ名水紅茶に
「美味しいかも」
と言ってた。やはり多少は水道水とは違うらしい。
こういう街中で美味しい水が手に入る所に住んでみたい。
そうすればいつでもどこでも美味しいコーヒーが飲めそう。
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