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第27話 レオとリルの新しい飼い主が決まりました。
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前回のあらすじ
南条征次郎さんと初めて会いました。厳格そうな人だけど、温和で凄く話しやすい人物でした。
☆☆☆
「現場へ一緒に向かわないか。私は仕事の都合上、一緒に行けないが、今度の連休に明希や有希と行けばいい。」
(いいんですか。有希ちゃんに遠方憑依して、行きたいです。有希ちゃん、いいよね。)
「わかったわ。駄目といっても、ラッキーのことだから、このまま動物に遠方憑依を繰り返して、行く気なんでしょう。それなら、一緒に行きましょう。」
(やったー!凄く嬉しいよ、ありがとう、有希ちゃん!)
「ただし、私の前で目立つ行動をしちゃ駄目よ。」
目的地まで一気に進めることができるぞ。しかも有希ちゃんと一緒だ。
すげー嬉しい。
そんな時、和葉ちゃんが微笑ましい表情で、俺を見て征次郎さんに尋ねた。
「それでしたら、先にこちらの用事を済ませていいですか。誘拐事件で私達を助けてくれたカイ・ランド・タロウを飼いたいと思うので、2日後に来てもらうことになってるんです。」
あ、そうだな。連休まで、まだ日はあるから、先にカイ達のことを終わらせないとな。
「ああ、勿論、構わないよ。」
(あの誘拐事件解決に関わった者の中で、カラスのジェフと犬のカイは強い霊力を持っています。今後に役立つかと思って、念話・索敵・遠方念話を教えているところです。念話はもうマスターしてますね。)
「そうか、もう教えているのなら仕方ないが、くれぐれも目立つ行動は慎むようにと言っておいてくれ。」
「そのカイ達についてなんですが、カイが遠方念話を修得したら、父、母、私や依澄、他の犬ともコミニュケーションをとって、防犯を強化する予定なんです。また、今後は、霊力のある犬を色々と探し出そうと思っています。」
「いいんじゃないか。ただし、探す時は注意が必要だ。悪意を持っている者もいるはずだからな。」
「はい、気をつけます。」
(ところで、依澄ちゃん、さっきからどうしたの?)
「ラッキーを抱き締めたいんだけど、さすがに触れないよね。」
なんか凄く残念そうにしている。
「依澄、動ける時点で十分に凄いわよ。これで実体化できたら、もう人間、じゃなくて動物でなくなるわよ。」
そりゃそうだ、さすがに実体化は無理だ。
「早く、ラッキー本体を見たいな。有希ちゃんが羨ましい。」
ふー、とりあえず、話し合いが何事も無く終了して良かった。みんな喜んでくれたしね。
さて、カイ達に知らせてあげないとね。
☆☆☆
------今日、話された内容をカイ達に伝えると、3頭とも喜んでくれた。
カイ 『新たな飼い主が決まったか。和葉様、依澄様に尽くさなければな。』
ランド
『とりあえず、決まって良かったよ。そこにいる犬達とも仲良くしないとな。ドーベルマンとシェパードだったよな。』
タロウ 『俺は食事が美味しければ、どこでもいいよ。』
タロウは食事メインかよ。まあ、これで3頭とも落ち着ける場所が見つかって良かった。
(3頭とも、任務は防犯なんだから、そこはわかっておいてね。財閥だから、不審者が多く出没するかもしれない。でも、来る客来る客、無闇やたらに噛み付くのは禁止だから、しっかりと見極めないとだめだよ。特にタロウ、一番危なっかしい)
『また、俺!捨てられたくないから、さすがに気をつけるよ。』
(それじゃあ、2日後にまた連絡するね。カイも霊力の修行、ジェフと一緒に頑張ってね。)
『あー、ラッキー、ありがとう。』
そう言って、俺は遠方憑依を切った。
☆☆☆
ふー、とりあえず一段落だな。周りを見ると、レオ・リルも起きだしたみたいだ。
レオ
『兄ちゃん、楓ちゃんと琴美ちゃんが宿題しているよ。でも、なんか寝そうになってるね。』
『宿題している時は眠っちゃだめなんだ。あの状態になった時の対処法を教えてやろう。』
リル『兄ちゃん、私にも教えて。』
『よし、まずは、ゆっくり楓ちゃんのところに近づこう。気づかれないようにな。』
『『わかった』』
そ~と近づき、
『俺は琴美ちゃんの足を甘噛みするから、レオとリルは楓ちゃんの足を頼む。思いっきり噛んじゃだめだぞ。甘噛みだからな!』
『『わかった』』
『よし、今だ、やれ~』
和葉ちゃんと依澄ちゃんは、目立つからやめた方がいいと言ってたな。そう、俺1匹じゃ目立つんだから、レオとリルもやらせたらいいんだよ。これなら大丈夫!
「「あははは~~!!!目が覚めたからやめて~~!」」
「ふー、レオとリルにやられたー。」
「私はラッキーだよ。起きてたの、全然わからなかった。」
「「「ワンワンワン」」」 訳『『『寝ちゃだめだ~~。』』』
「楓、なんか怒られてる気がするんだけど。」
「ラッキーだけじゃなくて、レオとリルもいるよ。わかったよ、寝ないから、琴美ちゃん、宿題頑張ろう。有希ちゃんはいいなー。今日は、お出かけて言ってたもんね。」
「でも、有希は、その分、夜やらないといけないんだよ。さあ、頑張ろう!」
そういえば、琴美ちゃんはレオとリルを飼ってくれるのかな?あれから2週間くらい経ってるから、結論がでていると思うんだけど、気になるな。
-------あれから1時間程で宿題が終わった。寝そうになったら、その都度、甘噛みしていたので、結構捗ったみたいだ。
「琴美ちゃん、終わったよ。ラッキーたちのお陰で、夕食前に終わったよ~。これで遊べる!」
「楓、普段どんだけ遊びに集中してるの。帰って来たら、先に宿題終わらせるべきだよ。あとが楽しいから。」
「そうだね。今回、身に染みてわかったよ。これからは先に宿題、終わらせるよ。」
「さあ、レオ・リル遊びましょう。新しい飼い主が私に決まったんだよ。喜んで~~。」
なにー!飼うことが決定したのか!
レオ
『兄ちゃん、琴美ちゃん、なんて言ったの?』
リル
『うん、教えて!』
『新しい飼い主が琴美ちゃんに決まったんだ。両親を説得できたんだな。琴美ちゃん、有希ちゃんの家はここから近いから、定期的に俺やアリー母さんとも会えるぞ!』
レオ
『本当!やったーー!琴美ちゃんありがとう!』
リル
『ありがとう、琴美ちゃん!』
うおお、2匹とも喜びすぎて、琴美ちゃんの顔中を舐めまわしてるぞ。げ、オシッコも漏らしてるぞ。嬉しいのはわかるけど。
「ちょっと待って。くすぐったいよー。ねえ、うぷ、楓、この子達、私達の言葉を理解してるよね?うぷ、わかったから口の中を舐めないでー。」
「これ、本当にわかってるよね。みんな賢い!て、そうだった、レオ・リル離れようね。」
「ありがとう、あー、服がオシッコまみれだ。嬉しくて漏らしたんだから、まあいいか。」
「あはは、着替えないとね。」
カイ・ランド・タロウも和葉ちゃん達に決まったし、ここにきて、レオ・リルも琴美ちゃんに決まって良かった。いいね、こういうほのぼのとした感じ!
南条征次郎さんと初めて会いました。厳格そうな人だけど、温和で凄く話しやすい人物でした。
☆☆☆
「現場へ一緒に向かわないか。私は仕事の都合上、一緒に行けないが、今度の連休に明希や有希と行けばいい。」
(いいんですか。有希ちゃんに遠方憑依して、行きたいです。有希ちゃん、いいよね。)
「わかったわ。駄目といっても、ラッキーのことだから、このまま動物に遠方憑依を繰り返して、行く気なんでしょう。それなら、一緒に行きましょう。」
(やったー!凄く嬉しいよ、ありがとう、有希ちゃん!)
「ただし、私の前で目立つ行動をしちゃ駄目よ。」
目的地まで一気に進めることができるぞ。しかも有希ちゃんと一緒だ。
すげー嬉しい。
そんな時、和葉ちゃんが微笑ましい表情で、俺を見て征次郎さんに尋ねた。
「それでしたら、先にこちらの用事を済ませていいですか。誘拐事件で私達を助けてくれたカイ・ランド・タロウを飼いたいと思うので、2日後に来てもらうことになってるんです。」
あ、そうだな。連休まで、まだ日はあるから、先にカイ達のことを終わらせないとな。
「ああ、勿論、構わないよ。」
(あの誘拐事件解決に関わった者の中で、カラスのジェフと犬のカイは強い霊力を持っています。今後に役立つかと思って、念話・索敵・遠方念話を教えているところです。念話はもうマスターしてますね。)
「そうか、もう教えているのなら仕方ないが、くれぐれも目立つ行動は慎むようにと言っておいてくれ。」
「そのカイ達についてなんですが、カイが遠方念話を修得したら、父、母、私や依澄、他の犬ともコミニュケーションをとって、防犯を強化する予定なんです。また、今後は、霊力のある犬を色々と探し出そうと思っています。」
「いいんじゃないか。ただし、探す時は注意が必要だ。悪意を持っている者もいるはずだからな。」
「はい、気をつけます。」
(ところで、依澄ちゃん、さっきからどうしたの?)
「ラッキーを抱き締めたいんだけど、さすがに触れないよね。」
なんか凄く残念そうにしている。
「依澄、動ける時点で十分に凄いわよ。これで実体化できたら、もう人間、じゃなくて動物でなくなるわよ。」
そりゃそうだ、さすがに実体化は無理だ。
「早く、ラッキー本体を見たいな。有希ちゃんが羨ましい。」
ふー、とりあえず、話し合いが何事も無く終了して良かった。みんな喜んでくれたしね。
さて、カイ達に知らせてあげないとね。
☆☆☆
------今日、話された内容をカイ達に伝えると、3頭とも喜んでくれた。
カイ 『新たな飼い主が決まったか。和葉様、依澄様に尽くさなければな。』
ランド
『とりあえず、決まって良かったよ。そこにいる犬達とも仲良くしないとな。ドーベルマンとシェパードだったよな。』
タロウ 『俺は食事が美味しければ、どこでもいいよ。』
タロウは食事メインかよ。まあ、これで3頭とも落ち着ける場所が見つかって良かった。
(3頭とも、任務は防犯なんだから、そこはわかっておいてね。財閥だから、不審者が多く出没するかもしれない。でも、来る客来る客、無闇やたらに噛み付くのは禁止だから、しっかりと見極めないとだめだよ。特にタロウ、一番危なっかしい)
『また、俺!捨てられたくないから、さすがに気をつけるよ。』
(それじゃあ、2日後にまた連絡するね。カイも霊力の修行、ジェフと一緒に頑張ってね。)
『あー、ラッキー、ありがとう。』
そう言って、俺は遠方憑依を切った。
☆☆☆
ふー、とりあえず一段落だな。周りを見ると、レオ・リルも起きだしたみたいだ。
レオ
『兄ちゃん、楓ちゃんと琴美ちゃんが宿題しているよ。でも、なんか寝そうになってるね。』
『宿題している時は眠っちゃだめなんだ。あの状態になった時の対処法を教えてやろう。』
リル『兄ちゃん、私にも教えて。』
『よし、まずは、ゆっくり楓ちゃんのところに近づこう。気づかれないようにな。』
『『わかった』』
そ~と近づき、
『俺は琴美ちゃんの足を甘噛みするから、レオとリルは楓ちゃんの足を頼む。思いっきり噛んじゃだめだぞ。甘噛みだからな!』
『『わかった』』
『よし、今だ、やれ~』
和葉ちゃんと依澄ちゃんは、目立つからやめた方がいいと言ってたな。そう、俺1匹じゃ目立つんだから、レオとリルもやらせたらいいんだよ。これなら大丈夫!
「「あははは~~!!!目が覚めたからやめて~~!」」
「ふー、レオとリルにやられたー。」
「私はラッキーだよ。起きてたの、全然わからなかった。」
「「「ワンワンワン」」」 訳『『『寝ちゃだめだ~~。』』』
「楓、なんか怒られてる気がするんだけど。」
「ラッキーだけじゃなくて、レオとリルもいるよ。わかったよ、寝ないから、琴美ちゃん、宿題頑張ろう。有希ちゃんはいいなー。今日は、お出かけて言ってたもんね。」
「でも、有希は、その分、夜やらないといけないんだよ。さあ、頑張ろう!」
そういえば、琴美ちゃんはレオとリルを飼ってくれるのかな?あれから2週間くらい経ってるから、結論がでていると思うんだけど、気になるな。
-------あれから1時間程で宿題が終わった。寝そうになったら、その都度、甘噛みしていたので、結構捗ったみたいだ。
「琴美ちゃん、終わったよ。ラッキーたちのお陰で、夕食前に終わったよ~。これで遊べる!」
「楓、普段どんだけ遊びに集中してるの。帰って来たら、先に宿題終わらせるべきだよ。あとが楽しいから。」
「そうだね。今回、身に染みてわかったよ。これからは先に宿題、終わらせるよ。」
「さあ、レオ・リル遊びましょう。新しい飼い主が私に決まったんだよ。喜んで~~。」
なにー!飼うことが決定したのか!
レオ
『兄ちゃん、琴美ちゃん、なんて言ったの?』
リル
『うん、教えて!』
『新しい飼い主が琴美ちゃんに決まったんだ。両親を説得できたんだな。琴美ちゃん、有希ちゃんの家はここから近いから、定期的に俺やアリー母さんとも会えるぞ!』
レオ
『本当!やったーー!琴美ちゃんありがとう!』
リル
『ありがとう、琴美ちゃん!』
うおお、2匹とも喜びすぎて、琴美ちゃんの顔中を舐めまわしてるぞ。げ、オシッコも漏らしてるぞ。嬉しいのはわかるけど。
「ちょっと待って。くすぐったいよー。ねえ、うぷ、楓、この子達、私達の言葉を理解してるよね?うぷ、わかったから口の中を舐めないでー。」
「これ、本当にわかってるよね。みんな賢い!て、そうだった、レオ・リル離れようね。」
「ありがとう、あー、服がオシッコまみれだ。嬉しくて漏らしたんだから、まあいいか。」
「あはは、着替えないとね。」
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