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4話 予想通りの追放処分
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馬車が家の敷地内に入り、整備された道をゆっくりと進み、中庭の中心に位置するサークル状の整備された場所で停止する。父-フレデリック、母-アリファナ、兄-サイガの順で降りて行き、最後に僕が降りると、馬車が動き出し、来た道を引き返していく。
家族の誰もが口を閉ざしたまま、玄関へと歩を進めていくと、3人がサークルの円周部に到達した時、こちらへゆっくりと振り返り、僕を見る。
3人全員が冷淡な目で、僕を睨んでいる。
何だろう、周囲の雰囲気がいつもと何か違う。
そうか、使用人たちが中庭に誰もいないんだ。
本来、主人が到着したら、使用人たちが出迎えるはずだ。
「リョウト、何を授かった?」
重苦しい雰囲気の中、父が質問してくる。
転生してから15年…ここが僕にとって人生の転機となる瞬間だ。
「僕の授かったギフトは、【加工】です」
10歳以降、両親は僕に屋敷の敷地内だけの軟禁生活を強要させ、厳しい教育を施してきたけど、この発言で何が変わるのだろう?
「加工? それは、物を製作する上での行為に該当する言葉で、生産系スキル所持者たちであれば、誰でもやっていることだぞ? 本来、ギフトとは、その人物の適正に合ったものが進呈される。成長促進はともかく、10歳の時点で特に強くもないお前に配置転換が与えられ何かおかしいと思っていたが、加工など魔法と何の関係性もないではないか!! 他に、何か得られたものはないのか!!」
憤怒の顔か。
【魔力の過大加算】【3つのギフト】、これには必ず意味がある。
僕自身が肝心の情報を隠匿している以上、家族にも使用人にも、この思いは誰にも伝わらない。母も、自分の望むギフトでなかったことから、穢らわしい目で僕を睨む。
「フレデリック、リョウトの言ってることは真実よ。加工以外に得たものは、何もないわ。こんな落ちこぼれが、私の子供だなんて…15年も育ててあげたのに…家の役に立たないのであれば、もうここに住まわせる必要性もないわね」
スキル【鑑定】と【看破】を持つ母が、僕の存在自体を否定する。
【鑑定】は、他者のステータス情報を覗けるけど、スキルや魔法の内部情報までは閲覧できない。
【看破】は、相手の隠蔽や偽装を見抜けるけど、母は僕より魔力量も低いため、10歳以降に習得した認識阻害や思考加速などの隠蔽したスキルや、偽装した魔力などの情報を見抜けないので、僕の持つ裏情報を何1つ知らない。
家族全員が軽蔑の眼差しを向けているせいか、揃いも揃って、ギフトの効果を追求してこない。自分たちの偏見だけで、加工を馬鹿にしている。
3つ歳上の兄-サイガが、前へと出てくる。
「お前は、【成長促進】という偉大なギフトを戴いた。そこから魔法を必死に習得しようとする努力こそ認めるが、結果を得られなければ、意味がない。貴様は、両親の期待を裏切った。この意味はわかるな?」
実に、滑稽だね。一見、冷静な言葉で僕を労わっているように聞こえるけど、その内容と顔の表情が合っていない。
兄は、僕を見下している。
魔法を扱えなくとも、体術や剣術に関しては、家庭教師や護衛騎士たちから腕前を認められているし、一般教養のレベルは兄と同等で、偽装した魔力量だって兄より300程度低いだけで、ヒライデン家の次男として恥じない魔力量のはずだ。
それが魔法を使えないだけで、どうしてここまで馬鹿にされないといけない?
僕が無言のままでいると、父が一歩前へと踏み出す。
「リョウト!! 貴様は、負しか生み出さん存在に成り果てた。成人しても、魔法を1つも習得できない愚か者など、我が家にいらん!! 只今を持って、親子の縁を切る!! 今この場で、貴様を我が家から追放する」
予想していたとはいえ、やはりその結論に達するのか。
ようやく、僕の望む言葉が聞けたと言うのに、何故か心が晴れない。
前世では、僕のせいで一家離散になった。
今世では、家族自体が屑だった。
一応、これが最後の別れなのだから、これまでの感謝だけは伝えておこう。
「わかりました。15年間、こんな不甲斐ない私を育てて頂き感謝します。私-リョウトは平民として生きます!!」
これまでの感謝を込めて、僕は深く御辞儀する。
「頭を上げろ。もし貴様が我が家の名を使った場合、命はないと思え!!」
容赦ないね、今世の父親は。
「それでは部屋に戻り、荷物を…」
「ならん。馬鹿者が!! 私の話を聞いていなかったのか? 今、この場でここを去るのだ」
うわ~お、清々しいまでのクズ親だよ。
「しかし、お金が…」
「貴様とて、今日の結果次第でこうなる事を予期していたはずだ」
ああ、予期していたよ。だけどな、あんたらに少しでも僕に対して愛情があるのなら、せめて餞別で3日程度の生活費を与えてくれてもいいだろう?
今の僕は、ショルダーバッグ1つしか持っていないんだぞ?
それを見て、何も思わないのか?
母も兄も僕を冷めた目で見ており、心配している素振りすら感じさせない。
こっちは家族との最後のお別れだからと、きっちり礼儀正しい態度をとっているのに、肝心の家族が最低な対応だな。使用人たちは、こんなクズたちと今後も付き合っていくのかと思うと不憫に思う。
「わかりました。この場で、去らせて頂きます」
「理解したのなら、さっさと去れ!!」
僕を絶望に陥れ、地べたに這いずりながら去るところを見たいのか、両親と兄はスキル[威圧]を使い、憎しみを込めた瞳で、僕を睨む。
家の役に立たないと判明した途端、扱いが更に酷くなっている。
5歳以降からわかっていたことだけど、この家族は本当に屑野郎共だ。
幼い頃から強い力を持っていると、皆こうなるのか?
前世、陰陽師の先生は、高校生の頃には陰陽師としての力を極めたらしいけど、それって小さい頃から強い力を持っていないとできないことだ。でも、僕は先生の驕っているところを見たことがない。むしろ、何かに苦しみながら、慈愛の瞳を持って、幽霊や幽霊に苦しむ人々を救っていた。僕が尊敬の眼差しで先生を褒めても、『私は、あなたの思う心優しい人じゃない。私だって、かつて悪だったのよ。1人の子供が、私の心を救ってくれたの』と言っていた。
つまり、力の強弱に関係なく、親の教育と出会う人々次第で、性格も変化するってことだ。今、僕の前でニヤついている元家族共、こんな最悪な連中であっても、普通に生きていけるのだから、世の中は本当に理不尽だよ。
今の魔力量なら、この場で[配置転換][加工]といったギフトで、家族に何らかの復讐を果すことも可能だけど、中途半端な方法でやれば、後で数倍になって跳ね返ってくる。
今は、我慢するしかない。
僕は、3人の威圧をものともせず、最後のお辞儀をし、背を向けて堂々と歩き出し、伯爵家を出て行った。
今の僕にとって、これが精一杯の復讐だ。
家族の誰もが口を閉ざしたまま、玄関へと歩を進めていくと、3人がサークルの円周部に到達した時、こちらへゆっくりと振り返り、僕を見る。
3人全員が冷淡な目で、僕を睨んでいる。
何だろう、周囲の雰囲気がいつもと何か違う。
そうか、使用人たちが中庭に誰もいないんだ。
本来、主人が到着したら、使用人たちが出迎えるはずだ。
「リョウト、何を授かった?」
重苦しい雰囲気の中、父が質問してくる。
転生してから15年…ここが僕にとって人生の転機となる瞬間だ。
「僕の授かったギフトは、【加工】です」
10歳以降、両親は僕に屋敷の敷地内だけの軟禁生活を強要させ、厳しい教育を施してきたけど、この発言で何が変わるのだろう?
「加工? それは、物を製作する上での行為に該当する言葉で、生産系スキル所持者たちであれば、誰でもやっていることだぞ? 本来、ギフトとは、その人物の適正に合ったものが進呈される。成長促進はともかく、10歳の時点で特に強くもないお前に配置転換が与えられ何かおかしいと思っていたが、加工など魔法と何の関係性もないではないか!! 他に、何か得られたものはないのか!!」
憤怒の顔か。
【魔力の過大加算】【3つのギフト】、これには必ず意味がある。
僕自身が肝心の情報を隠匿している以上、家族にも使用人にも、この思いは誰にも伝わらない。母も、自分の望むギフトでなかったことから、穢らわしい目で僕を睨む。
「フレデリック、リョウトの言ってることは真実よ。加工以外に得たものは、何もないわ。こんな落ちこぼれが、私の子供だなんて…15年も育ててあげたのに…家の役に立たないのであれば、もうここに住まわせる必要性もないわね」
スキル【鑑定】と【看破】を持つ母が、僕の存在自体を否定する。
【鑑定】は、他者のステータス情報を覗けるけど、スキルや魔法の内部情報までは閲覧できない。
【看破】は、相手の隠蔽や偽装を見抜けるけど、母は僕より魔力量も低いため、10歳以降に習得した認識阻害や思考加速などの隠蔽したスキルや、偽装した魔力などの情報を見抜けないので、僕の持つ裏情報を何1つ知らない。
家族全員が軽蔑の眼差しを向けているせいか、揃いも揃って、ギフトの効果を追求してこない。自分たちの偏見だけで、加工を馬鹿にしている。
3つ歳上の兄-サイガが、前へと出てくる。
「お前は、【成長促進】という偉大なギフトを戴いた。そこから魔法を必死に習得しようとする努力こそ認めるが、結果を得られなければ、意味がない。貴様は、両親の期待を裏切った。この意味はわかるな?」
実に、滑稽だね。一見、冷静な言葉で僕を労わっているように聞こえるけど、その内容と顔の表情が合っていない。
兄は、僕を見下している。
魔法を扱えなくとも、体術や剣術に関しては、家庭教師や護衛騎士たちから腕前を認められているし、一般教養のレベルは兄と同等で、偽装した魔力量だって兄より300程度低いだけで、ヒライデン家の次男として恥じない魔力量のはずだ。
それが魔法を使えないだけで、どうしてここまで馬鹿にされないといけない?
僕が無言のままでいると、父が一歩前へと踏み出す。
「リョウト!! 貴様は、負しか生み出さん存在に成り果てた。成人しても、魔法を1つも習得できない愚か者など、我が家にいらん!! 只今を持って、親子の縁を切る!! 今この場で、貴様を我が家から追放する」
予想していたとはいえ、やはりその結論に達するのか。
ようやく、僕の望む言葉が聞けたと言うのに、何故か心が晴れない。
前世では、僕のせいで一家離散になった。
今世では、家族自体が屑だった。
一応、これが最後の別れなのだから、これまでの感謝だけは伝えておこう。
「わかりました。15年間、こんな不甲斐ない私を育てて頂き感謝します。私-リョウトは平民として生きます!!」
これまでの感謝を込めて、僕は深く御辞儀する。
「頭を上げろ。もし貴様が我が家の名を使った場合、命はないと思え!!」
容赦ないね、今世の父親は。
「それでは部屋に戻り、荷物を…」
「ならん。馬鹿者が!! 私の話を聞いていなかったのか? 今、この場でここを去るのだ」
うわ~お、清々しいまでのクズ親だよ。
「しかし、お金が…」
「貴様とて、今日の結果次第でこうなる事を予期していたはずだ」
ああ、予期していたよ。だけどな、あんたらに少しでも僕に対して愛情があるのなら、せめて餞別で3日程度の生活費を与えてくれてもいいだろう?
今の僕は、ショルダーバッグ1つしか持っていないんだぞ?
それを見て、何も思わないのか?
母も兄も僕を冷めた目で見ており、心配している素振りすら感じさせない。
こっちは家族との最後のお別れだからと、きっちり礼儀正しい態度をとっているのに、肝心の家族が最低な対応だな。使用人たちは、こんなクズたちと今後も付き合っていくのかと思うと不憫に思う。
「わかりました。この場で、去らせて頂きます」
「理解したのなら、さっさと去れ!!」
僕を絶望に陥れ、地べたに這いずりながら去るところを見たいのか、両親と兄はスキル[威圧]を使い、憎しみを込めた瞳で、僕を睨む。
家の役に立たないと判明した途端、扱いが更に酷くなっている。
5歳以降からわかっていたことだけど、この家族は本当に屑野郎共だ。
幼い頃から強い力を持っていると、皆こうなるのか?
前世、陰陽師の先生は、高校生の頃には陰陽師としての力を極めたらしいけど、それって小さい頃から強い力を持っていないとできないことだ。でも、僕は先生の驕っているところを見たことがない。むしろ、何かに苦しみながら、慈愛の瞳を持って、幽霊や幽霊に苦しむ人々を救っていた。僕が尊敬の眼差しで先生を褒めても、『私は、あなたの思う心優しい人じゃない。私だって、かつて悪だったのよ。1人の子供が、私の心を救ってくれたの』と言っていた。
つまり、力の強弱に関係なく、親の教育と出会う人々次第で、性格も変化するってことだ。今、僕の前でニヤついている元家族共、こんな最悪な連中であっても、普通に生きていけるのだから、世の中は本当に理不尽だよ。
今の魔力量なら、この場で[配置転換][加工]といったギフトで、家族に何らかの復讐を果すことも可能だけど、中途半端な方法でやれば、後で数倍になって跳ね返ってくる。
今は、我慢するしかない。
僕は、3人の威圧をものともせず、最後のお辞儀をし、背を向けて堂々と歩き出し、伯爵家を出て行った。
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