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物語の設定(web版)

登場人物リスト 人間族と魔鬼族-2 【ネタバレあり】

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登場人物リスト3  人間族と魔鬼族

第5章 人間の隠れ里~

人間族

ククミカ (女、5歳)

初登場【第5章 人間達の隠れ里~人間達の隠れ里-1~】

母親想いの明るく元気な女の子

不治の病となった母親を治療すべく、森の何処かに咲いていると言われているヤコウソウを採取すべく、隠れ里の結界から出てしまった。途中、マッドドールに襲われていたが、シャーロット達によって助けられた。母親のナリトアはただの風邪で、ククミカが大人達の会話から勝手に推理し、不治の病と思い込んでいただけだった。

現在(サーベント王国編)、シャーロットによって製作されたツリーハウスは、完全に子供の遊び場と化しており、ククミカを含めた多くの子供達が地上に落下しない様、改良が施されている。当初、大人達はツリーハウスで遊ばせると落下する危険性があるとして、子供の要望を却下していたが、ククミカの件もあって、下手に地上で遊ばせて、結界から出て迷子になるという最悪な事態を避けるべく、苦肉の策として許可をだした。

また、ククミカと子供達は、ヌイグルミ達からも最新のタップダンスを教わっており、技術が少しずつ向上している。いつしか、シャーロットを追い越すかもしれない。


ナリトア(女、29歳)

初登場【第5章 人間達の隠れ里~大活性~】

ククミカの母親

2年前、ククミカの父親が魔物に殺され、それ以来女手一つでククミカを育てている。ククミカが行方不明となり無事に戻って来た時、抜け出した原因が自分の所為でもあったので怒るに怒れず、優しく注意するだけに留めておいた。

シャーロットがツリーハウスとツリー温泉ハウスを建設した事で、ナリトアを含めた女性陣全員が温泉の虜となり、毎日ククミカと共に温泉に入っている。


カゲロウ(男、32歳)

初登場【第5章 人間達の隠れ里~人間達の隠れ里-1~】

隠れ里の偵察部隊に所属しており、観察力・対応力・洞察力・判断力が優れているため、次期族長候補とされている。ドール族やヌイグルミ達との話し合いの場を取り仕切っているため、彼らからも慕われている。最近、隠れ里が手狭になってきたため、ドール族やヌイグルミ達専用の新たな隠れ里を森に建設中である。

ククミカの事件以降、子供達が遊びに夢中になり、結界を抜け出す危険性を考慮して、ツリーハウスを子供の遊び場として活用している。また、隠れ里のツリーハウス付近に子供達の遊び場を増やす計画を立てている。地上に建てる余裕はないので、日本でいうところのフィールドアスレチック形式を立案中である。


スキル販売野郎 (名前不明、種族不明、性別不明、年齢不明)

初登場【第5章 人間達の隠れ里~VSドールマクスウェル~】

とある目的で、世界中を旅しており、従魔はフロストドラゴンと他数体。

これまでに、【エルギスに洗脳スキルを販売】【ドール族達に融合スキルを使用】【フェルムンクに思念形態・マジックドレイン・融合スキルを譲渡】と世界に悪影響を与える人物ばかりに、スキルを販売もしくは譲渡している所為で、シャーロットからの印象は最悪である。

シャーロットのユニークスキル【構造解析】が通用しない唯一の相手。ガーランド自身も、この者を探知出来ないので、現在シャーロットに頼らず、これまでに作り出したスキルから、何者であるかを把握し所在を突き止めうとしているが、今のところ成果ゼロ。


アイリーン (女、21歳)

初登場
【第6章 古代遺跡ナルカトナ~カッシーナに到着しました~】

古代遺跡ナルカトナ近くにあるカッシーナの冒険者ギルドの受付嬢

鑑定スキルを利用して、訪れる冒険者達に能力に見合った仕事を与えているため、冒険者達からの信頼が厚い。また、美人・器量良し・母親的存在であるため、若い冒険者達からよく口説かれている。現在までに、彼女を落とせた男性はいない。

シャーロット達が訪れ、【新規料理の開発】【ナルカトナ遺跡を完全攻略し、そのルール変更を伝えたこと】【洗髪スキルを付与させたこと】、この3つの偉業を達成させた事で、カッシーナへ訪れる冒険者達が日を追うごとに増加していき、現在街全体が大盛況である。


カザンド(男、37歳)

初登場
【第6章 古代遺跡ナルカトナ~一時帰還~】

カッシーナにある冒険者ギルドのギルドマスター、頭脳派魔法使いタイプ、禿げを隠すため髪をやや伸ばしており、見た感じはひ弱に見える。シャーロット達から洗髪スキルの事を聞いた時は、内心『よっしゃ~~!禿げを治せるぞ~~』と歓喜していた。

クロイス女王からの手紙で、シャーロットが超危険人物である事を逸早く察知していたため、彼女がゼガルディーに誘拐された時、ゼガルディーが生きている事だけを祈り駆けつけたものの、そこにいたのは巨大な魔力を持った変わった人形達と変わり果てたゼガルディーであった。この時になって、改めて《シャーロットを怒らせてはいけない。ジストニス王国に存在する全てのギルドマスター達に、この1件を通達しなくては》と思い、要注意危険人物である事を心底理解した。ただし、恐怖している一方で、彼女の実績のお陰で、街が日増しに賑やかになっている事から、大いに感謝もしている。


クレア (女、17歳)

初登場
【第6章 古代遺跡ナルカトナ~宿屋ゆりかごの復活~】

両親が他界した事により、弟・妹と共に宿屋ゆりかごを経営している。これまで、経営ばかりに気をとられていた所為で、顔のニキビや手足の肌荒れを気にしていたが、ゆりかごの建物内部に温泉施設を建設してもらって以降、現在ではニキビや肌荒れが解消し、悩みを抱える事なく、ゆりかごの経営に勤しんでいる。

シャーロットへの感謝も込めて、宿屋ゆりかごをカッシーナ一で1番の宿屋に成長させる夢を持っている。


ヨシュア (男、14歳)

初登場
【第6章 古代遺跡ナルカトナ~宿屋ゆりかごの復活~】

シャーロット達を見た瞬間、リリヤに一目惚れした男の子。若干小生意気なところがあるものの、根は真っ直ぐで良い子。

リリヤの隣にいたアッシュと話していくうちにすっかり意気投合し、ヨシュアの方が2歳上ではあるが、呼び捨てで呼ばせている。リリヤとも話しているうちに、アッシュに好意がある事に気付き、アッシュ自身もリリヤに好意がある事に気付いたため、2人を思って身を引いた。


ユーリア (女、10歳)

初登場
【第6章 古代遺跡ナルカトナ~宿屋ゆりかごの復活~】

大人しく控えめな女の子であるが、芯が強く一度決めると、強い意志を持って真っ直ぐ突き進んでいく傾向がある。

両親を亡くして以降、元気を無くしていたが、シャーロットという親友が出来て以降、すっかり明るくなった。彼女がカッシーナを離れた時、彼女がゆりかごの為にしてくれた行為に、自分は感謝こそしたけど、彼女に何のお返しもしていなかったと思い、兄・姉と共に宿屋ゆりかごをカッシーナで1番立派な宿屋にして、その時に訪れたシャーロットに精一杯のお礼を言うと心に強く誓った。


ゼガルディー・ボストフ (男、19歳)

初登場
【第6章 古代遺跡ナルカトナ~ゼガルディー・ボストフ~】

シャーロットに制裁されるまでは、きつい顔付き・傲慢・短期・自分勝手などを兼ね備えた最低な貴族であったが、ホラーハウスと化した屋敷でドール族達によって、身も心もズタズタにされ、精神崩壊しかけていたところをシャーロットに助けられ(と思っている)、改心する。

シャーロット視点では、ドール達を動かして、ゼガルディーを恐怖のドン底に叩き落し気絶させたつもりだった。しかしゼガルディー視点では、気絶する寸前(本人は死ぬ寸前と思っている)、自分の所為で多くの人々を怒らせ、多大な迷惑を掛けて事を真に後悔したところで、シャーロットが強力なドール達を浄化し、こんな自分に問いかけ、暖かな光で助けてくれた事になっていた。その結果、ゼガルディーの心は完全に破壊され、シャーロットを女神と敬うようになり、そんな女神様の隣に毎日いたいと真剣に考え、今の自分ではその資格なしと判断し、これまでの悪行を精算するべく、カッシーナ各地に行き、現在謝罪行脚を敢行している。そのついでに、シャーロットが如何に素晴らしい人物であるのかを皆に説き伏せて、シャーロット教を設立しようと目論んでいる。シャーロット自身、カッシーナではかなり有名になっていたので、信者の数が少しずつ増えていっている。

シャーロットは、サーベント王国に行っているので、この事態を一切知らない。


ルナシア・アメジスタ (女、17歳)

初登場
【サーベント王国編 下準備ー~リッテムールに行きましょう~】


身分は伯爵令嬢
貴族である事を誇りに思っており、自分を犠牲にしてでも、他人を助けようとする清き強い精神を持っている。

盗賊に襲われ潜伏場所において、《私が何度も受け入れます。その代わり、他の女性達には手出ししないで下さい》と条件を出し、自分だけ何度も何度も強姦された事で、精神が崩壊してしまった。シャーロットによって助けられ、身体の隅々まで綺麗になり、リッテムールで両親と再会する事が出来た時は、互いに涙を流し抱き合った。なお両親には、《私の身体は綺麗なままです。幸い、奪ったら価値が下がるとかで、何もされていません》と、嘘を付いている。

シャーロットからビリヤードの製作方法を学び、誘拐仲間の2人の男爵令嬢と組んで、ビリヤードをジストニス全土に広げようと計画している。


アハマド (男、62歳)

初登場
【サーベント王国編 下準備ー~後始末~】


リッテムールにある冒険者ギルドのギルドマスター

年齢的な事もあり、現在は第一線を退き後進の指導を行っているため、周囲の者達や孫からも尊敬されている。シャーロット達が訪れる前、孫とクロイス女王から手紙を受け取っており、シャーロットの重要性と危険性を逸早く察知していた。そのため、シャーロットと遭遇した際、周囲に知り合いがいた場合は、辛うじて普段の厳格性を保てていたが、一度シャーロットだけになると怒らせたくない事もあって、お温和なお爺ちゃんへと変化している。現在では、シャーロットの人柄もきちんと把握したため、出会った当初の様な怯え方は無くなった。
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