元構造解析研究者の異世界冒険譚

犬社護

文字の大きさ
上 下
12 / 277
シャーロットのやらかしリスト

書籍2巻 やらかしリストと補足事項

しおりを挟む
○○○ 誤記

247ページに記載されているマリルの弟ブローノの年齢ですが……
誤  ブローノ 6歳
正  ブローノ 4歳
となります。申し訳ありません。


○○○ シャーロットのやらかしリスト

やらかし9回目(転移から17日目)   

タイトル:ネーベリック一撃粉砕
年齢 : 7歳  
場所 : ハーモニック大陸ケルビウム大森林

やらかし内容:
シャーロットはザウルス族と協力し、ティラノサウルスでもあるネーベリックと対決した。彼女は、闇の最上級魔法【ダークフレア】を【ブラックホール】で無効化し、落下してくるネーベリックを【内部破壊】で一撃粉砕する。

裏話
2巻終了時、ネーベリック討伐の件は、森林内にいる全種族達に伝えられている。直接戦いを見ていない者達は、2つの巨大魔力がぶつかり合う轟音を聞き、その後ネーベリックの魔力だけが消失したことで、どの種族達も《ネーベリックは討伐されたのではないか?》と薄々勘付いていた。ザウルス族やダークエルフ族達から討伐の知らせを聞いた時、全員が歓喜し涙を流した。


やらかし10回目(転移から20日目)

タイトル:【地雷】から【緑地】への構造編集
年齢 : 7歳
場所 ケルビウム大森林入口からフォルテム村の間
備考 web版では、【緑地】ではなく、【地力】となっている。

やらかし内容
ジストニス王国国王エルギスの差し金で、ケルビウム大森林入口からフォルテム村間において、広大な範囲で地雷が敷き詰められた。その範囲は、未だ不明である。シャーロットは、その一部のみではあるが、フォルテムまでの道程にある約300個の地雷を緑地へと構造編集し、【緑の道】へと変化させた。シャーロット達は、生まれ変わった緑地の一部を掘り起こし、村の農地にも埋めたことで、土地の活力を活性化させたため、今後村の食糧事情は、大幅に改善されるだろう。


やらかし11回目(転移から33日目) 

タイトル:短距離転移の開発
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都ムーンベルト

やらかし内容
王都到着後、シャーロットは初日の資料探索だけで、【短距離転移】の習得に成功し、仲間達を驚かせた。その後、ザンギフ、ロカ、ヘカテ、イミアの4人に習得条件を教え、ザンギフとイミアは【短距離転移】の習得に成功し、シャーロットのいないところで練習を行い、その精度を日々向上させている。


やらかし12回目(転移から35日目) 

タイトル:恐怖からくる絶叫
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都ムーンベルト

やらかし内容
ジストニス王国の騎士団がクロイス姫を捜索するため、とある魔導具【???】を引っさげて、貧民街に突然やって来た。クロイス姫は絶体絶命の危機に陥ったものの、シャーロットの幻惑魔法【幻夢】により、とある変装を施されたことで窮地を脱する事に成功した。しかし、変装したクロイス姫の姿は、【リ○グの貞○と口裂け女】が融合された女性であったため、その姿を見た敵味方全員が恐怖のあまり大絶叫した。外にいた子供達全員が大泣きし、トラウマを植え付ける程の怖さであった。もし、この捜索が薄暗い夕刻に行われていたら、クロイスの姿を見た全員が恐怖で気絶していただろう。

裏話
翌日、クロイス姫自身がアトカの幻惑魔法【幻夢】により、再度【あの姿】に変装し、子供達が遊んでいる場所へ向かった。当初、子供達は【貞○+口裂け女】となった彼女を怖れたものの、勇気を出して昨日の夕食のお礼を言ったことで、クロイス自身も笑顔でその想いに応えたことがキッカケとなり、子供達と打ち解けることに成功した。

裏話の真相
ただ、この時に見せたクロイス姫の笑顔…………普通の大人が見れば、恐怖を覚え逃げ出していたかもしれない。当初、子供達全員も気味悪がって後退りしていたものの、《そんなことをすれば、彼女の心が益々傷ついてしまう》と思い、全員が勇気を振り絞り、彼女のために足を前に踏み出したのだ。クロイス姫は、そんな子供達を見て感銘を受けた。何故ならば、彼女自身も鏡を見て、変装した自分の顔に恐怖していたからだ。この結果、クロイスも子供達も恐怖に打ち勝ち、互いに楽しく話せる間柄となった。この女性の正体がクロイス姫の変装であることは、大人達は子供達にまだ教えていない。


○○○ 2巻終了時のシャーロットとマリルのステータス


名前  シャーロット・エルバラン
種族 人間? /性別 女/年齢 7歳/出身地 エルディア王国

レベル7/HP44/MP999/攻撃0/防御999/敏捷999/器用669/知力857
魔法適性 全属性/魔法攻撃0/魔法防御999/魔力量999

回復魔法 : イムノブースト・ヒール・ハイヒール・リジェネレーション
火魔法 : ファイヤーボール
水魔法 : アイスボール
風魔法 : ウィンドシールド・エアクッション
幻惑魔法 : 幻夢
空間魔法 : テレパス・短距離転移
闇魔法:ブラックホール

ノーマルスキル欄
Lv10
魔力感知・魔力操作・魔力循環・鑑定・気配遮断・隠蔽・暗視・HP自動回復・MP自動回復・自己犠牲
Lv8 気配察知・聴力拡大・跳躍
Lv6 視力拡大
Lv5 内部破壊・威圧・身体強化・立体舞踏
Lv2 洗濯

ユニークスキル
全言語理解・精霊視・構造解析・構造編集・環境適応・無詠唱・状態異常無効・ダークコーティング

称号 : 癒しマスター


名前  マリル・クレイトン
種族 人間/性別 女/年齢 19歳/出身地 エルディア王国

レベル17/HP281/MP263/攻撃322/防御259/敏捷356/器用415/知力467
魔法適性 火・水・風・土・雷・木・光・空間/魔法攻撃335/魔法防御272/魔力量263

回復魔法 : イムノブースト・ヒール・ハイヒール
火魔法 : ファイヤーボール・ファイヤーストーム
水魔法 : アイスボール・アイスストーム・ダイヤモンダスト・アイシクルノヴァ
風魔法 : エアカッター・ウィンドストーム・ウィンドシールド・エアクッション
土魔法: アースウォール・サンドスパイク
雷魔法: ライトニング・ライトニングボルト
木魔法: ウッドウォール
幻惑魔法 : 幻夢
空間魔法 : テレパス・短距離転移

ノーマルスキル欄
Lv10 洗濯・視力拡大
Lv8  魔力感知・魔力操作・魔力循環
Lv6  看破・識別
Lv5  気配察知・気配遮断・威圧・武器強化・身体強化
Lv4  聴力拡大・暗視
Lv3  隠蔽・視線誘導・剣術

剣技:なし
ユニークスキル:千里眼・無詠唱

称号 : 修羅

【修羅】
怒りに囚われたまま、誰の助けも借りることなく、同格以上の魔物達を物理攻撃のみで、連続50体討伐した者に授与される称号。

副次効果:ステータス限界数値500の能力限界突破
          攻撃+50、魔法攻撃+50

備考:基本ステータスはBランクであるものの、スキルを使用することで、Sランクに近い力量を発揮することが可能。

しおりを挟む
感想 1,911

あなたにおすすめの小説

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します

怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。 本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。 彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。 世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。 喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。

「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます

七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。 「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」 そう言われて、ミュゼは城を追い出された。 しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。 そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……

聖女としてきたはずが要らないと言われてしまったため、異世界でふわふわパンを焼こうと思います!

伊桜らな
ファンタジー
家業パン屋さんで働くメルは、パンが大好き。 いきなり聖女召喚の儀やらで異世界に呼ばれちゃったのに「いらない」と言われて追い出されてしまう。どうすればいいか分からなかったとき、公爵家当主に拾われ公爵家にお世話になる。 衣食住は確保できたって思ったのに、パンが美味しくないしめちゃくちゃ硬い!! パン好きなメルは、厨房を使いふわふわパン作りを始める。  *表紙画は月兎なつめ様に描いて頂きました。*  ー(*)のマークはRシーンがあります。ー  少しだけ展開を変えました。申し訳ありません。  ホットランキング 1位(2021.10.17)  ファンタジーランキング1位(2021.10.17)  小説ランキング 1位(2021.10.17)  ありがとうございます。読んでくださる皆様に感謝です。

転生令嬢の食いしん坊万罪!

ねこたま本店
ファンタジー
   訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。  そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。  プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。  しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。  プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。  これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。  こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。  今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。 ※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。 ※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。

巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!

あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!? 資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。 そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。 どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。 「私、ガンバる!」 だったら私は帰してもらえない?ダメ? 聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。 スローライフまでは到達しなかったよ……。 緩いざまああり。 注意 いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。

失われた力を身に宿す元聖女は、それでも気楽に過ごしたい~いえ、Sランク冒険者とかは結構です!~

紅月シン
ファンタジー
 聖女として異世界に召喚された狭霧聖菜は、聖女としての勤めを果たし終え、満ち足りた中でその生涯を終えようとしていた。  いや嘘だ。  本当は不満でいっぱいだった。  食事と入浴と睡眠を除いた全ての時間で人を癒し続けなくちゃならないとかどんなブラックだと思っていた。  だがそんな不満を漏らすことなく死に至り、そのことを神が不憫にでも思ったのか、聖菜は辺境伯家の末娘セーナとして二度目の人生を送ることになった。  しかし次こそは気楽に生きたいと願ったはずなのに、ある日セーナは前世の記憶と共にその身には聖女としての癒しの力が流れていることを知ってしまう。  そしてその時点で、セーナの人生は決定付けられた。  二度とあんな目はご免だと、気楽に生きるため、家を出て冒険者になることを決意したのだ。  だが彼女は知らなかった。  三百年の時が過ぎた現代では、既に癒しの力というものは失われてしまっていたということを。  知らぬままに力をばら撒く少女は、その願いとは裏腹に、様々な騒動を引き起こし、解決していくことになるのであった。 ※完結しました。 ※小説家になろう様にも投稿しています

追放された引きこもり聖女は女神様の加護で快適な旅を満喫中

四馬㋟
ファンタジー
幸福をもたらす聖女として民に崇められ、何不自由のない暮らしを送るアネーシャ。19歳になった年、本物の聖女が現れたという理由で神殿を追い出されてしまう。しかし月の女神の姿を見、声を聞くことができるアネーシャは、正真正銘本物の聖女で――孤児院育ちゆえに頼るあてもなく、途方に暮れるアネーシャに、女神は告げる。『大丈夫大丈夫、あたしがついてるから』「……軽っ」かくして、女二人のぶらり旅……もとい巡礼の旅が始まる。

聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います

登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」 「え? いいんですか?」  聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。  聖女となった者が皇太子の妻となる。  そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。  皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。  私の一番嫌いなタイプだった。  ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。  そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。  やった!   これで最悪な責務から解放された!  隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。  そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。