詩篇『恋愛論』

月森冬夜

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世界

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 どれだけあの人を思っているか

 どれだけ自分が苦しいか

 それを知ってもらいたくて

 あなたが命を絶ったとしても

 あの人はもうなんとも思わない

 ただの無駄死にだ



 あの人がすべてだったあなたにとって

 世の中のすべてが背を向けたようなもの



 あの人はもう、あなたを必要としていない

 世界はもう、あなたを必要としていない。
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