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第3部
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教室にもどってホームルームに顔を出した比良坂蛍子は、放課後また美術室で月見里明里と小嶋魅那子の絵を描きはじめた。
「部長、今日はなんで反対向きなんですか?」
いつもと逆方向を向いて座っている蛍子に部員のひとりが寄ってきて、まだ白が多いキャンバスを覗きながらたずねた。
「ん? たまにはね、気分転換よ」
キャンバスのすぐ向こうには明里と魅那子が座っているのだが部員たちには見えていない。
しかし、部長のキャンバスには机に座るふたりの女子高校生の下書きができあがってきている。部員は不思議そうに首を傾げたが、それが明里と魅那子であると気づいてそっと離れていった。蛍子が生前のふたりとの思い出を偲んで描いているのだろうと推測して、邪魔にならないようにと距離を置いたのである。
それにしても、だれにも見えていないのをあらためて確認すると、蛍子の脳裏にはまた妄想説が浮かび上がって不安になるのだった。
本日も部員たちは早々に帰すことにした。
「部長、大丈夫ですか? 文化祭まであと三日ですけど」
部員のひとりが帰りじたくをしながら言った。
蛍子としては、人がいるとふたりと話ができないので早く帰したいのだが、毎日ともなると少しあからさまだったかもしれない。
「うん、準備が押してないなら早く帰すように言われているのよ」
これは本当のことであった。
学校側としてはこれ以上の事故や事件は勘弁してほしいということだろう。全校生徒に「なるべく寄り道をせずに帰宅するように」というお達しが出ている。
そういった理由があるので部員たちを帰しやすかった。
みんな出て行って出入口のドアが閉まったのを確認したので、蛍子は明里と魅那子とおしゃべりを開始しようとした。
しかし、すぐにドアが開いたので、開きかけた口を閉じた。
振り向くとひとりの女子生徒が顔をのぞかせていた。
「あのぅ、すいません」
「はあい?」
知らない顔だった。部員ではない。
「遅い時間にすいませんが、見学させてもらってもいいですか?」
全身があらわれる。体格は中肉中背で、痩せても太ってもいない。いたって普通の女子高校生だが蛍子とは大きく異なる箇所があった。
「はあい、いいですよ。いいけど……うちの生徒?」
着ている制服がこの高校のものではなかった。
「あっ、はい。転校してきたばかりでまだ制服がなくて。二年の『かみきまりあ』と申します。『神さまの木』に『真理を安んじる』と書きます」
前髪を切りそろえたあご丈のボブというかおかっぱ頭と、丁寧な言葉使いが清楚な雰囲気をただよわせていた。
「あ、そうなんだ。どうぞゆっくり見ていって」
壁には部員の作品が並んでいる。今日は遅いから作業風景は見れずともそれだけでいいだろうと思った。
「みんな帰っちゃったけど」と言おうとした蛍子は、さきに口を開いた神木真理安の言葉を聞いて息を飲んだ。
「みなさん、遅くまで頑張ってらっしゃるんですね」
「みなさん……?」
(みなさん?)
(みなさん?)
明里と魅那子が顔を見合わせた。
(見えてる?)
(見えてる?)
「ええ、そうなのよ。文化祭が近いから」
蛍子は話を合わせた。
明里は見られていると思って、そっと机から降りた。
「そうなんですね」
真理安は近づいて蛍子のキャンバスをのぞいた。
「あまり見ないで、描きかけは恥ずかしいから」
「あっ、すみません」
真理安はひゅっと首を引っ込めた。
(さて……)
(どうする?)
(どうする?)
真理安と向き合った蛍子は、明里と魅那子の視線が背中に刺さるのを感じた。
(いや、説明するのあたしじゃなくてもいいでしょ。みんな見えてるんだから)
蛍子の心の声に対し「いやいや、そこは部長が……」という明里の返事が聞こえてくるようである。
蛍子はこの荒唐無稽な状況を打ち明けるべきかどうか悩んだが、真理安がもし美術部に入ればこの風景に関してほかの部員とのあいだに齟齬が生じるのは明白である。説明しないわけにはいかない。また、ふたりを視ることができる人物ははじめてなので、いろいろと聞きたいこともあった。
「神木さん……」
蛍子は意を決して口を開いた。
「はい」
「いきなりおかしなこと聞いて悪いけど、あなた霊感とかあるほう?」
「え、あ、はい……かなり強いと思います」
「そう、やっぱりね。幽霊とか見える?」
「はい。たまにですけど」
「幽霊と生きている人間を見分けられる?」
「うーん、どうでしょう。たぶん見分けられると思います」
「いま……見分けられてないわよ」
「えっ……?」
真理安はしばらくぽかんとしていた。
「いま、ここに、幽霊がいるってことですか?」
「そう」
真理安はここにいる面々をじっくりと見渡した。
「霊が……?」
なにもないところにも目をこらす。見えていないのかもしれないからだ。
「ここにいるあたし以外は幽霊よ」
「えっ!」
蛍子の言葉に反応して、真理安の肩がビクッと大きく動いた。
無理もないがあまりに大きなリアクションだったので、蛍子は真理安の身体が少し浮いたのではないかと思った。
「そ、そうなんですか?」
「そうなのよ。ここにいるふたりとも」
「あたしと、行儀悪く机に座ってるこの人よ」
「おまえもさっきまで座ってただろ」
蛍子がバラしてしまったので明里と魅那子はいっせいにしゃべりはじめた。
「ええ? ぜんぜんわからないです」
「見えない人にはまったく見えないのに、見える人にはふつうの人間とかわらないって不思議なものね」
蛍子はからかっているわけじゃないことを証明するために腕を横に振った。その手は明里の腰のあたりをすり抜けた。
「ちょっと、どこさわってんのよ」
明里が文句を言ったが、さわれてないのは真理安の目にもあきらかだった。
「この子が月見里明里で、こっちが小嶋魅那子。あたしは部長の比良坂蛍子」
蛍子が紹介をはじめると、真理安はなるほどとうなずいた。
「ニュースになったかたですね」
「そうよ。おかげで一躍『時の人』よ」
「自慢にはならないけどな」
「あたしともあろう美少女が、全国デビューが死んだあととは。トホホ」
「なにが『トホホ』だよ」
ふたりのやりとりを聞いていて蛍子は「幽霊としての説得力には欠ける」と思っていた。
「部長、今日はなんで反対向きなんですか?」
いつもと逆方向を向いて座っている蛍子に部員のひとりが寄ってきて、まだ白が多いキャンバスを覗きながらたずねた。
「ん? たまにはね、気分転換よ」
キャンバスのすぐ向こうには明里と魅那子が座っているのだが部員たちには見えていない。
しかし、部長のキャンバスには机に座るふたりの女子高校生の下書きができあがってきている。部員は不思議そうに首を傾げたが、それが明里と魅那子であると気づいてそっと離れていった。蛍子が生前のふたりとの思い出を偲んで描いているのだろうと推測して、邪魔にならないようにと距離を置いたのである。
それにしても、だれにも見えていないのをあらためて確認すると、蛍子の脳裏にはまた妄想説が浮かび上がって不安になるのだった。
本日も部員たちは早々に帰すことにした。
「部長、大丈夫ですか? 文化祭まであと三日ですけど」
部員のひとりが帰りじたくをしながら言った。
蛍子としては、人がいるとふたりと話ができないので早く帰したいのだが、毎日ともなると少しあからさまだったかもしれない。
「うん、準備が押してないなら早く帰すように言われているのよ」
これは本当のことであった。
学校側としてはこれ以上の事故や事件は勘弁してほしいということだろう。全校生徒に「なるべく寄り道をせずに帰宅するように」というお達しが出ている。
そういった理由があるので部員たちを帰しやすかった。
みんな出て行って出入口のドアが閉まったのを確認したので、蛍子は明里と魅那子とおしゃべりを開始しようとした。
しかし、すぐにドアが開いたので、開きかけた口を閉じた。
振り向くとひとりの女子生徒が顔をのぞかせていた。
「あのぅ、すいません」
「はあい?」
知らない顔だった。部員ではない。
「遅い時間にすいませんが、見学させてもらってもいいですか?」
全身があらわれる。体格は中肉中背で、痩せても太ってもいない。いたって普通の女子高校生だが蛍子とは大きく異なる箇所があった。
「はあい、いいですよ。いいけど……うちの生徒?」
着ている制服がこの高校のものではなかった。
「あっ、はい。転校してきたばかりでまだ制服がなくて。二年の『かみきまりあ』と申します。『神さまの木』に『真理を安んじる』と書きます」
前髪を切りそろえたあご丈のボブというかおかっぱ頭と、丁寧な言葉使いが清楚な雰囲気をただよわせていた。
「あ、そうなんだ。どうぞゆっくり見ていって」
壁には部員の作品が並んでいる。今日は遅いから作業風景は見れずともそれだけでいいだろうと思った。
「みんな帰っちゃったけど」と言おうとした蛍子は、さきに口を開いた神木真理安の言葉を聞いて息を飲んだ。
「みなさん、遅くまで頑張ってらっしゃるんですね」
「みなさん……?」
(みなさん?)
(みなさん?)
明里と魅那子が顔を見合わせた。
(見えてる?)
(見えてる?)
「ええ、そうなのよ。文化祭が近いから」
蛍子は話を合わせた。
明里は見られていると思って、そっと机から降りた。
「そうなんですね」
真理安は近づいて蛍子のキャンバスをのぞいた。
「あまり見ないで、描きかけは恥ずかしいから」
「あっ、すみません」
真理安はひゅっと首を引っ込めた。
(さて……)
(どうする?)
(どうする?)
真理安と向き合った蛍子は、明里と魅那子の視線が背中に刺さるのを感じた。
(いや、説明するのあたしじゃなくてもいいでしょ。みんな見えてるんだから)
蛍子の心の声に対し「いやいや、そこは部長が……」という明里の返事が聞こえてくるようである。
蛍子はこの荒唐無稽な状況を打ち明けるべきかどうか悩んだが、真理安がもし美術部に入ればこの風景に関してほかの部員とのあいだに齟齬が生じるのは明白である。説明しないわけにはいかない。また、ふたりを視ることができる人物ははじめてなので、いろいろと聞きたいこともあった。
「神木さん……」
蛍子は意を決して口を開いた。
「はい」
「いきなりおかしなこと聞いて悪いけど、あなた霊感とかあるほう?」
「え、あ、はい……かなり強いと思います」
「そう、やっぱりね。幽霊とか見える?」
「はい。たまにですけど」
「幽霊と生きている人間を見分けられる?」
「うーん、どうでしょう。たぶん見分けられると思います」
「いま……見分けられてないわよ」
「えっ……?」
真理安はしばらくぽかんとしていた。
「いま、ここに、幽霊がいるってことですか?」
「そう」
真理安はここにいる面々をじっくりと見渡した。
「霊が……?」
なにもないところにも目をこらす。見えていないのかもしれないからだ。
「ここにいるあたし以外は幽霊よ」
「えっ!」
蛍子の言葉に反応して、真理安の肩がビクッと大きく動いた。
無理もないがあまりに大きなリアクションだったので、蛍子は真理安の身体が少し浮いたのではないかと思った。
「そ、そうなんですか?」
「そうなのよ。ここにいるふたりとも」
「あたしと、行儀悪く机に座ってるこの人よ」
「おまえもさっきまで座ってただろ」
蛍子がバラしてしまったので明里と魅那子はいっせいにしゃべりはじめた。
「ええ? ぜんぜんわからないです」
「見えない人にはまったく見えないのに、見える人にはふつうの人間とかわらないって不思議なものね」
蛍子はからかっているわけじゃないことを証明するために腕を横に振った。その手は明里の腰のあたりをすり抜けた。
「ちょっと、どこさわってんのよ」
明里が文句を言ったが、さわれてないのは真理安の目にもあきらかだった。
「この子が月見里明里で、こっちが小嶋魅那子。あたしは部長の比良坂蛍子」
蛍子が紹介をはじめると、真理安はなるほどとうなずいた。
「ニュースになったかたですね」
「そうよ。おかげで一躍『時の人』よ」
「自慢にはならないけどな」
「あたしともあろう美少女が、全国デビューが死んだあととは。トホホ」
「なにが『トホホ』だよ」
ふたりのやりとりを聞いていて蛍子は「幽霊としての説得力には欠ける」と思っていた。
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