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第1章
第8話 初依頼とオーク
しおりを挟む前回のあらすじー!!
テンプレ予感的中!
冒険者ギルドについて
フィリアはヒロイン?それともサブキャラ?
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
俺は冒険者ギルドを出た後、依頼でフェルト草原へ来ていた。
優希「色々な雑草とかがあってどれがフェルト草かわからないな、超鑑定を使って探してみるか」
俺は超鑑定を使い、数分でフェルト草を10束集めた。
フェルト草を探してる最中レアな薬草がたまに見つかったので、それも拾ってはアイテムボックスに放り込んだ。
優希「よし、これでフェルト草は10束集まったな。次はアルト森でゴブリン5体討伐か」
俺はフェルト草を10束集め終わると、フェルト草原からアルト森へと向かった。
優希「えーと、ゴブリン、ゴブリンっと」
俺がゴブリンを探していると、こっちに魔物が来る反応が五つほどあった。
優希「ん?何匹かこっちに向かってきているな、ゴブリンか?」
俺がそう思っていると、魔物がこちらの近くにやってきた。
そして、確認するとその魔物は五匹全員が三メートルはあるであろうオークがいた。
優希「え? オーク? オークって確か弱い個体でCランク以上推薦で、強い個体はBランク以上推薦のあのオークだよね?」
俺がそう呟いていると、
オーク「オマエノセイキヲスワセロ、オマエノセイキヲスワセロ」
俺は驚愕した。
魔物が言葉を喋ったのだ。
普通魔物は言葉を喋らないが、一定以上のランクをもつ魔物の五割は喋れると言う。
ん?てかオークが喋れるって事は相当ランク高いよね?
しかもさっきオークはなんていった?
精気を吸わせろ? いやきっと俺の聞き間違えだ、うん絶対そうだ。
一応このオークは喋れる見たいだし、1度話を聞いてみよう(震え声)
優希「あのーオークさん? えっとー今さっきなんて言いました?」
オーク「セイキヲスワセロトイッタンダ」
優希「……え、えーと……な、なぜ精気を?……」
オーク「ワタシタチオークノメスハウマレタトキカラツネニハツジョウジョウタイダ。
ダカラツネニオスノセイキヲモトメテワタシタチハコウドウシテイル」
優希「……」
オーク「ダカラセイキヲスワセロ」
優希「……」
オーク「オイキイテイルノカ、ダイジョウブイタクナイカラ」
俺はオークに捕まってあれやこれやとされる事を想像して、恐怖していた。
そして、俺はオークに襲われない為にもここで殺していた方がいいだろうと判断し、俺は火属性魔法の中級魔法をオークに放った。
オーク「ン?モシカシテコワクテウゴケナイノカ?ナラチョウドイイ、ソノキョウフヲスグニカイカンニカエサセテヤロウ」
優希「お前らに俺が犯されて、精気を吸い取られてたまるか! ファイアーボール!」
ファイアーボールとは火属性魔法の中級魔法である。
俺が放ったファイアーボールは火属性魔法の初級魔法であるファイアを放った時の大きさとは比べ物にならないくらいの火の玉をオーク達放った。
オーク「ナ、ナンダコレハ、ウワァァァァ」
オーク達はファイアーボールで完全に塵に変わっていた。
オークは塵になる前にこう言っていた。
オーク「セ、セメテサイゴハセイキヲスッテシニタカッタ……」
優希「ごめんな、俺の精気は俺の女だけの物だ。」
優希がそう言い放つと、オーク達は塵になっていった。
優希「ふぅ、なんか疲れたな……よし、帰るか」
そして優希がコルト村へ帰ろうとしたとき、優希は何か忘れているような気がし、少し考えた後。
優希「ん?そういえば何か忘れているようなー……あ、ゴブリン」
優希はゴブリンを討伐していない事に気が付き急いでゴブリンを討伐しに行こうとして、ギルドカードを見た時、「あ、なんかゴブリン討伐しちゃってる」と呟いたのだった。
なぜゴブリンを既に討伐しているのかと言うと、さっきオーク達に火属性魔法の中級魔法、ファイアーボールを放った時にその威力で、数メートル先の木の数々は燃えて塵になっていた。
その時にその近くにいたゴブリンや他の魔物達は巻き添えで死を迎えたのであった。
優希「前よりは威力抑えれたはずなんだけどな……」
優希は帰る際そう呟いたのだった。
オークやゴブリン、その他魔物を討伐した後コルト村へ戻ってきた。
すると、門番には兵士がいた。
兵士「身分証を出してくれ」
そして、優希はギルドカードを出した。
優希「これで問題ないか?」
兵士「!!……あ、あぁもう通っていいぞ」
兵士はなぜか驚愕していたが、優希はそれを気にすることなくコルト村へと入り、冒険者ギルドへと向かったのだった。
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