あたらぬ日々

2024年

10月28日（月）

　夫の大阪土産はきまって551蓬莱さんの肉まんだ。たまの大阪出張の際に買ってきてもらう。家族そろって肉まん好き。
　今回のお土産は、肉まんにおまけがあった。
　大阪は十三にある喜八州総本舗さんの「力士最中」である。
　お恥ずかしながら、わたしは力士最中の存在を存じ上げなかった。聞くところによると、老舗の大変有名なお菓子とのこと。わくわく。
　箱を受け取ってまずびっくり。重い。4人家族なのに、いったいいくつ買ってきたんだ？
　箱をあけてまたびっくり。最中五つ入り。でもわたしの知る最中5個分の重さじゃない。
　取り出してみてさらにびっくり。
　力士だ。
　これは間違いなく最中力士だ。力士最中でなく、最中の力士。それも横綱。重さに比例した大きさはジャパニーズサイズの一個じゃない！
　メジャーで測ったわけでないから正しい数字ではないが、一辺が約10センチの正方形で厚さは2センチぐらいある。薄い最中にあんこがぎっしり。よくこれだけのあんこを、この薄さで保ってられるなといった感想だ。作りは大変しっかりしていてへにょへにょへなちょこ感は皆無。ででんと貫禄がある。
　実はわたくし、あまり甘いものは得意なほうでない。もちろん甘味がほしいときはある。自ら望んで食べるのだけれど、数口あれば満足できるタイプなのだ。そんなわたしがいきなり横綱戦に挑んでいいのだろうか。
　結果、勝利。
　そりゃ食べきるわさ！
　基本的に食べ物を残すという選択をしないのもあるけれど、なんだかんだで「すごいね」「大きいね」と話しながら食べているうちに完食してしまっていた。
　お腹いっぱいになったけれど、甘すぎて気持ち悪いなんていうことはない。これはすごいぞ。
　おそるべき力士最中。

2024.10.28
　あわただしさが落ち着きそう。一息つける。

　秋はイベントが多ございますね。
　わたしも週に最低一回は学校へ赴く用事があるし、別のコミュニティでもやることがいくつかある。全部が全部、積極的に参加したいかというと、そうではない場合がほとんど。面倒だよね。でもさ、やらないとよけい面倒なことになる……なんてこともあるわけで。そうやって不特定多数が協力して成り立っている社会もあると、わたしは思っている。
　さて、今日はそんな面倒ごとの中に一区切りがつくものがありそう。
　ひとつずつ片づけていくしかない。
　明日また、別の「ひとつ」に当たるために、今日は一休みいれましょう。
　ひとつづつ、ひとつづつ、そう繰り返せばいずれタスクはゼロになるのよ。深く考えず、難しくも考えず、目の前のひとつをやっつけていきましょうぞ。