遅咲きの番は孤独な獅子の心を甘く溶かす
辺境の片田舎にある育った村を離れ、王都へやって来たリトは、これまで知らなかった獣人という存在に魅せられる。
自分の住む国が獣人の国であることも知らなかったほど世情に疎いリト。
獣人には本能で惹き合う番(つがい)という伴侶がいると知る。
番を深く愛する獣人は人族よりもずっと愛情深く優しい存在だ。
国王陛下の生誕祭か近づいた頃、リトは王族獣人は生まれながらにして番が決まっているのだと初めて知った。
しかし二十年前に当時、王太子であった陛下に番が存在する証し〝番紋(つがいもん)〟が現れたと国中にお触れが出されるものの、いまもまだ名乗り出る者がいない。
陛下の番は獣人否定派の血縁ではないかと想像する国民は多い。
そんな中、友好国の王女との婚姻話が持ち上がっており、獣人の番への愛情深さを知る民は誰しも心を曇らせている。
国や国王の存在を身近に感じ始めていたリトはある日、王宮の騎士に追われているとおぼしき人物と出会う。
黄金色の瞳が美しい青年で、ローブで身を隠し姿形ははっきりとわからないものの、優しい黄金色にすっかり魅了されてしまった。
またいつか会えたらと約束してからそわそわとするほどに。
二度の邂逅をしてリトはますます彼に心惹かれるが、自身が国王陛下の番である事実を知ってしまう。
青年への未練、まったく知らない場所に身を置く不安を抱え、リトは王宮を訊ねることとなった。
自分という存在、国が抱える負の部分、国王陛下の孤独を知り、リトは自分の未来を選び取っていく。
スパダリ獅子獣人×雑草根性な純真青年
僕はもう貴方を独りぼっちにはしない。貴方を世界で一番幸せな王様にしてみせる
本編全30話
番外編4話
個人サイトそのほかにも掲載されています。
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完結おめでとうございます😊
穏やか溺愛攻めの幸せなお話でしたね
陰りはあるも、なぎ倒しそうな二人に安心してエンドを見送れます
リトが素直に親しみやすくかわいくて毎回更新楽しみでした
次回作品も楽しみです
最後まで読んでくださりありがとうございました!
きっとこの先も二人でどんな困難にも立ち向かっていくと思います。
リトはわたしの中では珍しいくらい純粋で素直な頑張り屋さん。
わたし自身も彼らへ向け、頑張れ~って気分にで書いてました。
次回も楽しんでいただけるものをお届けできたら幸いです。
毎日更新ありがとうございます
リトの不器用に溺愛するのも、男らしい優しさもかわいいですね
まわりが温かく見守り育む二人、名もなき人物まで見えるお話
毎日癒やされます
副題が毎日、ネタバレ感より話の的確なエッセンスを表す感じがいいですね
昨夜の副題はこのお話の主題で、まさに🥰
ハッピーエンドは見えてますね ラストまで頑張って更新お願いします🙇
こちらこそ毎日連載を追いかけてくださりありがとうございます!
リトは見た目こそ小さいですが心は誰よりも大きい気がします。
騎士団の面々や側仕えの二人、みんな揃って和気あいあいとしています。
副題は一生懸命考えたので褒めていただき嬉しいです🥰
最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
毎朝読むの楽しませていただいてます
鈍感ちゃんと、心配症ちゃんね
王道ですよね、しかし、オリジナル設計の楽しい安定の話
会話がステキです✨
二人以外がいかに優しく見守り育む姿勢かが見えて、王道でも読みたい作品です✨
最後まで並走させていただきます🙇
楽しみに読んでくださりありがとうございます!!
会話を楽しんでもらえているのはめちゃくちゃ嬉しいです🍀
いつも自然な彼ららしい対話を考えながら書いているので。
二人と周囲の和やかな優しい空気が私も好きです。
彼からと二人だから得られる優しさな気がします。
最後まで楽しんでもらえる作品でありますように!
やっと番として会えましたねー🥹
これからどんどん距離が縮まるといいなー‼️
更新楽しみにしてます^_^
本当にようやっとです!
これから二人の足並みでゆっくりと距離を縮めていきますので。
見守っていただけたら嬉しいです。
はじめまして!
1話から一気読みして、最新話まで追いつきました。
これからってところで終わってる〜😆
とってもおもしろいお話で、更新がとっても楽しみです🎵
はじめまして~!
一気読みありがとうございます🥰
とても嬉しいです。
わりとゆっくりと時間が流れていくお話ですが。
更新を楽しみにしていただけて感激です💕
最後まで楽しめるお話でありますように✨
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