23 / 99
1章:安藤日和(クラスの友達を一人作れ)
修羅の部屋
しおりを挟む
部屋に響き渡るのはモリカの陽気な音楽だった。
その音色とは裏腹に、部屋に漂う雰囲気は殺伐としている。
「文也くん」
テーブルを隔てた先に佇む日和先輩が僕の名前を呼ぶ。
冷たい淡々としたトーン。それは彼女の心を具現化しているようだった。
「この女性は一体誰なの?」
意図的か『女性』という部分が強調されているように感じた。
僕は隣で同じように正座する天音さんに顔を向ける。彼女もまた僕の方を向く。「やっちゃった」と言わんばかりの困惑した表情を見せていた。
「えっと、隣人の東坂 天音さんです」
「ど、どうも~。いつもふみ……最上くんがお世話になってま~す」
日和先輩は天音さんに冷ややかな視線を送る。天音さんは日和先輩の出すオーラに気圧され、助けを求めるように僕を見た。
そんな悲しい顔をされても僕に助ける手立てはない。むしろ僕が助けてほしいくらいだ。昨日天音さんに渡した合鍵がまさかこんな裏目に出るとは思いもしなかった。
「あなたは文也くんとどういう関係なんですか?」
「どういう関係って言われても……ただの隣人かな……」
「ただの隣人がなんで文也くんの部屋に勝手に入っているんですか?」
「そっか! 確かに変だね!」
天音さんは、納得がいったのか右手を握って、左手の平を叩いた。
その言動は日和先輩の機嫌を余計に損ねるのでは。そう思ったものの日和先輩は怒るよりも呆れた表情を見せていた。
「文也くん、この人とはどういう関係なの?」
「どういう関係と言われても……」
天音さんの言ったように隣人でしかない。ただ、じゃあなんで隣人が勝手に部屋に入っているのかと聞かれるとぐうの音も出ない。
ここは何というべきか。
場に静寂が訪れる。聞こえるのはモリカの音色。ただそれだけ。
そこで僕はハッとした。
「天音さんとは『モリカ仲間』です」
「モリカ?」
「はい。天音さんはモリカが大好きなんです。ただ、金銭的な事情でモリカを買うことができないので、仕方なく僕が貸してるんですよ」
「そうなの! それで、ふみ……最上くんがあなたと一緒に過ごすようになったからモリカを一人でもできるようにスペアキーをくれたってわけ!」
「なので、僕らは付き合ってるとかじゃないんです。対等というか主従関係みたいなもんなんですよ」
「そうそう、主従……えっ! 私たちそんな関係だったの!」
勝手な関係を築かされていたことに、天音さんは驚きの声をあげた。
日和先輩はまだ納得ができていないようで、腕組みをしながら僕らを見る。
「天音さんでしたっけ?」
「はい! 天音です!」
「事情は分かりました。文也くんがそう言うのなら今回は信じます」
「あ、ありがとう」
「ですが、今後は文也くんの家に上がらないでください。モリカは自分で買ってください」
「ええっ! 日和さん! それだけは勘弁してください!」
天音さんは心底嫌だったようで、光のような速さで日和先輩の隣に移動すると、彼女の足に絡まって懇願する。心なしか目元に涙が浮かんでいた。
日和先輩は予想だにしていなかったみたいで、呆気に取られる様子で天音さんを見る。
「ほ、本当に嫌なんですね」
「だってモリカ大好きだもん! だから取られたくないんだもん!」
泣きつく天音さんに日和先輩はたいそう困った様子だ。やがて僕の方に顔を向け、助けを求めるような表情を見せる。懇願が伝染し始めていた。
「文也くん、天音さんにモリカを貸してあげたら?」
なんとなく予期していた事を言われた。しかし、僕もそんなにお人好しではない。モリカを貸してあげると言うことはゲームハードも一緒に貸さなければならないと言うことだ。
そうなったら、僕は家にあるすべての娯楽を失ってしまう。
ただ、この状況で私情を口にしようものなら、日和先輩からのお怒りが来ることは間違いない。ここは彼女を巻き込む形で説得しよう。
「貸してあげたいのは山々なんですけど、天音さんに貸す場合、ゲームハードも一緒に貸さないといけません。そうなると、これから日和先輩と一緒にゲームができなくなってしまいます」
僕の発言に日和先輩は瞳を大きく開かせる。
「一緒にゲーム……流石にそれはいただけない。天音さん、やっぱりモリカは自分で買ってください」
「ええー! 嫌だよー! 日和先輩! お願い! せめてモリカだけは勘弁してください! ふみやんには何してくれても良いので!」
まるで人質を取られたかのような言い草だ。一応は僕のものなんだけどな。それと天音さんの方が年上なのに、どうして先輩呼びをしているのか。
「そうだ! ひとまず、私の部屋に置いておいて、日和先輩が来た時に取りにいくってのはどう? 私の部屋のスペアキーを日和先輩に渡すから!」
おいおい。なんてアイデアを提案してくれているんだ。さすがは自分の大切なものを取られたくないだけはある。火事場の馬鹿力(思考力ver)と言ったところか。
「ごめんなさい。流石に知らない人のスペアキーをもらうわけにはいかないです」
「じゃあ、ふみやんに?」
「それだと本末転倒ですよ」
「お願い! モリカが大好きなの! モリカがないと生きていけないの!」
「私だって文也くんのこと大好きだから!」
やり返すように部屋に日和先輩の大声が響く。本人もまさか自分が大声で叫ぶとは思っていなかったのか口にした瞬間、口を手で覆った。天音さんも僕も言葉が出せず、三度部屋にはモリカのBGMだけが響き渡る。
「私だって……文也くんのこと……大好きだから……」
噛み締めるように小さな声で同じセリフを繰り返す。
予想もしていなかった発言に、僕は開いた口が塞がらなかった。
まだ付き合って数日しか経っていないと言うのに、そこまで思ってくれていたとは。
これは僕としても誠意を見せないとな。
「分かりました。では、こうしましょう。モリカとゲームハードは天音さんの部屋に置いておくことにします。普段は天音さんに使ってもらい、日和先輩が僕の家に遊びに来る予定があれば、その日だけ返してもらう。どうですか?」
「ふみやんがそれでいいなら私は構わないよ」
「……それなら、私も賛成です」
代償はあるものの、日和先輩の気持ちに比べれば安いものか。
話が一通り済んだからか、嵐は過ぎ去り、静けさが漂う。
いずれもモリカの音楽はずっと部屋に響き渡っていた。
その音色とは裏腹に、部屋に漂う雰囲気は殺伐としている。
「文也くん」
テーブルを隔てた先に佇む日和先輩が僕の名前を呼ぶ。
冷たい淡々としたトーン。それは彼女の心を具現化しているようだった。
「この女性は一体誰なの?」
意図的か『女性』という部分が強調されているように感じた。
僕は隣で同じように正座する天音さんに顔を向ける。彼女もまた僕の方を向く。「やっちゃった」と言わんばかりの困惑した表情を見せていた。
「えっと、隣人の東坂 天音さんです」
「ど、どうも~。いつもふみ……最上くんがお世話になってま~す」
日和先輩は天音さんに冷ややかな視線を送る。天音さんは日和先輩の出すオーラに気圧され、助けを求めるように僕を見た。
そんな悲しい顔をされても僕に助ける手立てはない。むしろ僕が助けてほしいくらいだ。昨日天音さんに渡した合鍵がまさかこんな裏目に出るとは思いもしなかった。
「あなたは文也くんとどういう関係なんですか?」
「どういう関係って言われても……ただの隣人かな……」
「ただの隣人がなんで文也くんの部屋に勝手に入っているんですか?」
「そっか! 確かに変だね!」
天音さんは、納得がいったのか右手を握って、左手の平を叩いた。
その言動は日和先輩の機嫌を余計に損ねるのでは。そう思ったものの日和先輩は怒るよりも呆れた表情を見せていた。
「文也くん、この人とはどういう関係なの?」
「どういう関係と言われても……」
天音さんの言ったように隣人でしかない。ただ、じゃあなんで隣人が勝手に部屋に入っているのかと聞かれるとぐうの音も出ない。
ここは何というべきか。
場に静寂が訪れる。聞こえるのはモリカの音色。ただそれだけ。
そこで僕はハッとした。
「天音さんとは『モリカ仲間』です」
「モリカ?」
「はい。天音さんはモリカが大好きなんです。ただ、金銭的な事情でモリカを買うことができないので、仕方なく僕が貸してるんですよ」
「そうなの! それで、ふみ……最上くんがあなたと一緒に過ごすようになったからモリカを一人でもできるようにスペアキーをくれたってわけ!」
「なので、僕らは付き合ってるとかじゃないんです。対等というか主従関係みたいなもんなんですよ」
「そうそう、主従……えっ! 私たちそんな関係だったの!」
勝手な関係を築かされていたことに、天音さんは驚きの声をあげた。
日和先輩はまだ納得ができていないようで、腕組みをしながら僕らを見る。
「天音さんでしたっけ?」
「はい! 天音です!」
「事情は分かりました。文也くんがそう言うのなら今回は信じます」
「あ、ありがとう」
「ですが、今後は文也くんの家に上がらないでください。モリカは自分で買ってください」
「ええっ! 日和さん! それだけは勘弁してください!」
天音さんは心底嫌だったようで、光のような速さで日和先輩の隣に移動すると、彼女の足に絡まって懇願する。心なしか目元に涙が浮かんでいた。
日和先輩は予想だにしていなかったみたいで、呆気に取られる様子で天音さんを見る。
「ほ、本当に嫌なんですね」
「だってモリカ大好きだもん! だから取られたくないんだもん!」
泣きつく天音さんに日和先輩はたいそう困った様子だ。やがて僕の方に顔を向け、助けを求めるような表情を見せる。懇願が伝染し始めていた。
「文也くん、天音さんにモリカを貸してあげたら?」
なんとなく予期していた事を言われた。しかし、僕もそんなにお人好しではない。モリカを貸してあげると言うことはゲームハードも一緒に貸さなければならないと言うことだ。
そうなったら、僕は家にあるすべての娯楽を失ってしまう。
ただ、この状況で私情を口にしようものなら、日和先輩からのお怒りが来ることは間違いない。ここは彼女を巻き込む形で説得しよう。
「貸してあげたいのは山々なんですけど、天音さんに貸す場合、ゲームハードも一緒に貸さないといけません。そうなると、これから日和先輩と一緒にゲームができなくなってしまいます」
僕の発言に日和先輩は瞳を大きく開かせる。
「一緒にゲーム……流石にそれはいただけない。天音さん、やっぱりモリカは自分で買ってください」
「ええー! 嫌だよー! 日和先輩! お願い! せめてモリカだけは勘弁してください! ふみやんには何してくれても良いので!」
まるで人質を取られたかのような言い草だ。一応は僕のものなんだけどな。それと天音さんの方が年上なのに、どうして先輩呼びをしているのか。
「そうだ! ひとまず、私の部屋に置いておいて、日和先輩が来た時に取りにいくってのはどう? 私の部屋のスペアキーを日和先輩に渡すから!」
おいおい。なんてアイデアを提案してくれているんだ。さすがは自分の大切なものを取られたくないだけはある。火事場の馬鹿力(思考力ver)と言ったところか。
「ごめんなさい。流石に知らない人のスペアキーをもらうわけにはいかないです」
「じゃあ、ふみやんに?」
「それだと本末転倒ですよ」
「お願い! モリカが大好きなの! モリカがないと生きていけないの!」
「私だって文也くんのこと大好きだから!」
やり返すように部屋に日和先輩の大声が響く。本人もまさか自分が大声で叫ぶとは思っていなかったのか口にした瞬間、口を手で覆った。天音さんも僕も言葉が出せず、三度部屋にはモリカのBGMだけが響き渡る。
「私だって……文也くんのこと……大好きだから……」
噛み締めるように小さな声で同じセリフを繰り返す。
予想もしていなかった発言に、僕は開いた口が塞がらなかった。
まだ付き合って数日しか経っていないと言うのに、そこまで思ってくれていたとは。
これは僕としても誠意を見せないとな。
「分かりました。では、こうしましょう。モリカとゲームハードは天音さんの部屋に置いておくことにします。普段は天音さんに使ってもらい、日和先輩が僕の家に遊びに来る予定があれば、その日だけ返してもらう。どうですか?」
「ふみやんがそれでいいなら私は構わないよ」
「……それなら、私も賛成です」
代償はあるものの、日和先輩の気持ちに比べれば安いものか。
話が一通り済んだからか、嵐は過ぎ去り、静けさが漂う。
いずれもモリカの音楽はずっと部屋に響き渡っていた。
10
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
高校では誰とも関わらず平穏に過ごしたい陰キャぼっち、美少女たちのせいで実はハイスペックなことが発覚して成りあがってしまう
電脳ピエロ
恋愛
中学時代の経験から、五十嵐 純二は高校では誰とも関わらず陰キャぼっちとして学校生活を送りたいと思っていた。
そのため入学試験でも実力を隠し、最底辺としてスタートした高校生活。
しかし純二の周りには彼の実力隠しを疑う同級生の美少女や、真の実力を知る謎の美人教師など、平穏を脅かす存在が現れ始め……。
「俺は絶対に平穏な高校生活を守り抜く」
そんな純二の願いも虚しく、彼がハイスペックであるという噂は徐々に学校中へと広まっていく。
やがて純二の真の実力に危機感を覚えた生徒会までもが動き始めてしまい……。
実力を隠して平穏に過ごしたい実はハイスペックな陰キャぼっち VS 彼の真の実力を暴きたい美少女たち。
彼らの心理戦は、やがて学校全体を巻き込むほどの大きな戦いへと発展していく。
冴えない俺と美少女な彼女たちとの関係、複雑につき――― ~助けた小学生の姉たちはどうやらシスコンで、いつの間にかハーレム形成してました~
メディカルト
恋愛
「え……あの小学生のお姉さん……たち?」
俺、九十九恋は特筆して何か言えることもない普通の男子高校生だ。
学校からの帰り道、俺はスーパーの近くで泣く小学生の女の子を見つける。
その女の子は転んでしまったのか、怪我していた様子だったのですぐに応急処置を施したが、実は学校で有名な初風姉妹の末っ子とは知らずに―――。
少女への親切心がきっかけで始まる、コメディ系ハーレムストーリー。
……どうやら彼は鈍感なようです。
――――――――――――――――――――――――――――――
【作者より】
九十九恋の『恋』が、恋愛の『恋』と間違える可能性があるので、彼のことを指すときは『レン』と表記しています。
また、R15は保険です。
毎朝20時投稿!
【3月14日 更新再開 詳細は近況ボードで】
陽キャグループを追放されたので、ひとりで気ままに大学生活を送ることにしたんだが……なぜか、ぼっちになってから毎日美女たちが話しかけてくる。
電脳ピエロ
恋愛
藤堂 薫は大学で共に行動している陽キャグループの男子2人、大熊 快児と蜂羽 強太から理不尽に追い出されてしまう。
ひとりで気ままに大学生活を送ることを決める薫だったが、薫が以前関わっていた陽キャグループの女子2人、七瀬 瑠奈と宮波 美緒は男子2人が理不尽に薫を追放した事実を知り、彼らと縁を切って薫と積極的に関わろうとしてくる。
しかも、なぜか今まで関わりのなかった同じ大学の美女たちが寄ってくるようになり……。
薫を上手く追放したはずなのにグループの女子全員から縁を切られる性格最悪な男子2人。彼らは瑠奈や美緒を呼び戻そうとするがことごとく無視され、それからも散々な目にあって行くことになる。
やがて自分たちが女子たちと関われていたのは薫のおかげだと気が付き、グループに戻ってくれと言うがもう遅い。薫は居心地のいいグループで楽しく大学生活を送っているのだから。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』
コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ”
(全20話)の続編。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211
男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は?
そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。
格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる