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バベル戦争編
第四話 シンの力
しおりを挟む「神聖魔法。太陽の神。望遠真空炎。続…!新鋭鉄蒼炎!」
リアクの後ろに魔法陣がいくつもでき、火に包まれた鉄の石が出てき、空の穴の中にいるヘガルヴィンソン、ヒテライトに向かって飛んで行った。そして、線がとうとう力を発揮した。
「いでよ。はぁ…。太陽神、エザルス」
「悪魔…か。久しく見たな。だが、悪魔は我には勝てぬぞ」
エザルスが現れてから、空、と言うよりも空間が燃えた。蒸気で全てが歪んで見える。
「ん?お前シゼルじゃないなぁ、あぁ、あいつの弟と言うやつか。あいつ死におって我を出せば容易く勝てたろうに、」
エザルスはヘガルヴィンソン達がいる空の穴を見た。
「界爆炎域」
空間に亀裂がはいり、そこから爆発と炎が起きた。
「なっ、!ヘガルヴィンソン!ちょ、!」
ヘガルヴィンソンやヒテライトが闇神聖魔法を取り入れて使っていたものが爆発した。
「痛ったぁ~。なんだよこれ~、強─」
「悪魔とはどう足掻いても神には勝てぬ」
「宇宙総範囲。絶炎爆蒼、」
「がっは…!」
ヒテライトの人間で言う血管、血液などが火に包まれヒテライトは爆発した。
「ヒテライト…死んだか…」
「お前の番だよ」
ヘガルヴィンソンの二つある心臓両方が破壊された。
「くっ…」
「はぁ…魔王様…万歳。闇魔法。極限域…自滅輪廻…!」
空の穴を中心とした巨大な球体ができた、その半径は5000mくらいだろうか。全く恐ろしい。
その直後その球体は爆発した。恐らく、ヘガルヴィンソンの全魔力が詰まった球体であり、人界を攻撃する最後の攻撃だと思われる。
その爆発は核爆発の100倍以上の威力があったと思う。その影響でログニションは全て爆発した。バベルティア王国の首都はもうない。巨大なクレーターができ、陸とは反対側に巨大な波もできている。
「くっ、…く、く、…!」
「さすがに…俺の魔力も尽きそうだ…でも…リエとララを守らないと…!」
「ほほぉ…リアクと言ったか、シゼルの弟か。お前知っているか?」
「な、なんだ…、く、、」
「我エザルスは、代々ガルディア家の当主となるものに守護神として契約されている中、次代の当主となる者シゼルはもう死んでしまったからな、当主が長男じゃなく次男なんて137年ぶりだな、」
「喋ってる、余裕があんならよ…なんかし、てくれ、よ…、」
「じゃ、我は貴様と契約しよう。次代の当主は貴様だろうにな」
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