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第五章 王国への奇襲
第三十一話 バベルティア王国の歴史
しおりを挟むバベルティア王国。ゴンバレオット大陸最大の軍事力を誇る、軍事国家。技術も最先端であり、陸軍は、戦車など、海軍は戦艦そして、世界初となる空母、駆逐艦、潜水艦を建造した。空軍は飛行部隊を編成している。
「陛下。バベルティア王国軍最高司令官。レオッチ・マクゼル元帥であります」
バベルティア王国の首都ログニションの国王専用施設「ゼアベル」そこにはバベルティア第137代目国王陛下のセントレアル・ベンジョメン。バベルティア最高指導権限をもっておりゴンバレオット大陸最高権力者の1人である。
「陛下。バベルティア王国上院議長レザッティヌ・パグレオンであります」
「同じくバベルティア王国下院議長ゾベール・ブエルデナであります」
レザッティヌ、ゾベールは丁寧に言った。
「バベルティア王国陸軍長官シモルス・テンキー大将であります」
「バベルティア王国海軍長官メリズア・ジョイニキ大将であります」
「バベルティア王国空軍長官エズアルト・レビス大将であります」
各長官達はセントレアルに向かって丁寧に言った。少し緊張しているのかは不明だ。
「バベルティア王国代表官リッチ・アウニーロであります」
「最後になります。バベルティア王国他世界専門長官ベゼンド・シユルドであります」
「そうか」
現在、ゼアベルにはバベルティア王国の最高幹部たちが集まっている。
「それでは国王陛下からの御話であります」
「バベルティア王国第137代目国王セントレアル・ベンジョメンだ。みなも知っているだろう、先程バベルティア王国軍参謀長のゼロン・マーカス大将が死亡した。そのためこの場を借りて新しい参謀長の任命式にする。バベルティア王国。海軍大将─ゾンロリア・ゼーティック前え」
「はっ、!」
「今ここに、バベルティア王国第23代目参謀長に君を任命する」
「ありがたく存じます」
ゾンロリアの胸に参謀長の勲章がつけられた。
「3…2…1作戦開始」
ゼアベルの東棟の屋根が爆発した。「ボォォン」と国王が居る王座の間まで聞こえた。
「なんだ!?」
「全員国王をお守りしろ!」
「はっ、!」
王座の間の警備に当たっていた軍人達が国王の周りにつき守り始めた。
「何事だ…」
「陛下、ゼアベル東棟の上部が爆発したとの事です」
「何が起きている」
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