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異世界転生したら世界最強になった 神-II
第四話 戦争
しおりを挟むマガルス、レピア、フレンアリアは第7異世界のリルグネ領を去り第7異世界の国「グリムレイグ連邦」の首都ラールットに向かっていた。
「そうだ、マガルス」
「ん?」
レピアは思い出したかのようにマガルスに言った。
「第6異世界の支配者はマガルス、君よりも普通に強い」
「本当か?」
レピアは気おつけてと言うのかのように言った。
(第6位でも俺より…ま、俺は第8位だからしょうがないか)
「フレンアリアはどれくらい強いんだ?」
「うーん」
フレンアリアは悩んだ。
「まぁ、マガルスよりは7倍近く強い」
「7倍!?」
マガルスはフレンアリアの強さに驚いた。
「だが序列第2位の神ゼクベータ・ロゴトルが建造した古代兵器《ガルゴウラ》は神をも殺す」
「神を殺す兵器…」
ゼクベータは第13異世界以下の始祖の神じゃない神を殺し食べ力を手に入れ力を増殖している。
「フレンアリア、なんで世界は24個なんだ?」
「カゲノミヤ様の先代、レグレロク・バルルシュテイが各世界に6つ根源《ワールドストーン》をばらまいた。だから現在24の世界があるんだよ」
ワールドストーンは1つだけになるとその世界の支配者の魂をワールドストーンに変えその神は死ぬ。それを利用してゼクベータは強くなった。
「って、喋ってる間にラールットにもう着いたよ」
レピアがラールットを指さし言った。
首都:ラールット
「第9異世界の王都スフィアレインよりでけぇ!」
「そりゃ上位世界だからね」
レピアは自慢げに言う。
「あれって…やっぱ将人」
謎の人が建物に隠れながら言った。(1期、8話参照)
「それで、なんでこんなに物騒なんだ?」
「今は第一次世界大戦中だからね…」
(第一次世界大戦!?こっちにも戦争が…)
マガルスはこっちの異世界でも戦争が起きる人間の愚かさに呆然とした。
「どことどこが?」
「ここ、グリムレイグ連邦と連合国」
第7異世界はグリムレイグ連邦にあるレゾニアという資源を争って戦争をしもう1年。
『ボォォォン!!!!』
その音がなった瞬間街のガラスが全て割れ、北からはものすごく明るい光が見える。
「な、なんだ!?」
ラールットの人達は戸惑った。
「見てくる!」
「空中浮遊!」
マガルスは空に浮き北を見る。
「な、!?」
北からはものすごい勢いで熱風が来る。
「フレンアリア、レピア!街を守れ!」
「わ、わかった!」
「防御壁!」
フレンアリア、レピアは唱えた。ラールットには白い壁ができ街全体を覆った。
「やばい!防御壁が壊れるぞ!」
『バリン!!』
ラールットを覆っていた防御壁が壊れた。
「ちっ、!最強鉄拳!」
『ボォォォ』
マガルスが放った最強鉄拳よりは熱風は消失した。
「よし…って、…」
マガルスは熱風が消えきたの方を見た。
「か、…核…」
「なに!?」
マガルスは目の前にある巨大なキノコ雲を目の当たりにし核爆弾だと知った。
(戦争…だから嫌いなんだ!)
「クソ…これだから嫌なんだよ」
あと時と同じ、マガルスの周りを赤い電気が覆う。
「進撃の雷鳴」
マガルスは静かに唱える。1つの紫の雷がキノコ雲のところに当たり、キノコ雲は消えた。
「世界構築」
マガルスは右手を差し出し核で壊れた地点を復元した。
『ボォァン!』
「マガルス!」
マガルスは南東から飛んできた弾に当たった。
『ドゴォン』
「…、なんだ?」
「ヒュー」
マガルスは空を飛ぶ。
「戦艦…か…」
(異世界なのにどんだけ進化してるんだよ敵国の連合国はよ…)
「永遠の光!」
マガルスは永遠の光を使用し連合国とグリムレイグ連邦の境に光の壁を作った。
「これで3000年くらいは大丈夫だろ…」
「マガルス大丈夫?」
「あぁ」
「戻るか」
マガルスはそう言い振り向いて歩き出した。
「どこに?」
「え?そりゃ神界だろ?」
-神聖カトルス国-
「神界に国なんてあったんだな」
「そりゃあるよたしか…50以上あるよ」
「50!?」
(いつか全部行ってみてぇーな)
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