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異世界転生したら世界最強になった

第四話 パーティー

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「ん~♪」
将人は気分よく冒険者ギルドの目の前の通りを歩く。
「す、すいません」
将人の後ろから三人の同年代くらいの美少女が喋りかけた。
「ん?」
将人は振り向き発した。
「あ、あの私達とパーティー組んでくれませんか!」
「え、?だ、誰だ!」
将人は知らない人にしゃべりかけられたら瞬間的に焦る。
「え、あ、あの…?」
美少女は焦った。
「あ、悪ぃ」
「パーティーか?俺は別にいいけど、君たちは?」
将人は美少女に尋ねた。
「私はアネラだよ!」
一番右の銀髪の身長が165cmくらいの美少女が言った。
「私はリベルです!」
真ん中の茶髪の身長が167cmくらいの美少女が言った。
「私はルネアです!」
1番左の金髪の身長が166cmくらいの美少女が言った。
「お、おう!」
「俺は将人だ!鈴井 将人な」
将人は周りに合わせたように自己紹介をした。
「それで?どこか行くか?」
将人はアネラ達に尋ねた。
「じゃあルフィース行きましょ!」
「ルフィー…ス?」
将人はその言葉を知らない。
「なんだ?それは」
「あの塔のことです!」
「な、なんだあの塔!」
将人は驚いた。
(空から落ちてる時は見えなかったぞ!)
「あ、あの塔はこの街でしか見えないのか?」
将人は驚きながら聞いた。
「この街とは言いませんが、街の中なら別の塔も見れますよ」
ルネアが言った。
「ほら!」
ルネアは北や南様々な方向を指さした。
「ほんとだ」
将人は全方向を見渡し納得した。
(こんな塔重力や色々で地盤は大丈夫なのか?)
「お、おいリベルこの塔はどうやって作ったんだ?」
将人は今すぐ知りたい様子だった。
「いいえ、これは作っていません」
「約五億四千万年前に突如現れたそうです」
リベルは丁寧に説明する。
「古代魔道書では神ランデヘルムが作ったと書いてあります」
「そうなのか…」
将人は疑問に思う。
(いくら神が作ったとはいえ五億四千万年間も壊れずにたってるなんておかしい)
(なんだ、なんかすごいことでもあるのか?)
「ねぇ~とりあえずさぁ」
「ルフィースに行こうよ~」
アネラが将人の服を引っ張りながら言った。
「お、そだな行くか」
将人達はルフィースに向かった。

数十分後
「おいそこの冒険者!」
ルビー軍の奴だ。
「な、なんだ?」
将人は焦り気味で言った。
「私はルーズ中尉だ」
「ルフィースに来るのは初めてか?」
ルーズ中尉は尋ねる。
「は、はい!そうですけど…」
将人は言った。
「そうか!気をつけろよ!」
ルーズ中尉は元気よく言った。
「ふぅ…」
(なんだ、いい人だったじゃないか。)
(てっきり金取られるかと思ったよ…)

~ルフィース~
-第1層草原の森-
「ほんとに、、あの塔の中なのか?」
将人は驚いた。
「はい!」
ルネアが答えた。
(こんな大草原見たことない)
(それにここは塔の中ありえない)
『ガルゥゥゥゥゥ』
(ん?この鳴き声は!)
『ピコン』

名前:ウルベルム
Lv.9

(レベル9か倒せるか心配だな)
「おりゃぁぁぁぁ!」
将人はいきよいよく右手でウルベルムを殴った。
『パァァァァァン!』
爆発音と共に将人達は吹き飛んだ。
「きゃぁぁ!」
『トコ、トコ、』
空から小石が降ってくる。
数分が経ち煙が消えようやく見えた。
「え、え?」
アネラ達はビビる。
将人の殴りの強さに。
「将人さんそんなに強かったんですね…」
アネラ達は言った。
「い、いや手加減はした方なんだけどな…」
(おーい!なんでだよ!)
(手加減したのに!)
(なんでクレーターができてんだよ!)
「と、とりあえず行こうか…」
「はい…」

~ルフィース~
-第2層雪山高原-
「将人さん!」
リベルが言った。
「なんだ?」
将人は答える。
「寒すぎやしませんか」
「だな…」
将人達は寒くて死にそうだった。
(なんで第1層は草原で第2層は雪山なんだよ!)
「こうなったら瞬速移動(超移動)!」
将人は魔法を唱えた。
「みんな!俺に捕まれ!」
「はいっ!」
みんなの声が合わさった。
「うぉぉぉ!!」
『ビュン!』
将人は足がものすごく速くなり周りの雪が吹き飛ぶ感じだった。
「きゃぁぁぁ!」
アネラ達は叫ぶ。
『きぃぃぃぃ!』
将人は急停止した。
「だ、大丈夫か?」
「はい…何とか…」
アネラ達は疲れているみたいだ。
『ドン!ドン!』
(何かが近ずいてくるぞ!)
「みんな!戦闘態勢!」
将人が指示をだすがみんなは寒く、疲れているため倒れていた。
『ピコン』
「なっ!」
将人が見たそいつはバケモノだった。

名前:雪ノ王
Lv.123
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