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あなたは僕の憧れの人
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キスは止まる気配がなく、藤原君の手は俺の股間へと伸ばされた。ズボンの上からするりと撫でられびくりと体が震えてしまう。
久しぶりのキスだけでも力が抜けていくのに、更に弱いところを撫でられてますます力が抜け落ちる。誰かとこんな風に触れ合うなんて何年ぶりだろうか。久しぶり過ぎて快感を強く感じてしまう。
「ねぇっ、僕、我慢出来ないんで、ベッド行きましょ?」
「は!? まっ……!」
俺の体を横抱きにすると、すたすたと何処かへと運ばれてしまう。扉を一つ空ければそこには大きなベッドがドドン! と鎮座した寝室だった。そこにそっと寝かされるなりすぐに覆いかぶされ、再び濃厚なキスが始まる。
両手は彼に捕まれてしまい、体は藤原君に圧し掛かられて身動きが取れない。されるがままに口内を嬲られ、漏れた唾液が顎下を通っていく。
「佐藤さんっ、好きっ……好きです」
「へ!? あっ、うそっ! ちょっ……」
首筋をねろりと舐められ体が震えた。俺の両手は一つに纏められ、藤原君に片手で抑え込まれてしまう。背も高いからか手も大きい。片手なのに解くことが出来なさそうだ。
藤原君の空いた左手は、シャツの下からするりと入り込み俺の体を撫でていく。胸まであっという間に辿り着くと、乳首をカリカリと引っ掻かれた。
「あんっ……!」
うっそだろ!? 今の声俺だよな!?
女の子みたいな声を上げて驚くものの、与えられる快感でそんな声を止めることが出来ない。恥ずかしいと思うが、藤原君の手は止まることを知らず、ますます俺の快感を引き出していく。
ぴたりと乳首への刺激が止まると、シャツを思い切り捲り上げられ胸が外気に晒された。あ、と思ったその瞬間、藤原君の舌が俺の乳首に触れてしまう。
ぺろぺろと舐められ、ちゅうっと吸われる。指でかりかりと弄られた時よりも更に感じてしまい、俺は自分の声を止められなかった。
「はぁっ、可愛いっ……」
「ちょっ……それっ……」
まさか俺がこんな風に感じることがあるなんて。人生四十年目にして初めて知った感覚だ。
「佐藤さん、全部僕にちょうだいっ……」
俺の拘束していた手を離し、藤原君の両手は俺のズボンへ。本当は藤原君を止めたい気持ちでいっぱいだが、快感で力の抜けた俺はそれをただ見ているしか出来なかった。
ベルトをカチャカチャと外され、ジッパーも下ろされる。そのまま下着と一緒にずり下ろせば、もう硬くなった俺の息子が飛び出した。
「嬉しいです、こんなにしてくれて……」
「んあっ! あ、あ、あっ……ダメッ! 強いッ……!」
藤原君は躊躇することなく、俺の大きく立ち上がった息子を口に咥えた。そのままじゅぼじゅぼと吸い上げられ、一気に襲い来る快感に抗えない。
口から外すと根元を持たれ、裏筋から丁寧に舐め上げられる。先端の穴に舌を押し込みぐりぐりとされると堪らなく気持ちがいい。全体をたっぷりと舐めまわすと、睾丸を揉みながらまた竿全体を口に含まれた。
「あ、だめっ……! イク! イクッ! イクから放してっ! ……んあぁぁぁっ!」
俺の我慢空しく、思いっきり藤原君の口の中に放ってしまった。だが藤原君はそのまま口から外さず、搾り取るように吸い上げた。
「んっ……結構濃かったですね。しばらく出していなかったんですか?」
「……彼女もいないし、自分でも、たまにしか……ってか飲んだの?」
「はい。佐藤さんから出たモノは、全部飲みたいです」
「……うそだろ」
この子、一体何なの!? こんなおじさんの精液飲んでなんでそんなうっとりしてるんだよ!? っていうか、間違いなく俺は藤原君にフェラされたんだよな。今をときめく人気絶頂のイケメンモデルに! 何の冗談!?
無理やり射精させられ息も上がって動けない俺を他所に、藤原君はベッドから下りると引き出しの中から何かを取り出し戻ってきた。
まだ身に着けていた服を全て剥ぎ取られ、俺は全裸にされてしまう。そして両足を思い切り開かれてしまい、その真ん中に藤原君は陣取った。
「やばっ……超可愛い」
「……君、絶対目がおかしいよ」
おっさんが裸で足をおっぴろげたこの姿のどこに可愛い要素があるというんだ? 明日にでも眼科に連れて行かなければならないだろう。
俺が現実逃避するように別のことを考えていたら、お尻の穴に何か冷たいものが触れた。
「へあっ!?」
「ここ、使うの初めてですよね? 痛くないようにちゃんと解しますからね」
「え? ああっ……!」
ぬるぬるとしたものを塗られ、穴の縁を円を描くように撫でられる。その後、つぷっと何かが穴の中へと入って来た。
どうやらこれは藤原君の指のようだ。解すと言っていたし、ここまでくれば何をされるのかわかってしまう。
「ちょっ……まさか、俺とセックスするつもり!?」
「はい。佐藤さんが可愛すぎて、僕、もう止められません。……ほら、俺のもこんなになってるんですよ」
藤原君は片手で器用にズボンを下すと、高身長に見合った大きなブツが勢いよく飛び出してきた。もう天に向かってガンガンにそそり立っていて、見るからに硬そうだ。
「コレが入るようにしっかり解しますね」
「んんっ……! ああっ……!」
久しぶりのキスだけでも力が抜けていくのに、更に弱いところを撫でられてますます力が抜け落ちる。誰かとこんな風に触れ合うなんて何年ぶりだろうか。久しぶり過ぎて快感を強く感じてしまう。
「ねぇっ、僕、我慢出来ないんで、ベッド行きましょ?」
「は!? まっ……!」
俺の体を横抱きにすると、すたすたと何処かへと運ばれてしまう。扉を一つ空ければそこには大きなベッドがドドン! と鎮座した寝室だった。そこにそっと寝かされるなりすぐに覆いかぶされ、再び濃厚なキスが始まる。
両手は彼に捕まれてしまい、体は藤原君に圧し掛かられて身動きが取れない。されるがままに口内を嬲られ、漏れた唾液が顎下を通っていく。
「佐藤さんっ、好きっ……好きです」
「へ!? あっ、うそっ! ちょっ……」
首筋をねろりと舐められ体が震えた。俺の両手は一つに纏められ、藤原君に片手で抑え込まれてしまう。背も高いからか手も大きい。片手なのに解くことが出来なさそうだ。
藤原君の空いた左手は、シャツの下からするりと入り込み俺の体を撫でていく。胸まであっという間に辿り着くと、乳首をカリカリと引っ掻かれた。
「あんっ……!」
うっそだろ!? 今の声俺だよな!?
女の子みたいな声を上げて驚くものの、与えられる快感でそんな声を止めることが出来ない。恥ずかしいと思うが、藤原君の手は止まることを知らず、ますます俺の快感を引き出していく。
ぴたりと乳首への刺激が止まると、シャツを思い切り捲り上げられ胸が外気に晒された。あ、と思ったその瞬間、藤原君の舌が俺の乳首に触れてしまう。
ぺろぺろと舐められ、ちゅうっと吸われる。指でかりかりと弄られた時よりも更に感じてしまい、俺は自分の声を止められなかった。
「はぁっ、可愛いっ……」
「ちょっ……それっ……」
まさか俺がこんな風に感じることがあるなんて。人生四十年目にして初めて知った感覚だ。
「佐藤さん、全部僕にちょうだいっ……」
俺の拘束していた手を離し、藤原君の両手は俺のズボンへ。本当は藤原君を止めたい気持ちでいっぱいだが、快感で力の抜けた俺はそれをただ見ているしか出来なかった。
ベルトをカチャカチャと外され、ジッパーも下ろされる。そのまま下着と一緒にずり下ろせば、もう硬くなった俺の息子が飛び出した。
「嬉しいです、こんなにしてくれて……」
「んあっ! あ、あ、あっ……ダメッ! 強いッ……!」
藤原君は躊躇することなく、俺の大きく立ち上がった息子を口に咥えた。そのままじゅぼじゅぼと吸い上げられ、一気に襲い来る快感に抗えない。
口から外すと根元を持たれ、裏筋から丁寧に舐め上げられる。先端の穴に舌を押し込みぐりぐりとされると堪らなく気持ちがいい。全体をたっぷりと舐めまわすと、睾丸を揉みながらまた竿全体を口に含まれた。
「あ、だめっ……! イク! イクッ! イクから放してっ! ……んあぁぁぁっ!」
俺の我慢空しく、思いっきり藤原君の口の中に放ってしまった。だが藤原君はそのまま口から外さず、搾り取るように吸い上げた。
「んっ……結構濃かったですね。しばらく出していなかったんですか?」
「……彼女もいないし、自分でも、たまにしか……ってか飲んだの?」
「はい。佐藤さんから出たモノは、全部飲みたいです」
「……うそだろ」
この子、一体何なの!? こんなおじさんの精液飲んでなんでそんなうっとりしてるんだよ!? っていうか、間違いなく俺は藤原君にフェラされたんだよな。今をときめく人気絶頂のイケメンモデルに! 何の冗談!?
無理やり射精させられ息も上がって動けない俺を他所に、藤原君はベッドから下りると引き出しの中から何かを取り出し戻ってきた。
まだ身に着けていた服を全て剥ぎ取られ、俺は全裸にされてしまう。そして両足を思い切り開かれてしまい、その真ん中に藤原君は陣取った。
「やばっ……超可愛い」
「……君、絶対目がおかしいよ」
おっさんが裸で足をおっぴろげたこの姿のどこに可愛い要素があるというんだ? 明日にでも眼科に連れて行かなければならないだろう。
俺が現実逃避するように別のことを考えていたら、お尻の穴に何か冷たいものが触れた。
「へあっ!?」
「ここ、使うの初めてですよね? 痛くないようにちゃんと解しますからね」
「え? ああっ……!」
ぬるぬるとしたものを塗られ、穴の縁を円を描くように撫でられる。その後、つぷっと何かが穴の中へと入って来た。
どうやらこれは藤原君の指のようだ。解すと言っていたし、ここまでくれば何をされるのかわかってしまう。
「ちょっ……まさか、俺とセックスするつもり!?」
「はい。佐藤さんが可愛すぎて、僕、もう止められません。……ほら、俺のもこんなになってるんですよ」
藤原君は片手で器用にズボンを下すと、高身長に見合った大きなブツが勢いよく飛び出してきた。もう天に向かってガンガンにそそり立っていて、見るからに硬そうだ。
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