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僕は今日も祈りを捧げる
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「なんでイケると思ったのかな。僕は怒ってるって言ったよね?」
そのまま僕も自分の服に手をかけて見せつけるようにしてボタンを一個一個外していった。ダラスの喉元はごくりと上下した。はらりとシャツを脱ぎ捨てて、そのまま下も脱いでいく。
「ほら見て。ダラスの気持ちよさそうな顔と声で、僕もこんなになっちゃった」
ダラスほど大きくはないけど、十分大きくそそり立った僕のモノ。それを見て、ダラスはまたごくりと喉を鳴らした。
「キアン、手を外してくれっ…」
「だめだよ。いつもみたいにさせてあげるわけないでしょう?」
僕とダラスは何度もセックスをしている。気持ちいいことが大好きな僕は、ダラスに抱いてほしくてダラスの家に泊まったりする。だから泊まると言った日は、抱いて欲しいと言っているのと同じだ。
いつもはダラスに翻弄される僕だけど、今日だけはダラスの言う事を聞いてあげるつもりはない。
「僕ね、ダラスが寝ている間にちゃんと解しておいたんだ」
よく見えるようにダラスにお尻を向けて双丘を割り開く。くぱくぱと期待した秘孔は既に濡らしてある。そこへ自分の指を入れて柔らかさを見せつけた。
「キアンっ…!」
縛られて繋がれた両手をがしゃがしゃ鳴らして必死に外して欲しいと懇願するダラス。
「ああ、たまにダラスのそんな姿を見るのもいいね。僕も凄く興奮してきちゃった」
わざと音を立てながら指を何度も出し入れする。それを見つめるダラスの息が荒くなっていているのを背中越しに感じる。さてそろそろかな。
指を引き抜き、ダラスの上へと再度跨った。ダラスの剛直を手で支えると先ほどよりも更に固くなっていた。それをゆっくり秘孔に当てて腰を下ろしていく。秘孔はぐっぷりと先端を飲み込み、そのまま全てを包み込んだ。
「んあぁ…っ。いつも思うけど、ダラスのは本当に大きくて、気持ちいいね」
ダラスはまた繋がれた鎖をがしゃがしゃと鳴らしてふーふーと鼻息も荒い。ふふ、我慢できなくなったんだね。いつもなら僕の腰を持って思いっきり打ち付けてるもんね。それもとっても気持ちよくて魅力的だけど、今日はやらせてあげるつもりはない。
そのまま僕は腰をゆっくり上下に揺らし、ダラスの剛直を出し入れして楽しんだ。ゆっくりとした動きはじわりじわりとした快感を与えてくる。
「はぁ……気持ちいい…」
この緩やかな快感を楽しみ熱を感じる。いつもにないこの感じが堪らなく気持ちいい。
だけどもっと刺激が欲しい。もっと強い刺激が。
ゆっくりと動いていた腰の動きを少しずつ早めていく。それに合わせてずちゅっずちゅっと結合部からはいやらしい音も大きくなった。ダラスも弱々しくはあるけど下から突き上げるようにして腰を揺らしている。
「あっ……キアンっ……!」
「んんっ…あっあぁ……んっ、気持ちいいね、ダラスっ…」
ダラスの顔は興奮で真っ赤になって、息も荒く視線も鋭い。動きたいのに動けない。そのもどかしさで苦しそうだ。そろそろ僕もダラスから激しく責め立てて欲しくなって来た。このままでも十分気持ちいいけど、ダラスのいつもの荒々しさと比べると物足りない。頭がバカになってしまう程のあの強い刺激が欲しくて堪らなくなって来た。
「ああんっ……ダラス、腕の鎖っ……んんっ、外して、いいよっ……」
僕がそう言った途端、パキンッと音を立てて鎖は解けた。そして腕が自由になると一気に体を起こし、僕はベッドに背を付けることになる。
「もう我慢の限界だっ!」
「ふふ。その顔いいね。まるで獣みたい。僕はそんなダラスの顔が好きだよ。ほら、好きに動いて、僕をもっと気持ち良くさせて」
「言われなくてもッ!」
僕の腰を掴みぐっと奥へと押し込むダラス。僕が上になっていた時じゃ届かなかったところまで、ぐいぐいと刺激が伝わってくる。
「ああっ! あ、あ、あ、あっ! これっ……んあっ! そこ! ダラス! もっと!」
「ぐうっ…! キアンの中が、気持ち良すぎるっ……」
腰を掴んでいた手はいつの間にか僕の足を持っていて、ぐっと持ち上げたと思ったらそのまま僕の顔の横まで持ってきた。お陰でお尻はダラスによく見える格好になっている。とてつもなく恥ずかしいこの格好が、とてつもなく興奮する。
そのままダラスは上から打ち付けるようにして腰をぶつけて来た。肌がぶつかる音と結合部の水音が大きくなって、体だけじゃなくて耳も犯された気分になる。
「あ、あ、あ! もう、イキそう! ダラスっ……んあぁぁぁぁ!」
一気に襲い来る快感で僕はあっという間に昇りつめた。激しい抽挿のお陰で揺れ動く僕の中心からは白濁液が噴き出した。見事に自分のお腹と顔にかかってしまっている。それを見たダラスは僕の足を掴む手を離すと、腰の動きはそのままで僕の顔に付いた白濁液を舐めだした。そのまま耳の中まで舌を入れ込んだおかげで直ぐそばで水音が鳴り響く。それと同時にダラスの荒い息づかいが脳まで響いて更に僕の興奮は高まった。
「はぁっはぁっ…! もう、俺もイくっ! 中に出すぞ!」
「うんっ、ちょうだいっ! 中に一杯、出して!」
ぐっと一際強く腰を打ち付けると、中でぴくぴくと動くのを感じると同時に温かいものが流れて来た。精液には魔力も多く含まれる。僕の中にダラスの魔力が広がっていく。それがまた堪らなく温かくて気持ちが良い。
「あ、あ、あ……キてる……んんっ!」
それを受けて僕もまた軽くイってしまった。
「ねぇダラス……。まだ足りないよ。もちろん、ダラスもだよね?」
お互いはぁはぁと荒い息を尽きながら、まだまだ欲しいと目が語っている。僕ももっと欲しいし、ダラスにももっと感じて欲しい。
「当たり前だ。1回だけで収まるわけがないだろう」
そこからはいつものようにダラスに翻弄されて、僕が気絶するまでそれは続いた。
そのまま僕も自分の服に手をかけて見せつけるようにしてボタンを一個一個外していった。ダラスの喉元はごくりと上下した。はらりとシャツを脱ぎ捨てて、そのまま下も脱いでいく。
「ほら見て。ダラスの気持ちよさそうな顔と声で、僕もこんなになっちゃった」
ダラスほど大きくはないけど、十分大きくそそり立った僕のモノ。それを見て、ダラスはまたごくりと喉を鳴らした。
「キアン、手を外してくれっ…」
「だめだよ。いつもみたいにさせてあげるわけないでしょう?」
僕とダラスは何度もセックスをしている。気持ちいいことが大好きな僕は、ダラスに抱いてほしくてダラスの家に泊まったりする。だから泊まると言った日は、抱いて欲しいと言っているのと同じだ。
いつもはダラスに翻弄される僕だけど、今日だけはダラスの言う事を聞いてあげるつもりはない。
「僕ね、ダラスが寝ている間にちゃんと解しておいたんだ」
よく見えるようにダラスにお尻を向けて双丘を割り開く。くぱくぱと期待した秘孔は既に濡らしてある。そこへ自分の指を入れて柔らかさを見せつけた。
「キアンっ…!」
縛られて繋がれた両手をがしゃがしゃ鳴らして必死に外して欲しいと懇願するダラス。
「ああ、たまにダラスのそんな姿を見るのもいいね。僕も凄く興奮してきちゃった」
わざと音を立てながら指を何度も出し入れする。それを見つめるダラスの息が荒くなっていているのを背中越しに感じる。さてそろそろかな。
指を引き抜き、ダラスの上へと再度跨った。ダラスの剛直を手で支えると先ほどよりも更に固くなっていた。それをゆっくり秘孔に当てて腰を下ろしていく。秘孔はぐっぷりと先端を飲み込み、そのまま全てを包み込んだ。
「んあぁ…っ。いつも思うけど、ダラスのは本当に大きくて、気持ちいいね」
ダラスはまた繋がれた鎖をがしゃがしゃと鳴らしてふーふーと鼻息も荒い。ふふ、我慢できなくなったんだね。いつもなら僕の腰を持って思いっきり打ち付けてるもんね。それもとっても気持ちよくて魅力的だけど、今日はやらせてあげるつもりはない。
そのまま僕は腰をゆっくり上下に揺らし、ダラスの剛直を出し入れして楽しんだ。ゆっくりとした動きはじわりじわりとした快感を与えてくる。
「はぁ……気持ちいい…」
この緩やかな快感を楽しみ熱を感じる。いつもにないこの感じが堪らなく気持ちいい。
だけどもっと刺激が欲しい。もっと強い刺激が。
ゆっくりと動いていた腰の動きを少しずつ早めていく。それに合わせてずちゅっずちゅっと結合部からはいやらしい音も大きくなった。ダラスも弱々しくはあるけど下から突き上げるようにして腰を揺らしている。
「あっ……キアンっ……!」
「んんっ…あっあぁ……んっ、気持ちいいね、ダラスっ…」
ダラスの顔は興奮で真っ赤になって、息も荒く視線も鋭い。動きたいのに動けない。そのもどかしさで苦しそうだ。そろそろ僕もダラスから激しく責め立てて欲しくなって来た。このままでも十分気持ちいいけど、ダラスのいつもの荒々しさと比べると物足りない。頭がバカになってしまう程のあの強い刺激が欲しくて堪らなくなって来た。
「ああんっ……ダラス、腕の鎖っ……んんっ、外して、いいよっ……」
僕がそう言った途端、パキンッと音を立てて鎖は解けた。そして腕が自由になると一気に体を起こし、僕はベッドに背を付けることになる。
「もう我慢の限界だっ!」
「ふふ。その顔いいね。まるで獣みたい。僕はそんなダラスの顔が好きだよ。ほら、好きに動いて、僕をもっと気持ち良くさせて」
「言われなくてもッ!」
僕の腰を掴みぐっと奥へと押し込むダラス。僕が上になっていた時じゃ届かなかったところまで、ぐいぐいと刺激が伝わってくる。
「ああっ! あ、あ、あ、あっ! これっ……んあっ! そこ! ダラス! もっと!」
「ぐうっ…! キアンの中が、気持ち良すぎるっ……」
腰を掴んでいた手はいつの間にか僕の足を持っていて、ぐっと持ち上げたと思ったらそのまま僕の顔の横まで持ってきた。お陰でお尻はダラスによく見える格好になっている。とてつもなく恥ずかしいこの格好が、とてつもなく興奮する。
そのままダラスは上から打ち付けるようにして腰をぶつけて来た。肌がぶつかる音と結合部の水音が大きくなって、体だけじゃなくて耳も犯された気分になる。
「あ、あ、あ! もう、イキそう! ダラスっ……んあぁぁぁぁ!」
一気に襲い来る快感で僕はあっという間に昇りつめた。激しい抽挿のお陰で揺れ動く僕の中心からは白濁液が噴き出した。見事に自分のお腹と顔にかかってしまっている。それを見たダラスは僕の足を掴む手を離すと、腰の動きはそのままで僕の顔に付いた白濁液を舐めだした。そのまま耳の中まで舌を入れ込んだおかげで直ぐそばで水音が鳴り響く。それと同時にダラスの荒い息づかいが脳まで響いて更に僕の興奮は高まった。
「はぁっはぁっ…! もう、俺もイくっ! 中に出すぞ!」
「うんっ、ちょうだいっ! 中に一杯、出して!」
ぐっと一際強く腰を打ち付けると、中でぴくぴくと動くのを感じると同時に温かいものが流れて来た。精液には魔力も多く含まれる。僕の中にダラスの魔力が広がっていく。それがまた堪らなく温かくて気持ちが良い。
「あ、あ、あ……キてる……んんっ!」
それを受けて僕もまた軽くイってしまった。
「ねぇダラス……。まだ足りないよ。もちろん、ダラスもだよね?」
お互いはぁはぁと荒い息を尽きながら、まだまだ欲しいと目が語っている。僕ももっと欲しいし、ダラスにももっと感じて欲しい。
「当たり前だ。1回だけで収まるわけがないだろう」
そこからはいつものようにダラスに翻弄されて、僕が気絶するまでそれは続いた。
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