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※9. 番うための儀式
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僕は全ての服を脱ぎ去った。お風呂でも僕の体を見ていたはずなのに、ディオンはごくりと喉を鳴らした。僕で興奮してくれているようで凄く嬉しい。
「ディオンも来て」
僕の隣をぽんぽんと叩きディオンを招く。のろのろとした動きでディオンはベッドに乗り上げてきた。そんなディオンの服を脱がそうとボタンに手をかける。一つ一つ外していき、するりとシャツを下ろせばディオンの少し浅黒い肌が視界いっぱいに広がった。
「ディオンの体、とっても綺麗」
「カミーユこそ、その白い肌が綺麗だ……」
ディオンのズボンにも手をかけて下ろそうとすれば、ディオンも協力してくれてすんなりと脱がすことが出来た。まだ何もしていないのに既に緩く立ち上がったディオンの陰茎。非常に美味しそうで今度は僕の喉がごくりとなった。でも今は少しだけ我慢だ。初めはやっぱりディオンの唇を食べたいから。
ディオンの首に腕を回し正面からぎゅっと抱きしめる。人肌が触れる感触が気持ちよくて「はぁ……」と吐息が漏れた。
僕は竜人なのに体の逞しさはディオンに負ける。魔法で何でも出来てしまうからあまり鍛えたりしたことがない。一方ディオンはしっかりと筋肉がついていて、その分努力したことが伺える。強くなるためにちゃんと頑張れる人だ。
「キス、してもいい?」
僕がそう聞けば「いいよ」って返事をくれるものだと思っていた。でも僕の予想を裏切ってディオンは無言で僕の唇に深いキスをする。あむあむと食べられるように唇を重ねると、するりと舌が入ってきた。ディオンの温かい舌が気持ちよくて、必死にそれに絡めていく。
ああ、嬉しい。番とこうやってキスが出来るなんて。出来たとしてもその未来はずっとずっと先だと思ってた。
ディオンとのキスにうっとりとしていると、背中に回されていたディオンの腕が撫でるように下へと下りていく。僕のお尻に辿り着くと、感触を確かめるようにふにふにと揉まれた。その優しくもイヤらしい手つきに僕の後孔はじわりと濡れてきゅんと疼く。体がディオンの雌になった証拠だ。
ディオンはそのまま割れ目を通って手探りで蕾の場所を探し当てる。後孔の周りをくるくると指で刺激されただけで僕は堪らなく気持ちが良かった。
「凄いな、もう濡れてる」
「んっ……ディオンの雌だからね。早く挿入れて欲しくて疼いてるよ」
僕がうっとりとそう言えばディオンは眉間にぐっとしわを寄せた。怒ったのかと一瞬思ったけどどうやら違う。さっきまで緊張していたのが嘘のように、その瞳はぎらついたものに変わった。僕を食べようとする獣の目だ。その目を見て僕はぞくぞくと興奮が抑えきれない。早くディオンにめちゃくちゃにされたい。孕みたい。
「まだ濡れるのか。イヤらしいな」
「んうっ……雌になったからもう柔らかいよっ……だから早くっ、挿れてっ……!」
もう指で触れられているだけで疼きが止まらない。愛しい番に触ってもらっただけでここまでなるんだ。ディオンを迎え入れたら僕はどうなるんだろう。
ディオンは噛みつくようにキスをするとそのまま僕を押し倒した。すっかり欲情して僕達の陰茎は硬くそそり立っている。ディオンはそれをこすり合わせるように腰を動かすから気持ちよくて僕の腰も自然と動いた。これも凄く気持ちがいいけど全然足りない。ディオンが欲しい。中に欲しい。
我慢出来なくなって自ら足を大きく開いた。迎え入れるための穴を見せつけるように腰を浮かす。自分でもわかるけど、僕の雌穴はもう濡れに濡れて準備万端だ。
「挿れるぞ」
「うんっ、早くっ……!」
先端が宛がわれたと思った瞬間、ぐっと押し込まれる。雌となった後孔はすんなりとそれを受け入れた。濡れていたこともあって簡単に入れることが出来たものの、初めてだった僕の中は狭い。ディオンは押しては引いてを繰り返し徐々に僕の中を拓いていく。ぐちゅぐちゅとした音とディオンが入ってくる圧迫感。初めての感覚に翻弄されながらも気持ちがよくて最高だ。
「くっ……中が、凄いっ……!」
「気持ち、いい?」
「よすぎて持たなそうだっ……」
嬉しい。僕でいっぱい気持ちよくなって欲しい。後孔を閉めるようにきゅっと力を入れれば、ディオンの眉間にしわが寄った。甘い吐息も漏れて色気が爆発している。僕の番は世界で一番カッコいい。でもこの人は僕のものだ。誰にも渡さないし奪おうとする人がいたら僕は躊躇することなく殺すだろう。それは身内であってもだ。それだけこの番が愛しくて堪らない。
「僕をめちゃくちゃにして、いいんだよ?」
「これ以上煽るな!」
「あんっ! あ、あ、イイッ……! もっと、もっとして!」
ディオンは腰をぐっと引くとズドン! と一気に最奥へと押し込んだ。その衝撃は凄まじく、僕の背中は弓なりに反った。ディオンの腰は止まることなく激しく動き僕を何度も何度も攻め立てる。それが気持ちよくて僕の雌穴は更に濡れた。水音も物凄いことになっている。ディオンの額から汗が滴り落ち、僕の顔へと落ちてきた。体も物凄く熱くてその熱に溶けそうな気持になる。
「カミーユッ……!」
「んうっ……んはっ」
腰の動きは止まらないまま噛みつくようにキスをされ舌を捻じ込まれる。ディオンの首に腕を回し、足は腰にしっかりと回し全身でしがみ付く。そのまま僕の中に放ってもらえるように。
お互いの体はしっとりと汗で濡れている。それすらも気持ちがよくてディオンを抱き込む腕に力が入った。
「もう、イきそうだっ……」
「うんっ僕もっ……一緒に、イこ?」
僕のその言葉を聞いたディオンの腰の動きは更に早まった。どちゅどちゅと突き上げられ、強い快感に喘ぐ声が止まらない。引くことのない快感の波は僕達をあっという間に飲み込む。僕はまた背中が反り、そのまま白濁を勢いよく放った。お腹だけじゃなく胸にまで飛び散っている。
ディオンは一際強く腰を打ち付けると僕の中で放ったのかぴくぴくと中で動いているのがわかった。その瞬間、僕とディオンの間に不思議な繋がりが生まれた。正式な番になった証拠だ。
僕の魔力とディオンの魔力が繋がり、お互いの中を循環するように流れているのを感じる。僕の中に放たれたディオンの精液にも魔力が含まれていて、それがじんわりと体の奥から温められている感じがした。
これでディオンの魔宝玉凝固化が止まったはずだ。止まっただけじゃなく、更に強い輝きを持つようになっただろう。目で見なくても僕達の不思議な繋がりのお陰で感覚的にそうわかった。
ディオンは僕の中からずるりと出ていく。それが少し寂しいと思ってしまうが、ディオンも自分の体に起こった不思議な感覚に戸惑いを隠せないようだ。
「ディオン、これで僕達は正式な番になったよ。体の感覚が変わったのがわかるでしょう?」
「ああ……凄いなこれは。体の内側から力が溢れてくるようだ」
「僕の魔力がディオンの中へと魔宝玉を通じて流れているからね。僕もディオンの魔力を感じてすごく気分がいいよ」
番の魔力は不思議だ。不快な事は一切なく、むしろ僕を包み込んで守ってくれているような優しい温かさ。ディオンも僕と同じように感じているらしく「とても安心する」と言ってくれた。
「よかったね、ディオン。これから先も君はずっと生きられるよ」
「ありがとうカミーユ。こんな俺を番にしてくれて」
ディオンの目には水の膜が張られていた。それが落ちる前に僕をぎゅっと抱きしめる。その体はほんの少しだけ震えていた。
僕もディオンの背中に腕を回して抱きしめる。その背中をあやすように撫でてあげた。僕の番。たった一人の番。番う前よりも愛しいと思う気持ちが止まらない。そのディオンにすりすりと頬ずりをして番が腕の中にいることの喜びを嚙み締めた。
どれくらいそうしていただろう。ディオンから香る番の甘い匂いは僕の理性を蕩けさせていく。さっきまで発情していたからその甘い匂いが残っていて僕はまた段々と興奮してきてしまった。
ディオンを抱きしめていた腕を放し、ディオンの肩をぐっと押した。そのままディオンの背中はベッドに落ち、僕は仰向けになった褐色の肌に跨った。
「カミーユ……?」
「はぁ……ねぇディオン。僕全然足りないんだ。だからもう一回シよ?」
ぽかんとするディオンが可愛すぎてじゅるりと舌なめずりをする。そっとディオンの陰茎を擦ってあげればあっという間に臨戦態勢。ディオンもまだまだヤレそうで凄く嬉しい。さっきは全然出来なかったことをいっぱいやりたい。時間はたっぷりあるのだから。
僕は体を下へとずらし、とても大きくて立派なディオンの陰茎を至近距離でまじまじと眺める。美味しそうで僕の涎が止まらない。
「まだまだこれからだよ」
ディオンににこりと笑いかけると、口を大きく開けてディオンを口いっぱいに頬張った。
「ディオンも来て」
僕の隣をぽんぽんと叩きディオンを招く。のろのろとした動きでディオンはベッドに乗り上げてきた。そんなディオンの服を脱がそうとボタンに手をかける。一つ一つ外していき、するりとシャツを下ろせばディオンの少し浅黒い肌が視界いっぱいに広がった。
「ディオンの体、とっても綺麗」
「カミーユこそ、その白い肌が綺麗だ……」
ディオンのズボンにも手をかけて下ろそうとすれば、ディオンも協力してくれてすんなりと脱がすことが出来た。まだ何もしていないのに既に緩く立ち上がったディオンの陰茎。非常に美味しそうで今度は僕の喉がごくりとなった。でも今は少しだけ我慢だ。初めはやっぱりディオンの唇を食べたいから。
ディオンの首に腕を回し正面からぎゅっと抱きしめる。人肌が触れる感触が気持ちよくて「はぁ……」と吐息が漏れた。
僕は竜人なのに体の逞しさはディオンに負ける。魔法で何でも出来てしまうからあまり鍛えたりしたことがない。一方ディオンはしっかりと筋肉がついていて、その分努力したことが伺える。強くなるためにちゃんと頑張れる人だ。
「キス、してもいい?」
僕がそう聞けば「いいよ」って返事をくれるものだと思っていた。でも僕の予想を裏切ってディオンは無言で僕の唇に深いキスをする。あむあむと食べられるように唇を重ねると、するりと舌が入ってきた。ディオンの温かい舌が気持ちよくて、必死にそれに絡めていく。
ああ、嬉しい。番とこうやってキスが出来るなんて。出来たとしてもその未来はずっとずっと先だと思ってた。
ディオンとのキスにうっとりとしていると、背中に回されていたディオンの腕が撫でるように下へと下りていく。僕のお尻に辿り着くと、感触を確かめるようにふにふにと揉まれた。その優しくもイヤらしい手つきに僕の後孔はじわりと濡れてきゅんと疼く。体がディオンの雌になった証拠だ。
ディオンはそのまま割れ目を通って手探りで蕾の場所を探し当てる。後孔の周りをくるくると指で刺激されただけで僕は堪らなく気持ちが良かった。
「凄いな、もう濡れてる」
「んっ……ディオンの雌だからね。早く挿入れて欲しくて疼いてるよ」
僕がうっとりとそう言えばディオンは眉間にぐっとしわを寄せた。怒ったのかと一瞬思ったけどどうやら違う。さっきまで緊張していたのが嘘のように、その瞳はぎらついたものに変わった。僕を食べようとする獣の目だ。その目を見て僕はぞくぞくと興奮が抑えきれない。早くディオンにめちゃくちゃにされたい。孕みたい。
「まだ濡れるのか。イヤらしいな」
「んうっ……雌になったからもう柔らかいよっ……だから早くっ、挿れてっ……!」
もう指で触れられているだけで疼きが止まらない。愛しい番に触ってもらっただけでここまでなるんだ。ディオンを迎え入れたら僕はどうなるんだろう。
ディオンは噛みつくようにキスをするとそのまま僕を押し倒した。すっかり欲情して僕達の陰茎は硬くそそり立っている。ディオンはそれをこすり合わせるように腰を動かすから気持ちよくて僕の腰も自然と動いた。これも凄く気持ちがいいけど全然足りない。ディオンが欲しい。中に欲しい。
我慢出来なくなって自ら足を大きく開いた。迎え入れるための穴を見せつけるように腰を浮かす。自分でもわかるけど、僕の雌穴はもう濡れに濡れて準備万端だ。
「挿れるぞ」
「うんっ、早くっ……!」
先端が宛がわれたと思った瞬間、ぐっと押し込まれる。雌となった後孔はすんなりとそれを受け入れた。濡れていたこともあって簡単に入れることが出来たものの、初めてだった僕の中は狭い。ディオンは押しては引いてを繰り返し徐々に僕の中を拓いていく。ぐちゅぐちゅとした音とディオンが入ってくる圧迫感。初めての感覚に翻弄されながらも気持ちがよくて最高だ。
「くっ……中が、凄いっ……!」
「気持ち、いい?」
「よすぎて持たなそうだっ……」
嬉しい。僕でいっぱい気持ちよくなって欲しい。後孔を閉めるようにきゅっと力を入れれば、ディオンの眉間にしわが寄った。甘い吐息も漏れて色気が爆発している。僕の番は世界で一番カッコいい。でもこの人は僕のものだ。誰にも渡さないし奪おうとする人がいたら僕は躊躇することなく殺すだろう。それは身内であってもだ。それだけこの番が愛しくて堪らない。
「僕をめちゃくちゃにして、いいんだよ?」
「これ以上煽るな!」
「あんっ! あ、あ、イイッ……! もっと、もっとして!」
ディオンは腰をぐっと引くとズドン! と一気に最奥へと押し込んだ。その衝撃は凄まじく、僕の背中は弓なりに反った。ディオンの腰は止まることなく激しく動き僕を何度も何度も攻め立てる。それが気持ちよくて僕の雌穴は更に濡れた。水音も物凄いことになっている。ディオンの額から汗が滴り落ち、僕の顔へと落ちてきた。体も物凄く熱くてその熱に溶けそうな気持になる。
「カミーユッ……!」
「んうっ……んはっ」
腰の動きは止まらないまま噛みつくようにキスをされ舌を捻じ込まれる。ディオンの首に腕を回し、足は腰にしっかりと回し全身でしがみ付く。そのまま僕の中に放ってもらえるように。
お互いの体はしっとりと汗で濡れている。それすらも気持ちがよくてディオンを抱き込む腕に力が入った。
「もう、イきそうだっ……」
「うんっ僕もっ……一緒に、イこ?」
僕のその言葉を聞いたディオンの腰の動きは更に早まった。どちゅどちゅと突き上げられ、強い快感に喘ぐ声が止まらない。引くことのない快感の波は僕達をあっという間に飲み込む。僕はまた背中が反り、そのまま白濁を勢いよく放った。お腹だけじゃなく胸にまで飛び散っている。
ディオンは一際強く腰を打ち付けると僕の中で放ったのかぴくぴくと中で動いているのがわかった。その瞬間、僕とディオンの間に不思議な繋がりが生まれた。正式な番になった証拠だ。
僕の魔力とディオンの魔力が繋がり、お互いの中を循環するように流れているのを感じる。僕の中に放たれたディオンの精液にも魔力が含まれていて、それがじんわりと体の奥から温められている感じがした。
これでディオンの魔宝玉凝固化が止まったはずだ。止まっただけじゃなく、更に強い輝きを持つようになっただろう。目で見なくても僕達の不思議な繋がりのお陰で感覚的にそうわかった。
ディオンは僕の中からずるりと出ていく。それが少し寂しいと思ってしまうが、ディオンも自分の体に起こった不思議な感覚に戸惑いを隠せないようだ。
「ディオン、これで僕達は正式な番になったよ。体の感覚が変わったのがわかるでしょう?」
「ああ……凄いなこれは。体の内側から力が溢れてくるようだ」
「僕の魔力がディオンの中へと魔宝玉を通じて流れているからね。僕もディオンの魔力を感じてすごく気分がいいよ」
番の魔力は不思議だ。不快な事は一切なく、むしろ僕を包み込んで守ってくれているような優しい温かさ。ディオンも僕と同じように感じているらしく「とても安心する」と言ってくれた。
「よかったね、ディオン。これから先も君はずっと生きられるよ」
「ありがとうカミーユ。こんな俺を番にしてくれて」
ディオンの目には水の膜が張られていた。それが落ちる前に僕をぎゅっと抱きしめる。その体はほんの少しだけ震えていた。
僕もディオンの背中に腕を回して抱きしめる。その背中をあやすように撫でてあげた。僕の番。たった一人の番。番う前よりも愛しいと思う気持ちが止まらない。そのディオンにすりすりと頬ずりをして番が腕の中にいることの喜びを嚙み締めた。
どれくらいそうしていただろう。ディオンから香る番の甘い匂いは僕の理性を蕩けさせていく。さっきまで発情していたからその甘い匂いが残っていて僕はまた段々と興奮してきてしまった。
ディオンを抱きしめていた腕を放し、ディオンの肩をぐっと押した。そのままディオンの背中はベッドに落ち、僕は仰向けになった褐色の肌に跨った。
「カミーユ……?」
「はぁ……ねぇディオン。僕全然足りないんだ。だからもう一回シよ?」
ぽかんとするディオンが可愛すぎてじゅるりと舌なめずりをする。そっとディオンの陰茎を擦ってあげればあっという間に臨戦態勢。ディオンもまだまだヤレそうで凄く嬉しい。さっきは全然出来なかったことをいっぱいやりたい。時間はたっぷりあるのだから。
僕は体を下へとずらし、とても大きくて立派なディオンの陰茎を至近距離でまじまじと眺める。美味しそうで僕の涎が止まらない。
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ディオンににこりと笑いかけると、口を大きく開けてディオンを口いっぱいに頬張った。
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