50 / 53
49 そろそろ出発するんだけど…
しおりを挟む
とりあえず全身ドロドロだったので風呂に入ることになった。もちろん双子に介助されて。
「ホントにオースティン様は! 嬉しかったのは分かりますけどヒカル様をこんな風にして!」
とレイフはずっとぷりぷり怒っていた。オーサに色々と教えたのはレイフらしいから、こんなことになって余計に怒っているんだろうな。
「レイフも最初は酷かったもんね~」
「ちょっ! ローリーッ!」
「ん……?」
ローリーがニヤニヤとしながらレイフを見ているけど、どういうことだ?
「ヒカル様あのね。実はレイフとランドル様って付き合ってるんだよね。そんでランドル様ってばオースティン様ほどじゃないけどレイフを抱き潰したことがあったの」
「え!? レイフとランドルってそういう関係だったの!?」
「あ、の……はい、実は……」
えー!? 全っ然気が付かなかった! あ! だからレイフがオーサに色々と教えることが出来たわけか! 納得。
「今はもう大丈夫みたいだけどね。2人共、最初は目も当てられないほど締まりのない顔してたんだよ。僕に対しての当てつけかと思ったよね」
「そういうローリーこそ、最近はヘンリー様といい雰囲気じゃないですか」
「え!? ローリーはヘンリーさんが相手なの!?」
「ちょっ! べ、別に付き合ってるわけじゃないしそんな事言わないでよ!」
なんだかひょんなことから双子の恋バナを聞くことになるとは。真っ赤になったレイフもローリーもいつもと違ってなんだかすごく可愛らしい。
それにこういうのが俺だけじゃないって分かってなんかちょっと安心した。それに俺だけが知られているってフェアじゃないしな。双子の話を色々と根掘り葉掘り聞いてやらねば。楽しみが増えた。
風呂から上がり着替えも済ませ部屋に戻ると、オーサはもう身支度を整えて既に待っていた。風呂は別の部屋で入って来たらしい。すっかり綺麗になっている。
ただ眉をへにょりと下げて悲しい顔で佇んでいるのを見た時は、蛇というより叱られた犬みたいでちょっと可愛かった。
「ヒカル……」
「オーサ。俺は怒ってないし嫌いにもなってないよ。だけど、今度からはもうちょっと手加減して欲しいかな。じゃなきゃ、俺死んじゃうから」
「!? もちろん! ヒカルを死なせるなんてことはしない! 約束する!」
俺が怒ってないって言った途端、パァっと笑顔になったオーサ。うん。犬だな。蛇っていうより犬だわ。
それから食堂で早速朝食を取り、応接間へと移動。これからの事を話し合わなければならない。
とりあえずこの国の事はもう大丈夫。今後は他国へと赴き浄化石と結界石を渡したり事情説明を行わなければいけない。
電話やメールなんて便利な物がないから直接行って話さなければならないのがかなりめんどくさい。
だけど俺が世界中を回って浄化しなくてもよくなった分、かなり早く終わらせることが出来るだろう。
まずは順番に他国へ回って浄化石と結界石を売る。その出発の日取りと先方への連絡。それから旅の準備もしなければならない。先方への連絡は王様にお願いしようと思う。
「ここから一番近い国がコルマンド王国になります。大体馬車で7週間ほどの日程となります。そして出発までに色々と荷物を用意しなければなりませんし、万全の態勢を整えるためにも最低でも2週間は欲しい所ですね」
レオナルドさんが言うには次の国まで7週間ほどかかるらしい。山を1つ越えなければいけないらしく少し遠くなるのだそうだ。だがこの日程は魔物に襲われたりしてどうしても足止めを食ってしまう為に、それを含んだおおよその日程だ。
だが俺には結界があるし魔法もある。予定よりもかなり早く進めることが出来るだろう。
「それとヒカル様に同行する人間も選抜せねばなりませんね」
「私はヒカルと共に行く」
オーサはすぐに一緒に来てくれると言ってくれた。俺もオーサと離れたくないし、それにオーサは魔法も使えるから貴重な戦力だ。結界があるから襲われても平気だけど、馬車の通行を邪魔するようなら討伐もしなければならない。そんな時にオーサの魔法があればあっさりと片が付くだろう。
「私たちも行きますからね!」
「僕たちがいなかったら、誰がヒカル様のお世話をするの?」
「俺は護衛ですからお供いたしますよ」
双子も一緒に来てくれるらしい。そして俺の護衛であるランドルも。うん。俺もその方が嬉しいし安心できる。
ヘインズ家からはオーサの従者兼護衛でもあるヘンリーさんも一緒に行くことになった。あまり大所帯でも移動が大変だから少人数だ。
ただ魔物との戦いもあるだろうし、国からは騎士が護衛として数名付くだろうとのこと。他国へと到着したら、その国との騎士と交代するようになるんだそう。
「ランドル達が一緒ならレイフもローリーも寂しくないね」
俺が冷やかしを込めてそう言えば、2人共真っ赤になっていた。
そうして出発の準備を進めていき、あと数日でこの国を出るというところでルーファスさんが屋敷へと訪ねて来た。
「実はサザラテラ王国の者が不法入国しておりまして、捕まえて尋問したところ国王に命令されて来たと言っていました」
あの腐った王族は俺の事を諦めきれず、人を送って色々と探っていたというのだ。そしてそれとは別にあのクソな国王からの親書も何度も送られてきているらしく、その内容も驚くべきものだった。
「は……? 婚約者の俺がヘインズ家の人間に騙されている……?」
俺はいつの間にやらあの王子の婚約者にさせられていて、しかもこの国へ来たのはオーサ達に騙されているからだというのだ。
きもっ! なんで婚約者になんかなってんだよ! 散々人を化け物呼ばわりしていたくせに!
「もちろんこちらはそんなことは信じておりません。陛下も親書は握りつぶして燃やしていました。返事に関しては神子様がどこにいるかは知らないという内容でお送りしています」
「ヒカル様、暇をいただいてもよろしいでしょうか」
黙って話を聞いていたレイフが徐にそう聞いて来る。
「へ? レイフ、どういうこと?」
「ちょっとあの国に戻って王族のクソ野郎どもを殺してこようかと思いまして」
「待って!? 無謀なこと止めよ!? 気持ちは嬉しいけど行っちゃだめだからね!?」
レイフの目が座ってる。こんな顔見たの初めてかも……。キレたレイフって怖いんだよな。
「僕も一緒なんで大丈夫だよヒカル様」
「もちろん俺も行きます」
「私も行こう」
「待って!? ダメだから! もうすぐ出発するのにそれはダメだからね!?」
レイフに続いてローリーもランドルも一緒に行くとか言い出した。そしてオーサまで。……ってちょっとヘンリーさん? 剣の鞘を抜いて刃を確かめるのはやめなさい。
「ホントにオースティン様は! 嬉しかったのは分かりますけどヒカル様をこんな風にして!」
とレイフはずっとぷりぷり怒っていた。オーサに色々と教えたのはレイフらしいから、こんなことになって余計に怒っているんだろうな。
「レイフも最初は酷かったもんね~」
「ちょっ! ローリーッ!」
「ん……?」
ローリーがニヤニヤとしながらレイフを見ているけど、どういうことだ?
「ヒカル様あのね。実はレイフとランドル様って付き合ってるんだよね。そんでランドル様ってばオースティン様ほどじゃないけどレイフを抱き潰したことがあったの」
「え!? レイフとランドルってそういう関係だったの!?」
「あ、の……はい、実は……」
えー!? 全っ然気が付かなかった! あ! だからレイフがオーサに色々と教えることが出来たわけか! 納得。
「今はもう大丈夫みたいだけどね。2人共、最初は目も当てられないほど締まりのない顔してたんだよ。僕に対しての当てつけかと思ったよね」
「そういうローリーこそ、最近はヘンリー様といい雰囲気じゃないですか」
「え!? ローリーはヘンリーさんが相手なの!?」
「ちょっ! べ、別に付き合ってるわけじゃないしそんな事言わないでよ!」
なんだかひょんなことから双子の恋バナを聞くことになるとは。真っ赤になったレイフもローリーもいつもと違ってなんだかすごく可愛らしい。
それにこういうのが俺だけじゃないって分かってなんかちょっと安心した。それに俺だけが知られているってフェアじゃないしな。双子の話を色々と根掘り葉掘り聞いてやらねば。楽しみが増えた。
風呂から上がり着替えも済ませ部屋に戻ると、オーサはもう身支度を整えて既に待っていた。風呂は別の部屋で入って来たらしい。すっかり綺麗になっている。
ただ眉をへにょりと下げて悲しい顔で佇んでいるのを見た時は、蛇というより叱られた犬みたいでちょっと可愛かった。
「ヒカル……」
「オーサ。俺は怒ってないし嫌いにもなってないよ。だけど、今度からはもうちょっと手加減して欲しいかな。じゃなきゃ、俺死んじゃうから」
「!? もちろん! ヒカルを死なせるなんてことはしない! 約束する!」
俺が怒ってないって言った途端、パァっと笑顔になったオーサ。うん。犬だな。蛇っていうより犬だわ。
それから食堂で早速朝食を取り、応接間へと移動。これからの事を話し合わなければならない。
とりあえずこの国の事はもう大丈夫。今後は他国へと赴き浄化石と結界石を渡したり事情説明を行わなければいけない。
電話やメールなんて便利な物がないから直接行って話さなければならないのがかなりめんどくさい。
だけど俺が世界中を回って浄化しなくてもよくなった分、かなり早く終わらせることが出来るだろう。
まずは順番に他国へ回って浄化石と結界石を売る。その出発の日取りと先方への連絡。それから旅の準備もしなければならない。先方への連絡は王様にお願いしようと思う。
「ここから一番近い国がコルマンド王国になります。大体馬車で7週間ほどの日程となります。そして出発までに色々と荷物を用意しなければなりませんし、万全の態勢を整えるためにも最低でも2週間は欲しい所ですね」
レオナルドさんが言うには次の国まで7週間ほどかかるらしい。山を1つ越えなければいけないらしく少し遠くなるのだそうだ。だがこの日程は魔物に襲われたりしてどうしても足止めを食ってしまう為に、それを含んだおおよその日程だ。
だが俺には結界があるし魔法もある。予定よりもかなり早く進めることが出来るだろう。
「それとヒカル様に同行する人間も選抜せねばなりませんね」
「私はヒカルと共に行く」
オーサはすぐに一緒に来てくれると言ってくれた。俺もオーサと離れたくないし、それにオーサは魔法も使えるから貴重な戦力だ。結界があるから襲われても平気だけど、馬車の通行を邪魔するようなら討伐もしなければならない。そんな時にオーサの魔法があればあっさりと片が付くだろう。
「私たちも行きますからね!」
「僕たちがいなかったら、誰がヒカル様のお世話をするの?」
「俺は護衛ですからお供いたしますよ」
双子も一緒に来てくれるらしい。そして俺の護衛であるランドルも。うん。俺もその方が嬉しいし安心できる。
ヘインズ家からはオーサの従者兼護衛でもあるヘンリーさんも一緒に行くことになった。あまり大所帯でも移動が大変だから少人数だ。
ただ魔物との戦いもあるだろうし、国からは騎士が護衛として数名付くだろうとのこと。他国へと到着したら、その国との騎士と交代するようになるんだそう。
「ランドル達が一緒ならレイフもローリーも寂しくないね」
俺が冷やかしを込めてそう言えば、2人共真っ赤になっていた。
そうして出発の準備を進めていき、あと数日でこの国を出るというところでルーファスさんが屋敷へと訪ねて来た。
「実はサザラテラ王国の者が不法入国しておりまして、捕まえて尋問したところ国王に命令されて来たと言っていました」
あの腐った王族は俺の事を諦めきれず、人を送って色々と探っていたというのだ。そしてそれとは別にあのクソな国王からの親書も何度も送られてきているらしく、その内容も驚くべきものだった。
「は……? 婚約者の俺がヘインズ家の人間に騙されている……?」
俺はいつの間にやらあの王子の婚約者にさせられていて、しかもこの国へ来たのはオーサ達に騙されているからだというのだ。
きもっ! なんで婚約者になんかなってんだよ! 散々人を化け物呼ばわりしていたくせに!
「もちろんこちらはそんなことは信じておりません。陛下も親書は握りつぶして燃やしていました。返事に関しては神子様がどこにいるかは知らないという内容でお送りしています」
「ヒカル様、暇をいただいてもよろしいでしょうか」
黙って話を聞いていたレイフが徐にそう聞いて来る。
「へ? レイフ、どういうこと?」
「ちょっとあの国に戻って王族のクソ野郎どもを殺してこようかと思いまして」
「待って!? 無謀なこと止めよ!? 気持ちは嬉しいけど行っちゃだめだからね!?」
レイフの目が座ってる。こんな顔見たの初めてかも……。キレたレイフって怖いんだよな。
「僕も一緒なんで大丈夫だよヒカル様」
「もちろん俺も行きます」
「私も行こう」
「待って!? ダメだから! もうすぐ出発するのにそれはダメだからね!?」
レイフに続いてローリーもランドルも一緒に行くとか言い出した。そしてオーサまで。……ってちょっとヘンリーさん? 剣の鞘を抜いて刃を確かめるのはやめなさい。
34
お気に入りに追加
1,064
あなたにおすすめの小説
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!
【第1章完結】悪役令息に転生して絶望していたら王国至宝のエルフ様にヨシヨシしてもらえるので、頑張って生きたいと思います!
梻メギ
BL
「あ…もう、駄目だ」プツリと糸が切れるように限界を迎え死に至ったブラック企業に勤める主人公は、目覚めると悪役令息になっていた。どのルートを辿っても断罪確定な悪役令息に生まれ変わったことに絶望した主人公は、頑張る意欲そして生きる気力を失い床に伏してしまう。そんな、人生の何もかもに絶望した主人公の元へ王国お抱えのエルフ様がやってきて───!?
【王国至宝のエルフ様×元社畜のお疲れ悪役令息】
▼第2章2025年1月18日より投稿予定
▼この作品と出会ってくださり、ありがとうございます!初投稿になります、どうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。
▼こちらの作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しております。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
【完結】もふもふ獣人転生
*
BL
白い耳としっぽのもふもふ獣人に生まれ、強制労働で死にそうなところを助けてくれたのは、最愛の推しでした。
ちっちゃなもふもふ獣人と、攻略対象の凛々しい少年の、両片思い? な、いちゃらぶもふもふなお話です。
本編完結しました!
おまけをちょこちょこ更新しています。
第12回BL大賞、奨励賞をいただきました、読んでくださった方、応援してくださった方、投票してくださった方のおかげです、ほんとうにありがとうございました!
完結·助けた犬は騎士団長でした
禅
BL
母を亡くしたクレムは王都を見下ろす丘の森に一人で暮らしていた。
ある日、森の中で傷を負った犬を見つけて介抱する。犬との生活は穏やかで温かく、クレムの孤独を癒していった。
しかし、犬は突然いなくなり、ふたたび孤独な日々に寂しさを覚えていると、城から迎えが現れた。
強引に連れて行かれた王城でクレムの出生の秘密が明かされ……
※完結まで毎日投稿します
【完】三度目の死に戻りで、アーネスト・ストレリッツは生き残りを図る
112
BL
ダジュール王国の第一王子アーネストは既に二度、処刑されては、その三日前に戻るというのを繰り返している。三度目の今回こそ、処刑を免れたいと、見張りの兵士に声をかけると、その兵士も同じように三度目の人生を歩んでいた。
★本編で出てこない世界観
男同士でも結婚でき、子供を産めます。その為、血統が重視されています。
トップアイドルα様は平凡βを運命にする
新羽梅衣
BL
ありきたりなベータらしい人生を送ってきた平凡な大学生・春崎陽は深夜のコンビニでアルバイトをしている。
ある夜、コンビニに訪れた男と目が合った瞬間、まるで炭酸が弾けるような胸の高鳴りを感じてしまう。どこかで見たことのある彼はトップアイドル・sui(深山翠)だった。
翠と陽の距離は急接近するが、ふたりはアルファとベータ。翠が運命の番に憧れて相手を探すために芸能界に入ったと知った陽は、どう足掻いても番にはなれない関係に思い悩む。そんなとき、翠のマネージャーに声をかけられた陽はある決心をする。
運命の番を探すトップアイドルα×自分に自信がない平凡βの切ない恋のお話。
【完結】伯爵家当主になりますので、お飾りの婚約者の僕は早く捨てて下さいね?
MEIKO
BL
【完結】そのうち番外編更新予定。伯爵家次男のマリンは、公爵家嫡男のミシェルの婚約者として一緒に過ごしているが実際はお飾りの存在だ。そんなマリンは池に落ちたショックで前世は日本人の男子で今この世界が小説の中なんだと気付いた。マズい!このままだとミシェルから婚約破棄されて路頭に迷うだけだ┉。僕はそこから前世の特技を活かしてお金を貯め、ミシェルに愛する人が現れるその日に備えだす。2年後、万全の備えと新たな朗報を得た僕は、もう婚約破棄してもらっていいんですけど?ってミシェルに告げた。なのに対象外のはずの僕に未練たらたらなの何で!?
※R対象話には『*』マーク付けますが、後半付近まで出て来ない予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる