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dungeon blowjob outdoor
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ディリオンは賢者にならない。
剣士からクラスチェンジできないーーという意味ではない。
俗な意味で、賢者タイムにならないということである。
現に今も、
「レネ、じゃあ頼む」
「は~い! ……あむっ」
先ほどのボス攻略の『疲れ』などなく、すぐにレネに向かって元気なものを差し出し、艶のいい唇の中へと吸い込まれていった。
偶数階へと進む道中は、レネがディリオンを慰めるターンである。
「んっんっ……ほんと、あなたすごい……」
元気すぎる彼を、改めてレネが称賛する。
セクスギアに慣れた彼が、BSO世界で絶頂に達しても、現実世界で果てていないせいもある。
抗いがたい現実世界での肉体的な賢者タイムを回避しているのは大きい。
だが、彼の場合はそれだけが理由ではない。
並の冒険者であれば、連続で何度もセクスギアでの絶頂を迎えると、現実世界での肉体にまだ精力が残っていたとしても、精神的にバテてしまうものなのだ。
では、ディリオンは何が違うのか。
彼は、剣士という職業でありながら、スタミナをまず上限到達させていた。
本来は攻撃と防御にバランスよく割り振るべきポイントを、全力でスタミナに振ったのだ。
そのため、序盤の攻略では非常に不利な戦いを強いられていた。
だがそれは、ディリオンにとってはデメリットではなく、どちらもメリットにすぎなかった。
危険が増せば快楽も増すし、
スタミナが増せば、快楽を何度も味わえる。
彼はそういう意味では、まったく無駄のないキャラクター育成を行なったと言えるだろう。
色情狂と呼ばれたり、天才と評されたりしていたが、そんなものはどこ吹く風だ。
ディリオンは賢者にならない。
それが彼にとって、ただひとつの大事なことだった。
「ん……んっ……んむっ」
レネの口から、唾液と空気の漏れる音がする。
それと、彼女自身の喘ぎも。
屈強なディリオンは、彼を咥えこむレネを、逆さまに抱いて歩いていた。
レネの両脚のあいだに顔を埋め、溢れる蜜を味わいながら歩を進める。
ダンジョン内ーーそれも、前人未到のB24へと続く道。
当然のように、もはやザコとは呼べない強力なモンスターが次々に襲いかかってくる。
だが、彼は、レネを抱えたままやつらを蹴散らす。
それはもはや鬼神だった。
「レネ……本当に上手だな。イクぞッ……うっ」
「ん……んんッ!」
それでも彼はまだ終わらない。
恍惚の表情のままレネを逆さまに抱き、生きた伝説はさらなる奥を見つめていた。
剣士からクラスチェンジできないーーという意味ではない。
俗な意味で、賢者タイムにならないということである。
現に今も、
「レネ、じゃあ頼む」
「は~い! ……あむっ」
先ほどのボス攻略の『疲れ』などなく、すぐにレネに向かって元気なものを差し出し、艶のいい唇の中へと吸い込まれていった。
偶数階へと進む道中は、レネがディリオンを慰めるターンである。
「んっんっ……ほんと、あなたすごい……」
元気すぎる彼を、改めてレネが称賛する。
セクスギアに慣れた彼が、BSO世界で絶頂に達しても、現実世界で果てていないせいもある。
抗いがたい現実世界での肉体的な賢者タイムを回避しているのは大きい。
だが、彼の場合はそれだけが理由ではない。
並の冒険者であれば、連続で何度もセクスギアでの絶頂を迎えると、現実世界での肉体にまだ精力が残っていたとしても、精神的にバテてしまうものなのだ。
では、ディリオンは何が違うのか。
彼は、剣士という職業でありながら、スタミナをまず上限到達させていた。
本来は攻撃と防御にバランスよく割り振るべきポイントを、全力でスタミナに振ったのだ。
そのため、序盤の攻略では非常に不利な戦いを強いられていた。
だがそれは、ディリオンにとってはデメリットではなく、どちらもメリットにすぎなかった。
危険が増せば快楽も増すし、
スタミナが増せば、快楽を何度も味わえる。
彼はそういう意味では、まったく無駄のないキャラクター育成を行なったと言えるだろう。
色情狂と呼ばれたり、天才と評されたりしていたが、そんなものはどこ吹く風だ。
ディリオンは賢者にならない。
それが彼にとって、ただひとつの大事なことだった。
「ん……んっ……んむっ」
レネの口から、唾液と空気の漏れる音がする。
それと、彼女自身の喘ぎも。
屈強なディリオンは、彼を咥えこむレネを、逆さまに抱いて歩いていた。
レネの両脚のあいだに顔を埋め、溢れる蜜を味わいながら歩を進める。
ダンジョン内ーーそれも、前人未到のB24へと続く道。
当然のように、もはやザコとは呼べない強力なモンスターが次々に襲いかかってくる。
だが、彼は、レネを抱えたままやつらを蹴散らす。
それはもはや鬼神だった。
「レネ……本当に上手だな。イクぞッ……うっ」
「ん……んんッ!」
それでも彼はまだ終わらない。
恍惚の表情のままレネを逆さまに抱き、生きた伝説はさらなる奥を見つめていた。
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