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dungeon battle fingering
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「業火焼滅……ッ。ん……あっ」
レネの魔法詠唱は色気に満ちていた。
それもそのはず、彼女のそばにはディリオンがぴったりと立ち、ローブをたくし上げて下から手を入れているのだから。
これが最前線――
B22からB23へと向かう、最強の冒険者たちのプレイスタイルだった。
レネの蜜に指を濡らしながら、ディリオンが言う。
「すごいな。いつもの倍は溢れてるんじゃないか? まるで初めてダンジョンに来たときみたいだ」
倍なのは敵の数……では、もちろんない。
レネの蜜の話だ。
「そんな……言わないでっ! あたしもなんでこんなイイのかわかんないの……んっ」
悶えながらもレネは魔法で敵をなぎ払っている。
並の冒険者であれば逃げ出すような強敵の連続だったが、彼らはまるで怯まない。それどころか、わざと囲まれるように敵の数を常に調整しているのだった。
ディリオンはレネの中をかき回しながら返す。
「なんでって、そりゃあここまでくりゃ、観客たちもそれなりに強いからだろうよ。ほら、隙あらば俺らを殺そうって目で睨んでやがる」
「ああッ……その、目……っ!」
巨大なゴーレムたちの視線と殺気を全身に感じ、レネは身を震わせた。
さっきからレネばかりが戦闘を行なっているが、それはここが奇数階に向かうダンジョンだからだ。
奇数階に向かうときはディリオンがレネを慰め、偶数階に向かうときはレネがディリオンを慰める。
それが、このペアの決まりである。
「レネ、俺への指示は遠慮するなよ?」
これももちろん、戦闘の話ではない。
「あ……んっ。も、もっと、もっと外のほうもいじって~っ」
「りょーかい!」
『指示』を受けたディリオンは、レネの腰に抱きつく体勢をとった。
両手を使えば、中と外、両方からレネに触れることができる。
蜜をすこしだけ指にとり、レネの小さく飛び出た敏感な部分を撫でる。
「ふぐっ……ああ……そこよっ」
ディリオンの適確なサポートを得て、レネの魔力は増大する。
「んっ……。絶技・業火滅殺刃……ああっ、イイっ」
ディリオンとレネ、最強のふたり。
彼らの通ったあとには、ザコ一匹たりとも残らない。
レネの魔法詠唱は色気に満ちていた。
それもそのはず、彼女のそばにはディリオンがぴったりと立ち、ローブをたくし上げて下から手を入れているのだから。
これが最前線――
B22からB23へと向かう、最強の冒険者たちのプレイスタイルだった。
レネの蜜に指を濡らしながら、ディリオンが言う。
「すごいな。いつもの倍は溢れてるんじゃないか? まるで初めてダンジョンに来たときみたいだ」
倍なのは敵の数……では、もちろんない。
レネの蜜の話だ。
「そんな……言わないでっ! あたしもなんでこんなイイのかわかんないの……んっ」
悶えながらもレネは魔法で敵をなぎ払っている。
並の冒険者であれば逃げ出すような強敵の連続だったが、彼らはまるで怯まない。それどころか、わざと囲まれるように敵の数を常に調整しているのだった。
ディリオンはレネの中をかき回しながら返す。
「なんでって、そりゃあここまでくりゃ、観客たちもそれなりに強いからだろうよ。ほら、隙あらば俺らを殺そうって目で睨んでやがる」
「ああッ……その、目……っ!」
巨大なゴーレムたちの視線と殺気を全身に感じ、レネは身を震わせた。
さっきからレネばかりが戦闘を行なっているが、それはここが奇数階に向かうダンジョンだからだ。
奇数階に向かうときはディリオンがレネを慰め、偶数階に向かうときはレネがディリオンを慰める。
それが、このペアの決まりである。
「レネ、俺への指示は遠慮するなよ?」
これももちろん、戦闘の話ではない。
「あ……んっ。も、もっと、もっと外のほうもいじって~っ」
「りょーかい!」
『指示』を受けたディリオンは、レネの腰に抱きつく体勢をとった。
両手を使えば、中と外、両方からレネに触れることができる。
蜜をすこしだけ指にとり、レネの小さく飛び出た敏感な部分を撫でる。
「ふぐっ……ああ……そこよっ」
ディリオンの適確なサポートを得て、レネの魔力は増大する。
「んっ……。絶技・業火滅殺刃……ああっ、イイっ」
ディリオンとレネ、最強のふたり。
彼らの通ったあとには、ザコ一匹たりとも残らない。
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