上 下
53 / 62
サクヤ(家編)

【サクヤ】家事

しおりを挟む
 
■■■■■■■■■■■■■■■■■■


■「家編」について

バーチャルドールと「家で一緒に生活するレッスン」を行います。

 
【主な目的】
○バーチャルドールに、人間らしい生活を教えるため。

○人間であるマスターとバーチャルドールが、お互いの事を知って交流するため。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■




◆――◆ ミコトからの依頼書 ◆――◆

【対象者】
マスター・サクヤ

【レッスン内容】
サクヤと一緒に家事をする。

◆――――――――――――――――◆




□□□□□□□□□□□□□□□□□□


【 レッスンメニュー 】


① 料理を一緒にする
② 掃除を一緒にする
③ 洗濯を一緒にする


□□□□□□□□□□□□□□□□□□




――――――――――――――――
――――――――――――――――


① 料理を一緒にする
 

サクヤ「ねぇ、マスター」

 

いつになく真剣な表情でサクヤが呼ぶので、何かあったのかと心配をする。

 

サクヤ「料理をする時は、やっぱり裸エプロンにした方がいいのかしら~?」

 

しなくていいとキッパリと断る。

 

時々ふざけたりしつつも、サクヤの料理の手際と、私への作業分担の指示は的確で、とても効率良く料理が完成する。

 

サクヤ「まるで新婚の夫婦みたいね~♥」




――――――――――――――――


② 掃除を一緒にする

 
分担して部屋を掃除していると、サクヤが本棚の裏などの隙間を、妙に念入りに掃除しているので、そんなに汚れているのかと尋ねてみた。

 

サクヤ「んふっ♥ マスターがエッチな本を隠してたりしないかなと思って~♥」

 

真面目に掃除しなさいと注意した。




――――――――――――――――


③ 洗濯を一緒にする


二人で洗濯物を干していると、急に強い風が吹いてサクヤのワンピースがめくれ上がる。

一瞬の事でハッキリと見えなかったが、下着を履いてなかったように見えた。

 

サクヤ「んふっ♥ 見えちゃった~? 今、下着を全部お洗濯してるから1枚も残ってなくて~♥」

 

きっとわざとだと、私は思った。

 

サクヤ「マスターが見たいなら、いつでも見ていいのよ~♥」

 

ニヤニヤとイタズラっぽい笑顔をしながら、スカートをヒラヒラとさせる。




――――――――――――――――
――――――――――――――――
 
しおりを挟む

処理中です...