49 / 62
アスカ(お出かけ編)
【アスカ】カラオケ
しおりを挟む■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■「お出かけ編」について
バーチャルドールと「お出かけを一緒にするレッスン」を行います。
【主な目的】
○バーチャルドールに、人間らしい生活や習慣をレッスンするため。
○人間であるマスターとバーチャルドールが、お互いの事を理解し交流するため。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆――◆ レッスンの依頼書 ◆――◆
【対象者】
マスター・アスカ
【レッスン内容】
アスカと一緒にカラオケに行く。
◆――――――――――――――――◆
□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【 レッスンメニュー 】
① カラオケに誘う
② カラオケ店に入る
③ マスターが歌う
④ ドールが歌う
⑤ 一緒に歌う
⑥ 採点モードで勝負をする
⑦ カラオケを出る
□□□□□□□□□□□□□□□□□□
――――――――――――――――
――――――――――――――――
① カラオケに誘う
アスカをカラオケに誘ってみる。
アスカ「いいわね。どっちがうまく歌えるか勝負しましょう」
私たちは、カラオケ店に向かった。
――――――――――――――――
② カラオケ店に入る
カラオケ店に到着した。
受付を済ませた後、ドリンクバーで飲み物を入れてから部屋に入る。
アスカ「すごく良いじゃない! これなら激しく歌っても問題ないわね!」
他に部屋が空いてなかったのか、10人でも大丈夫なくらいの大部屋だった。
先にアスカに座ってもらって、私はリモコンやマイクなど、歌うための準備をしてから座る。
さて、歌う順番はどうしようか。
――――――――――――――――
③ マスターが歌う
私が入れた歌のイントロが流れ始めた。
マイクを握って、私は歌い始める。
アスカの方を見ると、カラオケの音で声は聞こえないが、口の動きがあっているので一緒に歌っているようだ。
少しうろ覚えの箇所もあったが、なんとか最後まで歌う事ができて、ほっとしながらマイクを置いた。
アスカ「ちょっとうろ覚えの所もあったけど、なかなか良いじゃない」
うろ覚えの所もちゃんと覚えて、完璧にしたいと思った。
――――――――――――――――
④ ドールが歌う
アスカの入れた歌のイントロが流れ始めた。
マイクを握って、アスカは立ち上がって歌い始める。
激しくカッコイイ歌を、ライブで歌っている歌手さながらに体全体を使って熱唱している。
圧倒されていると、盛り上がれと手でジェスチャーされてしまったので、手を振り上げてアスカのノリに合わせてみた。
歌い終わるとマイクを置く。
アスカ「マスター、恥ずかしがってたわね?」
こういうノリは、ちょっと慣れてなくてと答える。
アスカ「折角カラオケに来たんだから、恥ずかしがってないで盛り上がらなきゃ損よ」
――――――――――――――――
⑤ 一緒に歌う
二人が歌える歌を探して、一緒に歌おうという事になった。
アスカが選んだデュエット曲は、一応私も歌えはするのだが、かなり難しい歌だ。
入れた歌のイントロが流れ始め、マイクを握って二人で歌い始める。
歌い出しがサビになっていて、二人で力強く歌うパートなのだが、アスカのパワーのある声に隠れてしまう。
アスカは立ち上がり、私にも立ち上がりなさいとジェスチャーするので、言われた通りにするとアスカはニッコリと微笑む。
アスカのソロパートに圧倒されつつ、私も負けないように全力で歌う。
サビの二人で歌うパートは、アスカとの勝負のようでとても熱くなった。
歌い終わってマイクを置く。
アスカ「なかなかよかったわよ!この歌はやっぱり本気になって歌わなくちゃね!」
こんなハードな歌は、1日1曲まででお願いするよと答える。
アスカ「だらしないわね~。練習すれば、何曲でも歌えるようになれるわよ」
――――――――――――――――
⑥ 採点モードで勝負をする
カラオケに採点機能があるのを確認して、「試しに1回だけ」とアスカに了承を得てから、採点機能をオンにする。
言い出した私が、採点ありで先に歌う。
『90点』
アスカの前で下手な点数は出せないと思いつつ、全力で歌った所、自分でも驚くような高得点が出た。
次にアスカが歌う。
私を超えてやるという気迫が、歌からビシビシと伝わってくるほど、アスカも全力で歌っていた。
『98点』
アスカ「アスカの勝ちね!」
90点でも奇跡の高得点なのに、98点は越えられる気がしなかった。
「試しに1回だけ」という事だったので、採点機能をオフにする。
――――――――――――――――
⑦ カラオケを出る
カラオケ店から出た。
アスカ「思いっきり歌って、気分爽快だわ。なかなか楽しかったわね」
楽しんでもらえたようで良かったと思いつつ、また歌いに来ようと言う。
――――――――――――――――
――――――――――――――――
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
絢と僕の留メ具の掛け違い・・
すんのはじめ
青春
幼馴染のありふれた物語ですが、真っ直ぐな恋です
絢とは小学校3年からの同級生で、席が隣同士が多い。だけど、5年生になると、成績順に席が決まって、彼女とはその時には離れる。頭が悪いわけではないんだが・・。ある日、なんでもっと頑張らないんだと聞いたら、勉強には興味ないって返ってきた。僕は、一緒に勉強するかと言ってしまった。 …
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
しゅうきゅうみっか!-女子サッカー部の高校生監督 片桐修人の苦難-
橋暮 梵人
青春
幼少の頃から日本サッカー界の至宝と言われ、各年代別日本代表のエースとして活躍し続けてきた片桐修人(かたぎり しゅうと)。
順風満帆だった彼の人生は高校一年の時、とある試合で大きく変わってしまう。
悪質なファウルでの大怪我によりピッチ上で輝くことが出来なくなった天才は、サッカー漬けだった日々と決別し人並みの青春を送ることに全力を注ぐようになる。
高校サッカーの強豪校から普通の私立高校に転入した片桐は、サッカーとは無縁の新しい高校生活に思いを馳せる。
しかしそんな片桐の前に、弱小女子サッカー部のキャプテン、鞍月光華(くらつき みつか)が現れる。
「どう、うちのサッカー部の監督、やってみない?」
これは高校生監督、片桐修人と弱小女子サッカー部の奮闘の記録である。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる