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第3章
彩芽、餌付けられる
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「そう、その時、敵と俺達のどちらにもついてなかったフォルサ傭兵団の連中に俺は条件を出したんだ。今回の戦でネヴェルにつけば騎士に取り立ててやるってな。当時はネヴェルに巨人で騎士になった奴なんて一人もいなかった。巨人と言えば北国の傭兵ってので相場は決まってるだろ? 南の連中からすると、まだ蛮族って差別意識も残っていたし、騎士にする事に反対する奴も大勢いたが、巨人が軍勢に加われば一人につき兵士五十人なんてものじゃない。それがたったの四人でも二百人の援軍だ」
「へぇ~」
「そこで、こいつなんて言ったと思う? フォルサ傭兵団をそのまま丸ごと騎士団にして、自分の事を団長にしろって言ってきやがったんだぜ、ははは、クソ図々しいだろ」
エルムがコップで何かをチビチビと飲みながら、気持ちよさそうに昔話を披露する。
ストラディゴスはそれを向かい側で黙って聞きながら、テーブルの上の料理を自分の口に運んでいた。
「それ、どっかで聞いたなぁ~。確か結局、傭兵団全員騎士になったんだよね? ストラディゴスさん、酒場で飲んだ時には、ネヴェル騎士団の団長に『騎士にしてやるから助けてください』って泣きつかれたみたいな事言ってなかったっけ?」
「お前、外でそんな風に言ってんの? 俺は悲しいなぁ、傷ついちゃうぞ」
「あん? 実際そうだろ」
ストラディゴスは悪びれる様子も無く、エルムのウソ泣きを冷ややかな目で見る。
「あれ、でも、おかしくない? エルムさんが頼んだんだったら騎士団長さんは? だって、ストラディゴスさん、その後、騎士団長さんに勝負を挑んで、負けたから副長で我慢したって。そう言えば、騎士団長さんって今ここにいるの?」
その言葉に、エルムは即反応する。
「ああ、あああ! そう言う事か、バッカ、お前、さては俺の事、ちゃんと紹介して無いんだろ」
そう言うと、エルムは自分を指さし、
「目の前にいるのが、ネヴェル騎士団の団長様だぞ」
と冗談と同じトーンで軽く言った。
「……え?」
「そんなに驚く事無いだろ」
「だって、なんか」
「ダメだぞ、悪い影響受けてるよこいつの。思い込みは良くないぞ~」
エルムはお茶らけて言うが、彩芽は確かに思い込みは良くないと思考を切り替える。
「あの、今更かもしれないんですけど、エルムさんって何者なんですか?」
「ギャンブラー兼、魔法使い兼、騎士団長兼、大臣って所だ」
「……一番は、ギャンブラーなんだ」
「そんな奴が領地を仕切ってるのに、どうして上手く行ってるのか、俺にはわからんね」
ストラディゴスは呆れたように言いながら、また料理を口に運ぶ。
それを聞いてエルムは、人の悪い顔でこんな事を言った。
「政治で危ない賭けは、さすがにな。でもよ、今のお前は博打の結果だからな。もっと感謝しろよ」
「してるよ、ったく」
ストラディゴスは耳にタコなのか、わかってるわかってると少し面倒くさそうに言っているが、その表情を見るとエルムの事を嫌っていない事が彩芽にもわかる。
そんなやり取りを見て、彩芽は二人が本当に仲が良いのだなと思う。
男くさい二人の世界を見ている彩芽に気付いたストラディゴスは、彩芽の二日酔いがもうすっかり良くなっている事に安心するが、話してばかりで食事が進んでいないのを見逃さない。
「アヤメ、話も良いが飯が全然進んでいないぞ。ちゃんと食えよ、ほら」
そう言うとストラディゴスは本日のメインディッシュ、豚(っぽい生き物)の丸焼きを昨日の様にナイフで切り分け、大きな手で肉の塊を持つと彩芽の口に直接持っていく。
それに対して彩芽は、まったく抵抗も疑問も無く「あ~ん」と口でキャッチし、もっきゅもきゅと口いっぱいに頬張り食べ始めた。
その一連の行動を目を細くして見ていたエルム。
彩芽に「少し失礼する」と断って立ち上がると、どうしても今伝えたいのか、ストラディゴスの傍まで行き、耳を貸せと合図し、その場でコソコソと話し始めた。
「お前に面白い事を教えてやる」
「なんだ急に」
「これは人生の先輩としてのアドバイスだ、心して聞け」
「いいから早く言えよ。アヤメが待っているだろ」
ストラディゴスが視線を彩芽に向けると、彩芽はまだ肉を飲み込めておらず、変わらずにもきゅもきゅ噛みしめている。
それを見てストラディゴスは、なんて可愛いのだろうと思う。
「俺には、親鳥が雛に餌をあげている様にしか見えない」
エルムのアドバイスに、ストラディゴスは肉を自分の口に運びながら少し考える。
「それは……どういう意味だ?」
「お前が昼に俺に話した話、恋愛童貞エピソード覚えてるか?」
「だから違うって言ってるだろ」
「はぁ……お前は、ようやくチェリー卒業でいい気になっている若造だ。でもな、卒業ってのは始まりなんだ。わかるか? 恋愛童貞卒業って言うのは、恋愛初心者って事。それでな、お前は初日にして進む方向を早くも間違っている可能性がある」
「はっきり言えっての」
ストラディゴスはエルムの話を聞きながらも、空になった彩芽の口にまた肉を運ぼうとしている。
その動きが、エルムの次の言葉でビクリと止まる。
「お前、父親と娘みたいな関係になりつつあるぞ」
「………………ん?」
ストラディゴスが「アレ?」と思った。
テーブルの上で止まった巨人の手につままれた肉に、彩芽はテーブルに身体を乗り出してパクリと食いついた。
「お前がそれが良いってなら、俺は止めないが」
ストラディゴスは、すっくと立ち上がる。
そのままエルムの背中を押して食堂の外に歩いて行く。
急に知り合いが近くからいなくなった彩芽は、肉を噛みながら、やはり視線は二人の姿を追っていた。
彩芽の目には、オーバーに頭を抱えて、エルムに何かを訴えているのか助けを求めているのか、人生の道に迷った巨人の姿が見えていた。
「へぇ~」
「そこで、こいつなんて言ったと思う? フォルサ傭兵団をそのまま丸ごと騎士団にして、自分の事を団長にしろって言ってきやがったんだぜ、ははは、クソ図々しいだろ」
エルムがコップで何かをチビチビと飲みながら、気持ちよさそうに昔話を披露する。
ストラディゴスはそれを向かい側で黙って聞きながら、テーブルの上の料理を自分の口に運んでいた。
「それ、どっかで聞いたなぁ~。確か結局、傭兵団全員騎士になったんだよね? ストラディゴスさん、酒場で飲んだ時には、ネヴェル騎士団の団長に『騎士にしてやるから助けてください』って泣きつかれたみたいな事言ってなかったっけ?」
「お前、外でそんな風に言ってんの? 俺は悲しいなぁ、傷ついちゃうぞ」
「あん? 実際そうだろ」
ストラディゴスは悪びれる様子も無く、エルムのウソ泣きを冷ややかな目で見る。
「あれ、でも、おかしくない? エルムさんが頼んだんだったら騎士団長さんは? だって、ストラディゴスさん、その後、騎士団長さんに勝負を挑んで、負けたから副長で我慢したって。そう言えば、騎士団長さんって今ここにいるの?」
その言葉に、エルムは即反応する。
「ああ、あああ! そう言う事か、バッカ、お前、さては俺の事、ちゃんと紹介して無いんだろ」
そう言うと、エルムは自分を指さし、
「目の前にいるのが、ネヴェル騎士団の団長様だぞ」
と冗談と同じトーンで軽く言った。
「……え?」
「そんなに驚く事無いだろ」
「だって、なんか」
「ダメだぞ、悪い影響受けてるよこいつの。思い込みは良くないぞ~」
エルムはお茶らけて言うが、彩芽は確かに思い込みは良くないと思考を切り替える。
「あの、今更かもしれないんですけど、エルムさんって何者なんですか?」
「ギャンブラー兼、魔法使い兼、騎士団長兼、大臣って所だ」
「……一番は、ギャンブラーなんだ」
「そんな奴が領地を仕切ってるのに、どうして上手く行ってるのか、俺にはわからんね」
ストラディゴスは呆れたように言いながら、また料理を口に運ぶ。
それを聞いてエルムは、人の悪い顔でこんな事を言った。
「政治で危ない賭けは、さすがにな。でもよ、今のお前は博打の結果だからな。もっと感謝しろよ」
「してるよ、ったく」
ストラディゴスは耳にタコなのか、わかってるわかってると少し面倒くさそうに言っているが、その表情を見るとエルムの事を嫌っていない事が彩芽にもわかる。
そんなやり取りを見て、彩芽は二人が本当に仲が良いのだなと思う。
男くさい二人の世界を見ている彩芽に気付いたストラディゴスは、彩芽の二日酔いがもうすっかり良くなっている事に安心するが、話してばかりで食事が進んでいないのを見逃さない。
「アヤメ、話も良いが飯が全然進んでいないぞ。ちゃんと食えよ、ほら」
そう言うとストラディゴスは本日のメインディッシュ、豚(っぽい生き物)の丸焼きを昨日の様にナイフで切り分け、大きな手で肉の塊を持つと彩芽の口に直接持っていく。
それに対して彩芽は、まったく抵抗も疑問も無く「あ~ん」と口でキャッチし、もっきゅもきゅと口いっぱいに頬張り食べ始めた。
その一連の行動を目を細くして見ていたエルム。
彩芽に「少し失礼する」と断って立ち上がると、どうしても今伝えたいのか、ストラディゴスの傍まで行き、耳を貸せと合図し、その場でコソコソと話し始めた。
「お前に面白い事を教えてやる」
「なんだ急に」
「これは人生の先輩としてのアドバイスだ、心して聞け」
「いいから早く言えよ。アヤメが待っているだろ」
ストラディゴスが視線を彩芽に向けると、彩芽はまだ肉を飲み込めておらず、変わらずにもきゅもきゅ噛みしめている。
それを見てストラディゴスは、なんて可愛いのだろうと思う。
「俺には、親鳥が雛に餌をあげている様にしか見えない」
エルムのアドバイスに、ストラディゴスは肉を自分の口に運びながら少し考える。
「それは……どういう意味だ?」
「お前が昼に俺に話した話、恋愛童貞エピソード覚えてるか?」
「だから違うって言ってるだろ」
「はぁ……お前は、ようやくチェリー卒業でいい気になっている若造だ。でもな、卒業ってのは始まりなんだ。わかるか? 恋愛童貞卒業って言うのは、恋愛初心者って事。それでな、お前は初日にして進む方向を早くも間違っている可能性がある」
「はっきり言えっての」
ストラディゴスはエルムの話を聞きながらも、空になった彩芽の口にまた肉を運ぼうとしている。
その動きが、エルムの次の言葉でビクリと止まる。
「お前、父親と娘みたいな関係になりつつあるぞ」
「………………ん?」
ストラディゴスが「アレ?」と思った。
テーブルの上で止まった巨人の手につままれた肉に、彩芽はテーブルに身体を乗り出してパクリと食いついた。
「お前がそれが良いってなら、俺は止めないが」
ストラディゴスは、すっくと立ち上がる。
そのままエルムの背中を押して食堂の外に歩いて行く。
急に知り合いが近くからいなくなった彩芽は、肉を噛みながら、やはり視線は二人の姿を追っていた。
彩芽の目には、オーバーに頭を抱えて、エルムに何かを訴えているのか助けを求めているのか、人生の道に迷った巨人の姿が見えていた。
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