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第2章

第2章:ルイシーと一緒4(ifルート)

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 パチュッ パチュッ パチュッ パチュッ

 一定の間隔で、ゆっくりと出入りを繰り返す。



 亀頭が子宮を叩くたび、亀頭の先端をコリコリとした肉が刺激する。
 破瓜の痛みは、もうほとんど無いのか、ストラディゴスの動きに合わせて彩芽も気持ちの良い所を狙って腰を打ち付けて来る。
 彩芽の肛門はストラディゴスに広げられた膣口の上で歪み、横に引き伸ばされていた。

「はぁ……はぁ……もっと……つよく」

 彩芽に求められ、ストラディゴスは子宮に思いっきり亀頭を打ち付ける。

「あっ! ああっ!」

 彩芽が気に入った様なので、ストラディゴスは彩芽の腰を掴み、今度は力の逃げ場も無くしてから、ペニスを膣口まで引き抜いて、一気に奥まで差し込む。

「んんっ!!?」

 ベッドに押しつぶされる乳房が気持ち良かった。

 限界まで押し広げられて麻痺しかけていた膣壁を、ゴリゴリゴリと最大面積の刺激が襲い掛かった。
 子宮口に打ち付けた亀頭によって、子宮が一気に面で押し潰される体験をしてしまい、あまりにも強い刺激の津波に彩芽は呼吸する事が出来なくなる。

 痛覚と快感が同時に襲ってくるが、もはや痛覚は快感の奴隷となり、痛気持ちいいと言うアクセントでしかない。
 自分ではどうする事も出来ない快感物質の過剰分泌による心地良い眩暈。

 そのまま、何の前触れも無く、唐突にそれはやって来た。
 ストラディゴスは彩芽が漏らしてしまったのかと思った。

 彩芽は盛大に潮を吹き、襲い来るオーガズムで身体がガクガクと震え、快感の波が収まるまで身体の震えを止められない。
 オナニーでも、セックスでも最初から感じる事は通常出来ない、練習の成果。

 性感帯が快感を作る準備が出来ているからこそ起きる、至高の体験。

 彩芽は白目を剥きそうになるほどの快感に、頭も身体も制御不能に陥り、彩芽が痙攣でも起こしたのかとストラディゴスは行為を中断して慌てて安否を確かめる。

 だが、その恍惚の表情を見て、初体験にして絶頂を迎えたと言う事実に気付いた。

 好きな相手が、自分の為に、努力をしてセックスに備えてきてくれた。
 こんなに嬉しい事は無い、筈なのだが。

 さすがに、備えすぎではないか?

 初挿入で白目を剥きそうな絶頂をする様な感度にまで、ピーキーに開発したルイシーに、ストラディゴスは素直に感謝出来なかった。

 完全に、やりすぎである。



 痙攣がようやく収まった彩芽は、息も絶え絶えにベッドの上で身体を起こすと、よろよろと立ち上がって、さっきは足の長さの問題で断念した騎乗位もどきに挑戦する。

 ストラディゴスのペニスを斜めにヴァギナで咥えこむと、後ろに下がってペニスを垂直に立たせ、その上で蟹股になり挿入したままペニスに座る。
 ゆるいスクワットの様な動きで彩芽はストラディゴスのペニスを、ゆっくりと何度も上下に動いて包み込む。

 ペニスに付いた破瓜の血は、気が付けば愛液と混ざり洗い流され、彩芽が先ほどまで処女であった事を二人は忘れて行為に及んでいた。



 彩芽は、これ以上は飲み込めない所まで膣の全てを使ってストラディゴスのペニスを飲み込むと、上下の動きを止め、回転運動でねぶりはじめる。
 挿入された部分が想定外の方向に刺激されると、ストラディゴスは射精が近づくのを感じた。

 だが、ピストン運動をしないと、気持ち良いがもどかしい感覚が付きまとい、絶頂は迎えられない。

 ストラディゴスが腰を打ち上げて、ピストンをねだっても、彩芽はゆっくりと、子宮口を亀頭の先で馴染ませ続ける。

 ストラディゴスが切ない思いをしていると、彩芽が出来るか自信の無かった練習の成果が日の目を浴びる。
 処女膜と膣口が亀頭を飲み込んだ時の様に、膣の中で亀頭をゆっくりとだが、何かが飲み込もうと動いているのをストラディゴスは感じた。

 彩芽は、自身の腹を探りながら、膣のコントロールのコツをようやくつかみ始めていた。



 それは最初の感覚としては、排泄をする時の感覚に近かった。

 放尿する時、尿を止めたり出したりを訓練すれば出来るようになり、そこから勢いよく出したり、ちょろちょろと漏らす事も訓練で出来る様になり、放尿時以外でも尿道や膀胱を操れるようになる。

 排便をする時も同じく、我慢をして肛門を閉じる事も、排便しようと肛門を開くといった事も、排便時以外でも訓練をすれば細かく、意識をして出来るようになる。

 それと同じく、ペニスを男が意識して動かせる様に、ヴァギナも締める事も出来れば、緩める事が出来、彩芽はさらにルイシーとの訓練で、子宮の操り方をも教え込まれていた。

 膣口の様にパクパクと筋肉で開閉するまではいかないが、ぴったりと閉じられた子宮口にじっくりと亀頭を押し付ければ、口を開けて中に咥えこむ事が出来るのだ。

 ストラディゴスは、限界まで引き延ばされた彩芽の膣に咥えこまれているペニスが、さらに奥の部屋へと向かう感覚に襲われ、背筋がゾクゾクとした。
 彩芽の腹を、自身のペニスが内側から押して影を作っている。
 彩芽はストラディゴスのペニスの半分近くを体内へと飲み込んでいるのだ。



「つぅ……………………どお?」

 彩芽は、かなりしんどそうにストラディゴスに聞いた。

 子宮一杯にペニスを咥えこみ、腹の内側から内臓を押しのけて腹を押されているのだ。
 それだけで、かなり苦しい筈であった。

 ストラディゴスは言葉では無く、行動で答えた。

 自身の身体を起こすと、彩芽を力強く抱きしめたのだ。
 彩芽の身体が慣れるまで、動くわけにはいかない。

 ストラディゴスは彩芽の頭頂部に、愛おしそうに何度も口づけをする。
 彩芽は、自分の身体を思いやってくれる巨人に身を預け、足の力を軽く抜く。
 ストラディゴスは彩芽の身体を両手で支えると、彩芽の瞳を見た。

 彩芽はコクンと頷く。
 ストラディゴスは彩芽の身体を、ゆっくりと上下に動かす。
 ストラディゴスの親指の下で、自身のペニスが彩芽の子宮を纏ったまま上下に動き、腹を内側から押すたびにぶつかってくる。

 膣口と子宮口の二重の蛸壺でペニスをしごかれ、ストラディゴスは果てそうになるが、彩芽ももうすぐ果てそうなので必死に我慢をした。

 上下の度に彩芽のおっぱいが上下にされるがままに揺れる。
 ピストンの間隔が短くなり始めると、二人共に絶頂が近づいてくる。

「あっ♡ あ”♡ あ”~~~~♡ あ”あ”あ”~~~~♡♡♡」

 乱れる彩芽の喘ぎ声が耳に心地よい。
 彩芽は、最後の最後で、ようやくルイシーに言われた通り、我慢せずに発情した猫の様な喘ぎ声を叫んでいた。

 彩芽が潮を吹き出すと同時に、ストラディゴスは子宮内に直接、大量の精液を吐き出した。

 彩芽は再び身体を痙攣させ、今度は白目を剥いている。
 彩芽の自重を支えていた足は、痙攣で踏み外され、ピンと張ってガクガクと震えている。
 ストラディゴスは彩芽の身体を支えながらも、子宮の一番奥に亀頭を押し付けたまま射精を続け、上を向いて快感に意識をやっている彩芽の口にキスをする。

 望んでいた以上の射精感。
 二十秒を超え、ペニスと膣口の隙間から溢れて出ても、まだ射精が終わらない。
 子宮は精液に溺れ、彩芽もまた、愛する男に初めてを捧げる上では、望んでいた以上のロストヴァージンであった。

 二人を包む、圧倒的幸福感。
 ストラディゴスの射精が、ようやく収まるが、勃起は全然収まらない。

 ぐったりとした彩芽から、とりあえずペニスを引き抜こうとする。
 すると、亀頭を包んだ状態で、一緒に子宮が降りてきてしまった。
 さらに膣口の入り口が竿に絡みつき、まるで放そうとしない。

 無理やり引き抜いてやると、膣口の入り口が裏返り、鮮やかなピンク色の粘膜が体外に出て、亀頭を抜いた瞬間に彩芽は反射的に最後に残り潮を吹いた。
 子宮に溜まった大量の精液がドロリと流れ出し始め、ベッドの上に広がっていく。



 こうして、彩芽の夜這いは大成功の内に終わりを告げたのであった。
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