女王特権で推しと結婚するなんて、はしたないですか?
千年に渡り闘神によって庇護されてきたグランティスは、世界一の剣闘場で知られる武勇の国。次代女王グレス・グランティスはお淑やかな姫君。武勇の国を背負う強く気高い女王になる自信がありません。向いてないなぁと思いながら運営に携わっていた剣闘場に、ある日、細い体に素早い身のこなしで一瞬で試合を終わらせる花形選手、テリア・ランセルが現れます。それまで剣闘士に興味を抱けなかったグレスもすぐに彼に夢中になり、影ながら応援し続けていました。
二十四歳になるグレスに、そろそろ世継ぎを産むべきという圧力がかかり始めます。その時、彼女は思いました。「誰かの子供を産まなければならないのなら、わたくしはあの方の子供が産みたい」
しかし、女王の地位を利用して人気選手に近付こうとする自分を「はしたない」と思い悩みます。
(sideグレスはエブリスタ執筆応援キャンペーンで佳作受賞。sideテラは妄想コンテストで優秀作品選出されました)1/12まで連載
二十四歳になるグレスに、そろそろ世継ぎを産むべきという圧力がかかり始めます。その時、彼女は思いました。「誰かの子供を産まなければならないのなら、わたくしはあの方の子供が産みたい」
しかし、女王の地位を利用して人気選手に近付こうとする自分を「はしたない」と思い悩みます。
(sideグレスはエブリスタ執筆応援キャンペーンで佳作受賞。sideテラは妄想コンテストで優秀作品選出されました)1/12まで連載
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