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第十一章
『作中情報。まとめ4』
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●
作中内の風土記。
情報が多く成って来たので、まとめの四回目になります。
文中にある判り難い事に多少の注釈を加える形で載せただけなので、あまり読む意味はありません。
●国家構成
かなり増えて来たので、おおよその場所と共に記載。
『オロシャ国』
この話の舞台で大陸中央よりはやや南西より。
大陸中央に位置する遊牧民の国家と、西部の開拓国家が交じり合って出来た、国土だけは大きな国である。
『夏王朝』
大陸の東部に位置する最も大きく古い国家。
黄家と中心に東の青家、南の赤家、西の白家、北の黒家で構成されている。
四大の諸侯の中でも一番古く、中央の黄帝家よりも歴史がある東の青家は特に重要で、歴代皇帝の半分以上が母を介してその血を引いているとされる。
『コプト三国と教国』
大陸西部に位置する国々で、サイズ的にも国力的にも大きい。
コプト教と呼ばれる創造神を最上の神とし、残りをその使徒であり従神とする教えでまとまっている。教国は正式には国家ではないが小国幾つかを預かっているのでこう呼ばれる、下手な西方諸国よりは強大とされる。勇者や聖女は教国出身。
『イル・カナン国』
夏王朝を黄家がまとめたのと同じくらいに成立した古い国の片割れ。
オロシャの東から北寄りに位置する。同族のイラ・カナン国とは紛争を繰り広げていたが、魔族によりイラ・カナンが滅亡すると、無事だった北部を併合して古き国家の正当後継者と名乗っている。
『旧イラ・カナン国』
夏王朝を黄家がまとめたのと同じくらいに成立した古い国の片割れ。
オロシャの東から南寄りに位置する。同族のイル・カナン国とは紛争を繰り広げていたが、魔族により滅亡した。半島や諸島群があrこともあり、魔族の島とは比較的に近い位置にあたる。それでもこの国が無事だったのは、海流そのものは北へ向いて居る為(泳いだり何も考えずに船を出すとすると北へ行く)。
『アゼル国』
都市国家+@程度の小さな小国で、オロシャの属国。
ゴルビーからは南東、オロシャ全体から見れば東北にあたる。アゼル国は強い将軍一人居れば間に合ってしまう程度の盆地の国。港も小さく漁港レベルである。周囲は山とバイザス国のみに接しており、国民性はこもりがちで、バイザス国が村々を増やしていくのを得意何もせずに見守っていた。魔族に襲われる事が多い時期であり、あながち間違いではなかったことを証明している。
『バイザス国』
都市国家+@程度の小さな小国で、オロシャの属国。
ゴルビーからは南東、オロシャ全体から見れば東北にあたる。バイザス国は沿岸に村を増やしていったので、アゼル国よりも大きいが縦長で遊牧民や、更に南の都市国家(イル・カナンの属国)とも接している。このことが交易を通してやや裕福であり、同時にバランス感覚だけでやって行かねばならない状況にある(多少の戦力では足りない)。港は存在するが昔のキーエル家並で、ちょっとした港町でしかない。
『グルドア国』
都市国家+@程度の小さな小国で、イル・カナンの属国。
オロシャ全体から見れば東にあたる。バイザス国の南に位置しており、イル・カナン国とは直に接している事から小国の悲哀を味わっている。港はあるが漁港でしかなく、独立を保っているのは浅瀬で海軍が来れず、接している部分も狭隘な山越である為。アゼル・バイザス両国よりは豊かであるが、イル・カナンに僅かな富を吸い上げられているとか。
『ポーセス国』
オロシャよりも南にある国家で、旧イラ・カナンの南西。
接している面積は旧イラ・カナンの方が大きく、小国であることからも隣国であるプロシャに頼っている。殆ど属国と言って差し支えないが、独立を保っているのは翼のある亜人種を味方につけているのはこの国だけである。領地の山に鉄鉱山や炭坑を持ち、資源的には豊かではある。当然ながら魔物の進行に苦しみ、プロシャからの要求も日々増しているとか。
『プロシャ国』
オロシャよりも南西にある国家で、更に西側は西方諸国と交わっている。
領地の山に鉄鉱山や炭坑を持ち、平野もあって資源的には豊かではあるのだが……西方諸国の干渉をモロに受ける立ち位置なので、身に余る軍備を増強して大変とか。最近では軍事費を賄うために、ポーセスへの要求が増えている。喫緊の課題は二人の王子が政争を始めた事。
●遊牧民
『ラーンの人々』
オロシャよりも北にある大平原に存在する都市国家や、遊牧民たちの総称。
勇者ラーンの子孫を名乗る人々の集合体である。魔族の侵攻をもろに受けて幾つかの都市国家が滅びた。生き残っているウェス・ラーンと遊牧民の一部が仲互いを始め、幾つかに分かれて構想を始めている。山にある古き都市ハイ・ラーンの人々が仲裁しているが限界にあるとか。
『フィニアン人』
西方に居る遊牧民の末裔。
旅芸人であったり、特定の国家を渡り歩く遊牧民(税金は払うし、畑の雑草を食わせ貰う代わりに家畜のフンを提供する)。巡遊する生活こそ残って居るものの、こちらは部族としてもまとまりがなく、小さな家族単位で『暮らしていける場所』で『食っていける職』を転々としていると言える。特徴としては創造神の妻であり神々の王妃の扱いが違っており、元は独立した女王で戦神を夫としていたとされる(西方では創造神信仰が高まり、戦神よりも相応しく、それどころか女王よりも格上とされた為)。
作中内の風土記。
情報が多く成って来たので、まとめの四回目になります。
文中にある判り難い事に多少の注釈を加える形で載せただけなので、あまり読む意味はありません。
●国家構成
かなり増えて来たので、おおよその場所と共に記載。
『オロシャ国』
この話の舞台で大陸中央よりはやや南西より。
大陸中央に位置する遊牧民の国家と、西部の開拓国家が交じり合って出来た、国土だけは大きな国である。
『夏王朝』
大陸の東部に位置する最も大きく古い国家。
黄家と中心に東の青家、南の赤家、西の白家、北の黒家で構成されている。
四大の諸侯の中でも一番古く、中央の黄帝家よりも歴史がある東の青家は特に重要で、歴代皇帝の半分以上が母を介してその血を引いているとされる。
『コプト三国と教国』
大陸西部に位置する国々で、サイズ的にも国力的にも大きい。
コプト教と呼ばれる創造神を最上の神とし、残りをその使徒であり従神とする教えでまとまっている。教国は正式には国家ではないが小国幾つかを預かっているのでこう呼ばれる、下手な西方諸国よりは強大とされる。勇者や聖女は教国出身。
『イル・カナン国』
夏王朝を黄家がまとめたのと同じくらいに成立した古い国の片割れ。
オロシャの東から北寄りに位置する。同族のイラ・カナン国とは紛争を繰り広げていたが、魔族によりイラ・カナンが滅亡すると、無事だった北部を併合して古き国家の正当後継者と名乗っている。
『旧イラ・カナン国』
夏王朝を黄家がまとめたのと同じくらいに成立した古い国の片割れ。
オロシャの東から南寄りに位置する。同族のイル・カナン国とは紛争を繰り広げていたが、魔族により滅亡した。半島や諸島群があrこともあり、魔族の島とは比較的に近い位置にあたる。それでもこの国が無事だったのは、海流そのものは北へ向いて居る為(泳いだり何も考えずに船を出すとすると北へ行く)。
『アゼル国』
都市国家+@程度の小さな小国で、オロシャの属国。
ゴルビーからは南東、オロシャ全体から見れば東北にあたる。アゼル国は強い将軍一人居れば間に合ってしまう程度の盆地の国。港も小さく漁港レベルである。周囲は山とバイザス国のみに接しており、国民性はこもりがちで、バイザス国が村々を増やしていくのを得意何もせずに見守っていた。魔族に襲われる事が多い時期であり、あながち間違いではなかったことを証明している。
『バイザス国』
都市国家+@程度の小さな小国で、オロシャの属国。
ゴルビーからは南東、オロシャ全体から見れば東北にあたる。バイザス国は沿岸に村を増やしていったので、アゼル国よりも大きいが縦長で遊牧民や、更に南の都市国家(イル・カナンの属国)とも接している。このことが交易を通してやや裕福であり、同時にバランス感覚だけでやって行かねばならない状況にある(多少の戦力では足りない)。港は存在するが昔のキーエル家並で、ちょっとした港町でしかない。
『グルドア国』
都市国家+@程度の小さな小国で、イル・カナンの属国。
オロシャ全体から見れば東にあたる。バイザス国の南に位置しており、イル・カナン国とは直に接している事から小国の悲哀を味わっている。港はあるが漁港でしかなく、独立を保っているのは浅瀬で海軍が来れず、接している部分も狭隘な山越である為。アゼル・バイザス両国よりは豊かであるが、イル・カナンに僅かな富を吸い上げられているとか。
『ポーセス国』
オロシャよりも南にある国家で、旧イラ・カナンの南西。
接している面積は旧イラ・カナンの方が大きく、小国であることからも隣国であるプロシャに頼っている。殆ど属国と言って差し支えないが、独立を保っているのは翼のある亜人種を味方につけているのはこの国だけである。領地の山に鉄鉱山や炭坑を持ち、資源的には豊かではある。当然ながら魔物の進行に苦しみ、プロシャからの要求も日々増しているとか。
『プロシャ国』
オロシャよりも南西にある国家で、更に西側は西方諸国と交わっている。
領地の山に鉄鉱山や炭坑を持ち、平野もあって資源的には豊かではあるのだが……西方諸国の干渉をモロに受ける立ち位置なので、身に余る軍備を増強して大変とか。最近では軍事費を賄うために、ポーセスへの要求が増えている。喫緊の課題は二人の王子が政争を始めた事。
●遊牧民
『ラーンの人々』
オロシャよりも北にある大平原に存在する都市国家や、遊牧民たちの総称。
勇者ラーンの子孫を名乗る人々の集合体である。魔族の侵攻をもろに受けて幾つかの都市国家が滅びた。生き残っているウェス・ラーンと遊牧民の一部が仲互いを始め、幾つかに分かれて構想を始めている。山にある古き都市ハイ・ラーンの人々が仲裁しているが限界にあるとか。
『フィニアン人』
西方に居る遊牧民の末裔。
旅芸人であったり、特定の国家を渡り歩く遊牧民(税金は払うし、畑の雑草を食わせ貰う代わりに家畜のフンを提供する)。巡遊する生活こそ残って居るものの、こちらは部族としてもまとまりがなく、小さな家族単位で『暮らしていける場所』で『食っていける職』を転々としていると言える。特徴としては創造神の妻であり神々の王妃の扱いが違っており、元は独立した女王で戦神を夫としていたとされる(西方では創造神信仰が高まり、戦神よりも相応しく、それどころか女王よりも格上とされた為)。
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