美少女に転生しました!

メミパ

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三章 学園!

風の!

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「コホンッ  それで、俺の秘密のことなんですけど。実は2つあるんです。一つ目は、先生の予測通り、召喚した精霊は風の上位精霊と言う事。二つ目は、、、、、、えっと、驚かないでいただきたいのですが、俺は精霊の声を聞くことができると言う事です。」

「、、、、、、はっ?!」

 ジークが自分の秘密を言うと、流石の先生も固まってしまった。多分、、、って言うか絶対、一つ目の奴は確信してしたけど、二つ目のは予測もしてなかったんだろうなぁ。すっごく驚いているし、、、

「コホンッ  失礼しました。それで、、、わたくしの空耳でなければ、あなたは精霊の声が聞こえるのですね?」

 先生がジークに自分の耳が正常だったのか確認をする。それだけ、信じられない内容だったんだな~。まぁ、伝説と同じってなると信じられないのも無理はないよね!

「はい。」

「では、そこにいる精霊の声も?」

「はい。、、、と言いたいところですが、実はまだ聞いたことがありません。話してくれる様子もないですし、俺のことが好きじゃないのかも、、、」

「”そんな事あるわけない。僕がいままで話さなかったのは、王様にしばらく話さないでって言われたから仕方なくで、マスターと話したくないわけじゃない。”」

 と、風のが今まで話さなかった、いや、話せなかった理由を一生懸命説明している。

「えっ?あ、そうなんだ~。じゃあ、俺と話したくなかったわけじゃ「“ないよ”」」

 風のが即答する。そんなジーク達との会話ですっごくいい反応をした人が1人、、、

「えっ?えっ?わたくしには全く聞こえませんが、ジークさんは今精霊と話しているのですか?精霊はなんておっしゃっていますか?声は?ぜひ、教えてください。」

 そう、先生だ!やっぱり、先生って精霊の事になると性格が一変するよね?話し方はいつもと同じだけど少し早口だし、今すっごく興奮してるよ?

「え~と、今精霊はですね、、、」

 ジークはそんな先生の姿に慣れたのか、普通に今風のと話した内容を説明している。ジークはもう慣れたのかぁ。早すぎない?私はまだまだ先生のこの姿に慣れないよ!

「”ねぇねぇ。マスターそれより、名前をつけて欲しいんだけど”」

「今、精霊の口が動いたように見えましたが、なんとおっしゃっていましたか?」

 そんな精霊の一挙手一投足も見逃さない先生がジークに質問している。

「えっと、名前をつけて欲しいと言っているんですが、、、ここでつけてもいいですか?」

「勿論です。貴重な契約の瞬間が見られるなんて滅多にない事ですから。むしろ、こちらからお願いしたいくらいです。」

「ありがとうございます!、、、じゃあ、早速つけちゃうね~!君の名前はヴェント!」

 ジークが名付けすると、風のが淡く光り、ジークの手の甲に精霊の証ができて消えていった。この証は精霊の力を使うと見えるようになるんだよ!でね、証は下位、中位、上位って段々大きくなっていくの!ヴェントは勿論上位だから1番華やかで大きい証がジークの手の甲いっぱいに刻まれていってとても綺麗だったなぁ!

「”ありがとねマスター。これからよろしく。”」

「うんうん!よろしくね~!」

「それにしても、名前すぐにつけてたね!最初から決めてたの?」

「うん!実はそうなんだ~!良い名前でしょ~?」

「うん!良い名前!、、、私も精霊と契約したいなぁ。」

「?なんでだ?」

「ルナ。えっ、だって、精霊の証綺麗だしカッコよくない?」

「「「、、、、、、」」」

 えっ?!何この沈黙、、、私全然変なこと言ってないよね?!思ったこと言っただけじゃん!みんなはもしかして思ってないの?!

「”王様。証が欲しいなら、大精霊達に頼んだら?呼んでこようか?”」

 あっ!その手があった!ヴェント天才!

「いや、ヴェント。呼んでこなくて良い。めんどくさい事になるからな。シーフもその手があったかって納得するな。」

 、、、私ってそんなに分かりやすいかなぁ。地味にショックなんだけど、、、

「”あっ。ごめん、神獣。もう呼んじゃった”」

「”呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ~ン!なの~!”」

「はぁ~。よりにもよって翠玉か。」

「”ごめん。自分と同じ属性だから、呼ぶなら翠ちゃんかなって思って”」

「まぁまぁ、呼んじゃったものは仕方ないよね~!」

「”なのね~!”」

「と言うことで、私と契約して証をつけて欲しいんだけど、、、」

「”うん!それは良いのね~!あっ!でも、他の大精霊が後で何か言ってきそうなの~!、、、あと、そこにいる人間は大丈夫なの~?”」

 そう翠玉がどこかを指しながら言った。私達3人は、ゆっくり刺された方向を見る。ゆっくりなのは、心当たりがすっごくあるから!
 案の定、そこには倒れてる先生がいた。

「「「先生~!!!」」」










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