44 / 57
三章 学園!
エリサ先生!
しおりを挟む
キーンコーンカーンコーン
「はい。手を止めてください。このあと、ジークさん、ルナさん、シーフさんは私についてきてください。それでは授業を終わります。」
「「「「「ありがとうございました」」」」」
ほ~らね!やっぱり呼び出しされちゃったよ!アハハ、、、
「3人揃いましたね。では、案内します。」
私達は言われた通り、先生の後ろをついて行く。部屋に入るまで、会話は一切なく、私達の顔は少し強張っていたと思う。
あっ!因みに、風のはジークの上くらいで浮いてるよ!先生もそれに気遣っているのか、精霊眼を持っている人とは会わなかった!
ガラガラ
先生に案内された部屋には誰も居らず、これから秘密の話をするのにはもってこいの場所だ。
「どうぞ、座ってください。」
私達は言われた通りに座り、先生は私達の対面に座った。その後、少し沈黙が続いた中、先に話し始めたのは先生だった。
「わたくしは、回りくどい言い方があまり好きではありませんので、単刀直入に言わせていただきます。まずは、ジークさん。あなたが召喚したそこにいる精霊は上位精霊ですよね?、、、今は中位精霊に模しているみたいですが。」
やっぱり!先生は気づいていたんだ!なのに、あの場では話さなかったってことは信用していいのかな?
「えーと、、、なんでそう思ったんですか?」
「簡単な事です。以前、わたくしは運がよく、風の中位精霊の召喚に成功した場面にでくわしたことがありますが、その時とは大きく違っていた所が2つありました。
一つ目は、その時召喚された精霊はあなたが召喚した精霊の召喚直後よりも小さかったこと。
二つ目は、あなたが召喚した精霊のように、風を纏っていなかったことです。、、、もしくは、まとっていたけれど、弱かったのかもしれません。ですが、気がつかなかった事実は変わりません。ジークさん。納得していただけましたか?」
「、、、、、、」
ジークが何も話さないでいると、、、
「わたくしは今日、この教室で見聞きした生徒たちの広められたくない秘密を絶対に他人に広めないと、女神シーナに誓います。、、、、、、これで、話していただけますか?」
「「「っ!!?!」」」
先生がシーナに誓いをした。破ったらそれ相応の罰を受ける強力なものだ。ザック先生もそうだけど、なんでそう簡単にシーナに誓うことができるんだろう?
「な、なんで先生は、そうまでして知りたいんですか?」
ジークのその質問に、先生は少し考えてから答える。
「わたくしが、精霊についての研究を始めてもう10年以上経っています。これまで、研究を続けてきたのは精霊のその美しさに、わたくしの知的好奇心が激しく掻き立てられたからです。今もそうです。わたくしは精霊の事について妥協することは一切ありません。女神に誓いをすることで、精霊について何かを知ることができるのなら安いものです。誓った内容を破らなければいいのですから。」
す,凄い!先生の精霊に対する熱意が凄すぎる、、、カッコいい!
「凄いですね~!あっ、、、すみません!次から気をつけます。」
「いえ、わたくしだけの場合ですけれど、そのままの口調で構いません。そのような口調にしているのには何か理由があるのでしょう。あなたは王族ですしね。そんなことよりも早く教えてくれると嬉しいです。」
と、先生が急かすように言う。あれっ?エリサ先生こんな感じだったけ?ちょっとだけ頭堅い感じじゃなかった?今、目が輝いているよ?精霊の事になると変わるのかな?ザック先生と言い、エリサ先生と言い、この学園の先生ちょっと個性強すぎじゃない?あっ、校長先生もだったね
「あ,はい、、、」
ほら、ジークも少し引いちゃってるじゃん!ん?よく見たら、ルナも隣でジークと一緒に引いてる、、、、、あっはは!面白いなぁ、この光景!
感想よろしくお願いします!!
「はい。手を止めてください。このあと、ジークさん、ルナさん、シーフさんは私についてきてください。それでは授業を終わります。」
「「「「「ありがとうございました」」」」」
ほ~らね!やっぱり呼び出しされちゃったよ!アハハ、、、
「3人揃いましたね。では、案内します。」
私達は言われた通り、先生の後ろをついて行く。部屋に入るまで、会話は一切なく、私達の顔は少し強張っていたと思う。
あっ!因みに、風のはジークの上くらいで浮いてるよ!先生もそれに気遣っているのか、精霊眼を持っている人とは会わなかった!
ガラガラ
先生に案内された部屋には誰も居らず、これから秘密の話をするのにはもってこいの場所だ。
「どうぞ、座ってください。」
私達は言われた通りに座り、先生は私達の対面に座った。その後、少し沈黙が続いた中、先に話し始めたのは先生だった。
「わたくしは、回りくどい言い方があまり好きではありませんので、単刀直入に言わせていただきます。まずは、ジークさん。あなたが召喚したそこにいる精霊は上位精霊ですよね?、、、今は中位精霊に模しているみたいですが。」
やっぱり!先生は気づいていたんだ!なのに、あの場では話さなかったってことは信用していいのかな?
「えーと、、、なんでそう思ったんですか?」
「簡単な事です。以前、わたくしは運がよく、風の中位精霊の召喚に成功した場面にでくわしたことがありますが、その時とは大きく違っていた所が2つありました。
一つ目は、その時召喚された精霊はあなたが召喚した精霊の召喚直後よりも小さかったこと。
二つ目は、あなたが召喚した精霊のように、風を纏っていなかったことです。、、、もしくは、まとっていたけれど、弱かったのかもしれません。ですが、気がつかなかった事実は変わりません。ジークさん。納得していただけましたか?」
「、、、、、、」
ジークが何も話さないでいると、、、
「わたくしは今日、この教室で見聞きした生徒たちの広められたくない秘密を絶対に他人に広めないと、女神シーナに誓います。、、、、、、これで、話していただけますか?」
「「「っ!!?!」」」
先生がシーナに誓いをした。破ったらそれ相応の罰を受ける強力なものだ。ザック先生もそうだけど、なんでそう簡単にシーナに誓うことができるんだろう?
「な、なんで先生は、そうまでして知りたいんですか?」
ジークのその質問に、先生は少し考えてから答える。
「わたくしが、精霊についての研究を始めてもう10年以上経っています。これまで、研究を続けてきたのは精霊のその美しさに、わたくしの知的好奇心が激しく掻き立てられたからです。今もそうです。わたくしは精霊の事について妥協することは一切ありません。女神に誓いをすることで、精霊について何かを知ることができるのなら安いものです。誓った内容を破らなければいいのですから。」
す,凄い!先生の精霊に対する熱意が凄すぎる、、、カッコいい!
「凄いですね~!あっ、、、すみません!次から気をつけます。」
「いえ、わたくしだけの場合ですけれど、そのままの口調で構いません。そのような口調にしているのには何か理由があるのでしょう。あなたは王族ですしね。そんなことよりも早く教えてくれると嬉しいです。」
と、先生が急かすように言う。あれっ?エリサ先生こんな感じだったけ?ちょっとだけ頭堅い感じじゃなかった?今、目が輝いているよ?精霊の事になると変わるのかな?ザック先生と言い、エリサ先生と言い、この学園の先生ちょっと個性強すぎじゃない?あっ、校長先生もだったね
「あ,はい、、、」
ほら、ジークも少し引いちゃってるじゃん!ん?よく見たら、ルナも隣でジークと一緒に引いてる、、、、、あっはは!面白いなぁ、この光景!
感想よろしくお願いします!!
1
お気に入りに追加
258
あなたにおすすめの小説
前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に二週目の人生を頑張ります
京衛武百十
ファンタジー
俺の名前は阿久津安斗仁王(あくつあんとにお)。いわゆるキラキラした名前のおかげで散々苦労もしたが、それでも人並みに幸せな家庭を築こうと仕事に精を出して精を出して精を出して頑張ってまあそんなに経済的に困るようなことはなかったはずだった。なのに、女房も娘も俺のことなんかちっとも敬ってくれなくて、俺が出張中に娘は結婚式を上げるわ、定年を迎えたら離婚を切り出されれるわで、一人寂しく老後を過ごし、2086年4月、俺は施設で職員だけに看取られながら人生を終えた。本当に空しい人生だった。
なのに俺は、気付いたら五歳の子供になっていた。いや、正確に言うと、五歳の時に危うく死に掛けて、その弾みで思い出したんだ。<前世の記憶>ってやつを。
今世の名前も<アントニオ>だったものの、幸い、そこは中世ヨーロッパ風の世界だったこともあって、アントニオという名もそんなに突拍子もないものじゃなかったことで、俺は今度こそ<普通の幸せ>を掴もうと心に決めたんだ。
しかし、二週目の人生も取り敢えず平穏無事に二十歳になるまで過ごせたものの、何の因果か俺の暮らしていた村が戦争に巻き込まれて家族とは離れ離れ。俺は難民として流浪の身に。しかも、俺と同じ難民として戦火を逃れてきた八歳の女の子<リーネ>と行動を共にすることに。
今世では結婚はまだだったものの、一応、前世では結婚もして子供もいたから何とかなるかと思ったら、俺は育児を女房に任せっきりでほとんど何も知らなかったことに愕然とする。
とは言え、前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に、何とかしようと思ったのだった。
加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません
異世界に追放されました。二度目の人生は辺境貴族の長男です。
ファンタスティック小説家
ファンタジー
科学者・伊介天成(いかい てんせい)はある日、自分の勤める巨大企業『イセカイテック』が、転移装置開発プロジェクトの遅延を世間にたいして隠蔽していたことを知る。モルモットですら実験をしてないのに「有人転移成功!」とうそぶいていたのだ。急進的にすすむ異世界開発事業において、優位性を保つために、『イセカイテック』は計画を無理に進めようとしていた。たとえ、試験段階の転移装置にいきなり人間を乗せようとも──。
実験の無謀さを指摘した伊介天成は『イセカイテック』に邪魔者とみなされ、転移装置の実験という名目でこの世界から追放されてしまう。
無茶すぎる転移をさせられ死を覚悟する伊介天成。だが、次に目が覚めた時──彼は剣と魔法の異世界に転生していた。
辺境貴族アルドレア家の長男アーカムとして生まれかわった伊介天成は、異世界での二度目の人生をゼロからスタートさせる。
田舎暮らしと思ったら、異世界暮らしだった。
けむし
ファンタジー
突然の異世界転移とともに魔法が使えるようになった青年の、ほぼ手に汗握らない物語。
日本と異世界を行き来する転移魔法、物を複製する魔法。
あらゆる魔法を使えるようになった主人公は異世界で、そして日本でチート能力を発揮・・・するの?
ゆる~くのんびり進む物語です。読者の皆様ものんびりお付き合いください。
感想などお待ちしております。
みんなで転生〜チートな従魔と普通の私でほのぼの異世界生活〜
ノデミチ
ファンタジー
西門 愛衣楽、19歳。花の短大生。
年明けの誕生日も近いのに、未だ就活中。
そんな彼女の癒しは3匹のペット達。
シベリアンハスキーのコロ。
カナリアのカナ。
キバラガメのキィ。
犬と小鳥は、元は父のペットだったけど、母が出て行ってから父は変わってしまった…。
ペットの世話もせず、それどころか働く意欲も失い酒に溺れて…。
挙句に無理心中しようとして家に火を付けて焼け死んで。
アイラもペット達も焼け死んでしまう。
それを不憫に思った異世界の神が、自らの世界へ招き入れる。せっかくだからとペット達も一緒に。
何故かペット達がチートな力を持って…。
アイラは只の幼女になって…。
そんな彼女達のほのぼの異世界生活。
テイマー物 第3弾。
カクヨムでも公開中。
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
私、のんびり暮らしたいんです!
クロウ
ファンタジー
神様の手違いで死んだ少女は、異世界のとある村で転生した。
神様から貰ったスキルで今世はのんびりと過ごすんだ!
しかし番を探しに訪れた第2王子に、番認定をされて……。
異世界母さん〜母は最強(つよし)!肝っ玉母さんの異世界で世直し無双する〜
トンコツマンビックボディ
ファンタジー
馬場香澄49歳 専業主婦
ある日、香澄は買い物をしようと町まで出向いたんだが
突然現れた暴走トラック(高齢者ドライバー)から子供を助けようとして
子供の身代わりに車にはねられてしまう
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる