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二章 冒険者!
王に謁見!!
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私達は、もう一度馬車に乗る。今度は、皇宮行きの馬車だ。
「ヴ~!!緊張して来た!何かやらかしたらどうしよう!!」
「シーフ。何かやらかしても全く問題ない。最悪、正体を明かせばいいだけだ。俺たちは神獣だからな。この世界では、人間の王よりももっと偉い立場にある。もし、害を与えて来たらこの国を滅ぼせばいい」
うーん、、、ルナってたまにこう言う考え方するんだよね。まぁ、納得しちゃってる私が言うのもなんだけど。ルナの言った通り私たちを害してきたら、国のトップの人達をナイナイすればいっか!
と、結論を出してから全然緊張しなくなったシーフ。考え方が神獣になっていることは、まだ気づいていない。前世の志帆だったら、ルナの考えには賛成していないだろう。
★
「とうちゃーく!!流石皇城!!帝王の住む場所!!大きい!!広い!!白い!!この3つが揃ってる!!」
「最後は関係なかったと思うが、、、確かにでかいな」
馬車を降りると、城の目の前でした!!大きすぎて、見上げると首が痛い。流石のルナもこれには、感心してるみたい!
私達は案内されて早速中に入る。うん中も文句なしの広さね!ギルドマスターは王との謁見って言ってたよね?どこでやるんだろう?きっと広いんだろうなぁ~!
ガチャ
「この中に王がいらっしゃいます。どうぞお入りください。」
ここまで案内してくれた執事さんらしき人がドアを開けてそう言う。
「ありがとうございます!」
この人は、平民で子どもの私にも大人と同じ対応で案内してくれたからしっかりお礼しないと。まぁ、仕事だからって理由かもしれないけどね!ルナと一緒に、部屋に入る。すると、、、
「Sランク冒険者ルナとシーフのにゅーじょーう!!」
私達は赤い絨毯の上を歩く。端には貴族らしき人がいるけど、好意的な視線じゃない!どちらかといえば、私達が平民と言うことで見下している感じ!!全く!!!!でも反対に、帝王とその隣にいる人(多分宰相)は友好的な視線を送ってくる。ギルドマスターと友人だって言ってたし、平民だの、貴族だのと身分で人を見下したりしないんだろうなぁ~!!ちなみに、宰相らしき人、あっ帝王の隣にいた人ね!その人は、「Sランク冒険者ルナとシーフのにゅーじょーう!!」って言ってた人だよ!
「よくきてくれたな。ルナにシーフ。帝都のギルドマスターから話は聞いている。何でもたった半月でSランクになったらしいな。素晴らしい。それにシーフは「ゔっゔん!!」、、、すまない」
今の咳払いは貴族からだ。王が話してるのにそれを遮るなんて、、、!!ここの王様絶対いい人なのに!!だっていい人オーラが溢れてる!ギルドマスターと友人っていうのも頷ける!他にもこういう貴族がいっぱいいそうだし、苦労してそう。何かしてあげたいなぁ~。
「それで本題だが、、、、、、「王の代わりにこのデープが言いましょう!!」」
はぁ?!またしても王様の言葉を遮って!!王様も何で反抗しないんだろう?だって国のトップだよね?貴族なんてどうとでもできるんじゃないの?なんか複雑な事情がありそう。
などと思いながら、出しゃばった貴族の方を見ると、、、ププッッフッ
そっそこには、、、フフッ 脂ぎった男がいた!フフッッ お腹のお肉がだらしなくぽよよんってなってるの!!センスのかけらも感じられない、金の指輪だって全然似合ってない!もう笑うしかないよね?!隣にいるルナだって笑いを必死に堪えてるし!いやー、吹き出さなかった私よくやったわ!
コソコソ
「しっシーフ、、、フフッッ。だ、大丈夫か?プッ!!」
「なっなんとかッ、、、フフッッ!」
必死になって笑いを堪えている私たちは知らなかった。国王と宰相までもが笑いを堪えていたことに!しかし、こっちの笑いはちょっと違う。思い出し笑いも含んでいた。何を思い出したのかって?デープに初めて会った時の自分たちと、これまたデープに初めて会った時のギルドマスターのことをだ。シーフたちを見て、自分たちも経験したな。つまり、必死に笑いを堪えたなと、そして改めて見ても笑えるな。と、必死に笑いを堪えていたのである。その証拠に、済ました顔はしていたが肩を大きく震わせていた。ちなみに、王様の方が必死だったみたいだ!
感想聞かせてください!!お願いします!
「ヴ~!!緊張して来た!何かやらかしたらどうしよう!!」
「シーフ。何かやらかしても全く問題ない。最悪、正体を明かせばいいだけだ。俺たちは神獣だからな。この世界では、人間の王よりももっと偉い立場にある。もし、害を与えて来たらこの国を滅ぼせばいい」
うーん、、、ルナってたまにこう言う考え方するんだよね。まぁ、納得しちゃってる私が言うのもなんだけど。ルナの言った通り私たちを害してきたら、国のトップの人達をナイナイすればいっか!
と、結論を出してから全然緊張しなくなったシーフ。考え方が神獣になっていることは、まだ気づいていない。前世の志帆だったら、ルナの考えには賛成していないだろう。
★
「とうちゃーく!!流石皇城!!帝王の住む場所!!大きい!!広い!!白い!!この3つが揃ってる!!」
「最後は関係なかったと思うが、、、確かにでかいな」
馬車を降りると、城の目の前でした!!大きすぎて、見上げると首が痛い。流石のルナもこれには、感心してるみたい!
私達は案内されて早速中に入る。うん中も文句なしの広さね!ギルドマスターは王との謁見って言ってたよね?どこでやるんだろう?きっと広いんだろうなぁ~!
ガチャ
「この中に王がいらっしゃいます。どうぞお入りください。」
ここまで案内してくれた執事さんらしき人がドアを開けてそう言う。
「ありがとうございます!」
この人は、平民で子どもの私にも大人と同じ対応で案内してくれたからしっかりお礼しないと。まぁ、仕事だからって理由かもしれないけどね!ルナと一緒に、部屋に入る。すると、、、
「Sランク冒険者ルナとシーフのにゅーじょーう!!」
私達は赤い絨毯の上を歩く。端には貴族らしき人がいるけど、好意的な視線じゃない!どちらかといえば、私達が平民と言うことで見下している感じ!!全く!!!!でも反対に、帝王とその隣にいる人(多分宰相)は友好的な視線を送ってくる。ギルドマスターと友人だって言ってたし、平民だの、貴族だのと身分で人を見下したりしないんだろうなぁ~!!ちなみに、宰相らしき人、あっ帝王の隣にいた人ね!その人は、「Sランク冒険者ルナとシーフのにゅーじょーう!!」って言ってた人だよ!
「よくきてくれたな。ルナにシーフ。帝都のギルドマスターから話は聞いている。何でもたった半月でSランクになったらしいな。素晴らしい。それにシーフは「ゔっゔん!!」、、、すまない」
今の咳払いは貴族からだ。王が話してるのにそれを遮るなんて、、、!!ここの王様絶対いい人なのに!!だっていい人オーラが溢れてる!ギルドマスターと友人っていうのも頷ける!他にもこういう貴族がいっぱいいそうだし、苦労してそう。何かしてあげたいなぁ~。
「それで本題だが、、、、、、「王の代わりにこのデープが言いましょう!!」」
はぁ?!またしても王様の言葉を遮って!!王様も何で反抗しないんだろう?だって国のトップだよね?貴族なんてどうとでもできるんじゃないの?なんか複雑な事情がありそう。
などと思いながら、出しゃばった貴族の方を見ると、、、ププッッフッ
そっそこには、、、フフッ 脂ぎった男がいた!フフッッ お腹のお肉がだらしなくぽよよんってなってるの!!センスのかけらも感じられない、金の指輪だって全然似合ってない!もう笑うしかないよね?!隣にいるルナだって笑いを必死に堪えてるし!いやー、吹き出さなかった私よくやったわ!
コソコソ
「しっシーフ、、、フフッッ。だ、大丈夫か?プッ!!」
「なっなんとかッ、、、フフッッ!」
必死になって笑いを堪えている私たちは知らなかった。国王と宰相までもが笑いを堪えていたことに!しかし、こっちの笑いはちょっと違う。思い出し笑いも含んでいた。何を思い出したのかって?デープに初めて会った時の自分たちと、これまたデープに初めて会った時のギルドマスターのことをだ。シーフたちを見て、自分たちも経験したな。つまり、必死に笑いを堪えたなと、そして改めて見ても笑えるな。と、必死に笑いを堪えていたのである。その証拠に、済ました顔はしていたが肩を大きく震わせていた。ちなみに、王様の方が必死だったみたいだ!
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