美少女に転生しました！

二章 冒険者！

試験！！

　なんて思っていた時もありました。あの時の私、なんであんなこと思ったのーー！！完全にフラグたててるじゃない！はぁー。今の状況を説明するわね

周りからは
「こんなチビが、Sランクとかマスターも副も頭いかれちまったか？！」

「「「ブーーーーー！！」」」

「「「「キャーー！！」」」」

　あっ、３つ目は相手のSランク冒険者とルナに対してね！ちなみに、２つ目はルナも入ってるよ！ルナはイケメンだからね！女の人には好かれるけど、男には恨まれちゃってるね！私も顔はいいと思うんだけどなぁ～。あと５年もすれば、傾国の美女くらいになる予定はずなのに､､､！
　はぁー。現実逃避はやめるかぁ～。でも、私絶対Sランク冒険者の人（名前はハインさん）より強いよ！それに、ハインさんも、私も方が強いって分かってると思うなぁ。そもそも、種族からして私が格上。風魔法で首チョンパしたドラゴンより少し弱いみたいだし！油断しない限り問題ないかなぁ。えっ？なんで分かるかって？それはね､､､鑑定したから！！ｴｯﾍﾝ‼︎
　っともう試合始まる。今回は、異議を申し立てた冒険者により、私だけがハインさんと戦う！まぁ大丈夫！一瞬で勝負つけて来いって、ルナにも言われてるし！張り切ってやるよー！

「よーい､､､始め！」

　の合図とともに審判が、旗を上げる！それと同時に魔法を放つがかわされる。
　そう来なくっちゃね！でも今度は絶対に避けられないように、ハインさんを氷で固定しようと思います！ハインさんは、飛んで避けようとしたけど、氷に追いかけるよう命令し、ハインさんを空中で固定した。
　ハインさんは、すぐさま剣で氷を切ろうとしたけど、私はそんなことさせない！剣が氷を切るより早く魔法を展開し、ハインさんを風魔法で吹き飛ばした。場外に出たことにより、私の大勝利！！20秒で決着しちゃった！ふふん！これでSランク冒険者！！

ｼｰﾝ

　ってあれっ？なんでこんなに静かなの？

「ちょっと、待て！」

　ん？あっ！！あの冒険者、
「こんなチビが、Sランクとかマスターも副も頭いかれちまったか？！」
って言ってた人だ！なんかやな予感！


っと、その予感は的中した。今はルナが試験場に立っている。理由？！それがね！さっきの冒険者がルナが私に寄生してるとか意味わからないこと言い始めたのっ！ひどくない？！それで、周りがルナのSランクアップに反対したの！ほんっと、ふざけているわよね！でも、行く前に10秒で片付けるって言ってたから大丈夫か！どちらかといえば、ハインさんの方が心配っていうか可哀想。1日に2回も神に連なるものと戦わされて。同情しかないよ！
　
　そんなこと思ってる間に、審判の旗が上がった。と同時にルナは私以外が目に見えない速度で走り、一瞬で背後にまわった。次の瞬間には剣先がハインさんの首にあり10秒どころか一瞬で勝負は決まった。

　やっぱりルナはすごいわね！でもまた静かになってる。また、何かいうつもりなの？！そんなことはさせない！っと、拍手をする。この時にみんなに聞こえるように、魔法を使うのも忘れずに！すると、会場にいた人たちは、我に帰ったように大きく拍手した。

　見事、試験に合格し私たちは、登録してからわずか15日でSランクにアップという快挙を成し遂げた！！また、私の方は10歳でSランクということでも話題になった。