美少女に転生しました！

一章 異世界に転生！？

いざ街へ！

「まぁ、これで誰かに鑑定されても大丈夫だろ」

鑑定と言う言葉に､耳をピクッとなる

「鑑定？！鑑定ってあの鑑定？！私も使える？！」

シーフのあまりの気迫にちょっと引いてしまうルナ

「”あの”がどれかはわからないが､鑑定ならシーフも使えるはずだ。」

「ホント？！確か魔法を使う時はイメージが大事なんだよね？」

シーフは興奮した様子でさらにルナに詰め寄る

「､､､ああ」

「そんなに引かなくてもいいじゃない。鑑定は日本人の夢なんだよ？！」

「､､､ああ」

「もうっ。何か鑑定するものない？今すぐするから」

「じゃあ､これをするといい。」

そう言いながら､草を渡してくる

「ありがと！じゃあ早速するわね！」

シーフは目を閉じると､草の中を見るイメージをする

「わぁ、できた！！」

「よかったな」

そう言いながら､頭を撫でてくれる

「1つ夢がかなったわ」

「そうか。鑑定内容を教えてくれ」

「うん！いいよー。それじゃいくね！
“マナ草　状態Ｓ　備考　神域の森で育った”だよ！！」

それを聞くとルナは分かりやすく、呆れた表情をする

「な、何よっ！そんなに呆れなくてもいいじゃない！！」

「いや、悪い。普通は備考なんてないんだ。流石シーフだな！相変わらず規格外だ」

ｼﾞﾄｰ

「ハハっ。シーフが魔法を使えようになったし街へ行くか！」

「やったー！ん？でもどうやっていくの？うーん」

ルナはシーフが悩んでるようすをニコニコと見てる

「シーフ俺の背中に「はっ、思いついたわ！飛んでいけばいいのよ！」はっ？「そうよね､ルナ！」いや違「そうと決まれば早速街へ行くわよ！！」」

ポカンとするルナの横でシーフはもうすでに飛んでいる

「ルナ、何やっているの？早く街へ行くわよ！！」

「はぁー。忘れてた。シーフはそう言うやつだったよな。魔法が使えるようになったばかりなのに、もう空が飛べるなんて､､､」

「ルナ」

「はいはい、それじゃあいくぞ」