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第19話 王妃第2候補サヤと王妃第1候補カレンの最終決戦 その4
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サヤは、前蹴りをカレンの股間に入れて、カレンの前進を止める。
そして、サヤは、豪快な膝蹴りをカレンのボディーに打ち込む。
カレン「うぐっ」
カレンは、あまりの痛みでよだれを垂らしながら前かがみになる。
サヤ「どう?あたしの膝蹴りは、効くでしょ」
カレン「蹴りなら、あたしの方が上って言ってるでしょ」
カレンも、対抗するように豪快な膝蹴りをサヤのボディーに打ち返す。
サヤ「うがっ」
サヤも、想像以上の痛みによだれを垂らしながら前かがみになって、額をカレンの額につける。
カレン「いつまでも、手を絡めてないで放せよ」
カレンは、右脚を振り上げでサヤの股間を蹴り上げる。
サヤ「放してほしければ、負けを認めなさいよ」
サヤも、右脚を振り上げてカレンの股間を蹴り上げる。両者ともに苦しい表情ながら、長い脚を生かした蹴り上げで相手の股間を交互に蹴り上げる。
カレン「早く倒れなさいよ」
サヤ「あんたこそ、もうきつそうじゃない」
2人は、我慢比べのように互いの濡れた股間を蹴り上げるが、先にサヤの股間から潮が吹き出す。
カレン「どうやらあたしの勝ちみたいね。蹴り合いであたしに勝てるわけないでしょ」
サヤ「前回負けてから、勝てるように日々鍛えてきたのよ。あんただってもう限界でしょ」
サヤは、油断したカレンに強烈な前蹴りを繰り出し、ひるんだカレンの股間に蹴り上げを連打する。カレンの股間からも潮が吹き出した。
サヤ「これで五分ね」
2人は、互いに腰を折り曲げ額を付け合って、痛みに耐えながら相手を攻撃しあう。
2人とも、意地の張り合いで、苦しい表情ながら倒れようとはしない。両者ともに腰が低く折って、蹴りが深く当たらないように避ける。
カレン「びびって腰がひけてるわよ」
サヤ「逃げてるのはあんたでしょ」
カレンは、手四つで腕の力比べの状態をいつまでも続けるのは不利と考え、サヤの左腕に蹴りを入れて、手を蹴り放す。
サヤは、離れた左手でカレンのボディーにパンチを入れる。すると、カレンも離れた右手でサヤのボディーにパンチを入れる。
サヤは、自ら右手を放して、右のパンチもカレンのボディーに入れる。
2人は、片手でのパンチの入れ合いから、額を付け合っての両手でのパンチの入れ合いになっていく。
サヤ「あんた、だらしない口ねえ。もう涎が出てるじゃない」
カレン「あんたこそ、息切れして苦しそうじゃない」
サヤ「早くダウンして楽になりなさいよ」
カレン「あんたのパンチがあたしの腹筋に効くわけないでしょ」
2人は、交互にパンチを打ち合うが、2人ともダメージが大きく、徐々にパンチの威力も、手数も減ってくる。
サヤ「そろそろ限界みたいね。これから、ちょっと本気出して倒してあげるわ」
サヤは、腰を入れたパンチをカレンのボディーに叩き込む。カレンは、うめき声を上げながらサヤの肩に顎を乗せ、何とかもちこたえる。
カレン「それがあんたの本気?あたしが本気出したらあんたは立っていられないわよ」
カレンも、踏み込んでサヤのボディーにパンチを叩き込む。サヤも、うめき声を上げてカレンの肩に顎を乗せて耐える。
カレン「あんた、もうあたしの肩にもたれなきゃ立っていられないんでしょ」
サヤ「それはあんたじゃない。早く離れなさいよ」
サヤは、カレンの腹を押し出すようにパンチを入れる。
カレン「あんたから離れなさいよ」
カレンも、サヤの腹を押し出すようにパンチを入れる。その力に押されて、2人の体が離れる。
そこへ、2人が同時に右の膝蹴りを相手のボディーに打ち込む。2人の口から同時によだれがこぼれ落ちる。
2人は、よろめきながら仁王立ちしようとするが、足元がふらついてしまい、カレンは、膝をついて、両手をマットにつける。苦しげに開いた口からは、よだれが数滴こぼれ落ちる。
一方、サヤは、よたよたと後退し、壁に背中をつけてなんとか立ち続ける。肩で呼吸をし、顎は上がっている。
サヤ「早く立ちなさいよ。勝負はこれからよ」
カレン「分かってるわよ。もたれなきゃ立っていられないあんたとは違うのよ」
カレンも、苦しげな表情ながら、歯を食いしばって立ち上がる。
サヤも、壁から離れてカレンの方へゆっくりと歩み寄る。
カレン「そろそろKOしてあげるわ」
カレンは、渾身の力で右脚を振り上げ、サヤの顔面を狙ったハイキックを繰り出す。
しかし、サヤは、冷静に見極めて体を反らして避ける。
サヤ「あんたのハイキックは、もう研究し尽くしてるのよ。マリーさんみたいに、食らったりしないわ」
サヤは、体勢を崩したカレンの隙を見逃さず、踏み込んで飛び膝蹴りをカレンの顔面目がけて打ち込む。
カレンは、腕で防ごうとするが、サヤの膝は、カレンの腕を押しのけて、カレンの顔面に届く。
カレンは、腕である程度、サヤの飛び膝蹴りの威力を軽減できたものの、よろめいて、斜め後ろに後退する。
サヤは、追い打ちをかけるように前蹴りをカレンのボディーに叩き込む。
カレンは、痛みで体がくの字になりながらも、何とか体勢を立て直し、前蹴りを返すがサヤに届かない。そして、空振りながら前蹴りを何度も繰り出し、サヤが踏み込んで来るのを防ぐ。
サヤ「チャンピオンさん、どんなに強い蹴りでも、当たらなきゃ意味ないわよ」
そして、サヤは、豪快な膝蹴りをカレンのボディーに打ち込む。
カレン「うぐっ」
カレンは、あまりの痛みでよだれを垂らしながら前かがみになる。
サヤ「どう?あたしの膝蹴りは、効くでしょ」
カレン「蹴りなら、あたしの方が上って言ってるでしょ」
カレンも、対抗するように豪快な膝蹴りをサヤのボディーに打ち返す。
サヤ「うがっ」
サヤも、想像以上の痛みによだれを垂らしながら前かがみになって、額をカレンの額につける。
カレン「いつまでも、手を絡めてないで放せよ」
カレンは、右脚を振り上げでサヤの股間を蹴り上げる。
サヤ「放してほしければ、負けを認めなさいよ」
サヤも、右脚を振り上げてカレンの股間を蹴り上げる。両者ともに苦しい表情ながら、長い脚を生かした蹴り上げで相手の股間を交互に蹴り上げる。
カレン「早く倒れなさいよ」
サヤ「あんたこそ、もうきつそうじゃない」
2人は、我慢比べのように互いの濡れた股間を蹴り上げるが、先にサヤの股間から潮が吹き出す。
カレン「どうやらあたしの勝ちみたいね。蹴り合いであたしに勝てるわけないでしょ」
サヤ「前回負けてから、勝てるように日々鍛えてきたのよ。あんただってもう限界でしょ」
サヤは、油断したカレンに強烈な前蹴りを繰り出し、ひるんだカレンの股間に蹴り上げを連打する。カレンの股間からも潮が吹き出した。
サヤ「これで五分ね」
2人は、互いに腰を折り曲げ額を付け合って、痛みに耐えながら相手を攻撃しあう。
2人とも、意地の張り合いで、苦しい表情ながら倒れようとはしない。両者ともに腰が低く折って、蹴りが深く当たらないように避ける。
カレン「びびって腰がひけてるわよ」
サヤ「逃げてるのはあんたでしょ」
カレンは、手四つで腕の力比べの状態をいつまでも続けるのは不利と考え、サヤの左腕に蹴りを入れて、手を蹴り放す。
サヤは、離れた左手でカレンのボディーにパンチを入れる。すると、カレンも離れた右手でサヤのボディーにパンチを入れる。
サヤは、自ら右手を放して、右のパンチもカレンのボディーに入れる。
2人は、片手でのパンチの入れ合いから、額を付け合っての両手でのパンチの入れ合いになっていく。
サヤ「あんた、だらしない口ねえ。もう涎が出てるじゃない」
カレン「あんたこそ、息切れして苦しそうじゃない」
サヤ「早くダウンして楽になりなさいよ」
カレン「あんたのパンチがあたしの腹筋に効くわけないでしょ」
2人は、交互にパンチを打ち合うが、2人ともダメージが大きく、徐々にパンチの威力も、手数も減ってくる。
サヤ「そろそろ限界みたいね。これから、ちょっと本気出して倒してあげるわ」
サヤは、腰を入れたパンチをカレンのボディーに叩き込む。カレンは、うめき声を上げながらサヤの肩に顎を乗せ、何とかもちこたえる。
カレン「それがあんたの本気?あたしが本気出したらあんたは立っていられないわよ」
カレンも、踏み込んでサヤのボディーにパンチを叩き込む。サヤも、うめき声を上げてカレンの肩に顎を乗せて耐える。
カレン「あんた、もうあたしの肩にもたれなきゃ立っていられないんでしょ」
サヤ「それはあんたじゃない。早く離れなさいよ」
サヤは、カレンの腹を押し出すようにパンチを入れる。
カレン「あんたから離れなさいよ」
カレンも、サヤの腹を押し出すようにパンチを入れる。その力に押されて、2人の体が離れる。
そこへ、2人が同時に右の膝蹴りを相手のボディーに打ち込む。2人の口から同時によだれがこぼれ落ちる。
2人は、よろめきながら仁王立ちしようとするが、足元がふらついてしまい、カレンは、膝をついて、両手をマットにつける。苦しげに開いた口からは、よだれが数滴こぼれ落ちる。
一方、サヤは、よたよたと後退し、壁に背中をつけてなんとか立ち続ける。肩で呼吸をし、顎は上がっている。
サヤ「早く立ちなさいよ。勝負はこれからよ」
カレン「分かってるわよ。もたれなきゃ立っていられないあんたとは違うのよ」
カレンも、苦しげな表情ながら、歯を食いしばって立ち上がる。
サヤも、壁から離れてカレンの方へゆっくりと歩み寄る。
カレン「そろそろKOしてあげるわ」
カレンは、渾身の力で右脚を振り上げ、サヤの顔面を狙ったハイキックを繰り出す。
しかし、サヤは、冷静に見極めて体を反らして避ける。
サヤ「あんたのハイキックは、もう研究し尽くしてるのよ。マリーさんみたいに、食らったりしないわ」
サヤは、体勢を崩したカレンの隙を見逃さず、踏み込んで飛び膝蹴りをカレンの顔面目がけて打ち込む。
カレンは、腕で防ごうとするが、サヤの膝は、カレンの腕を押しのけて、カレンの顔面に届く。
カレンは、腕である程度、サヤの飛び膝蹴りの威力を軽減できたものの、よろめいて、斜め後ろに後退する。
サヤは、追い打ちをかけるように前蹴りをカレンのボディーに叩き込む。
カレンは、痛みで体がくの字になりながらも、何とか体勢を立て直し、前蹴りを返すがサヤに届かない。そして、空振りながら前蹴りを何度も繰り出し、サヤが踏み込んで来るのを防ぐ。
サヤ「チャンピオンさん、どんなに強い蹴りでも、当たらなきゃ意味ないわよ」
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