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第13話 王妃第1候補サヤと王妃第2候補カレンのリターンマッチ 後半

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 そして、今度は、両手でサヤのボトムを引っ張り脱がそうとする。サヤも、必死に防ごうとするが、カレンがサヤの体ごと引きずり回そうとして、サヤは、あきらめて放した。
カレン「あんたのボトムの方が臭いじゃない」
 カレンは、ボトムをサヤの顔めがけて投げつけ、見事にヒットする。
カレン「ははは、それ被って寝てなさい」
サヤ「あんたに被せてやるよ」
 サヤは、ボトムをカレンの顔めがけて投げる。しかし、カレンは、それをかわしてほほ笑む。
カレン「そんなの、当たるわけないでしょ。早くかかってきなさいよ」
サヤ「言われなくても、行ってやるわよ」
 サヤは、立ち上がろうとする。しかし、カレンは、サヤの肩のあたりに強烈な前蹴りを入れて、サヤに尻餅をつかせる。
サヤ「おらぁ」
 サヤは、カレンを睨みつけながら、突っかかって行こうとするが、サヤが立ち上がる前に、サヤのおっぱいに強烈なサイドキックを入れて、またサヤが尻餅をつく。
カレン「さあ、いつになったら立ち上がれるのかしら」
サヤ「調子に乗るんじゃねえよ」
カレン「あら、これが実力よ。女王が若手にかわいがりをしてあげてるんだから、もっと喜びなさいよ」
サヤ「前回負けたくせに、女王を名乗るんじゃないわよ。その上から目線がむかつくんだよ」
カレン「前回あんたが勝てたのは、単なるまぐれ。ほら、もっと力入れて来なさいよ。胸を貸してあげるわよ」
 サヤは、カレンを睨みつけながらすぐ立ち上がれる体勢をとり、カレンが近づいてきた瞬間、股間に前蹴りを入れた。
 カレンは、股間を押さえて後ずさりし、サヤは、素早く立ち上がると突進してカレンの胸に額からぶつかり、両腕でカレンの脇を抱え込みながらカレンの体を押し込み、壁に押さえつける。
 そして、必死に押し返そうとするカレンの力を利用して、豪快に投げ倒した。
サヤ「弱い女王ねえ。その薄っぺらい胸なんて借りるまでもなかったわ」

 サヤは、上から両手でカレンの首を押さえつける。
サヤ「さあ、女王さん、潔く負けを認めて、ギブアップしなさいよ」
カレン「あんたがあそこを蹴るからでしょ……。まともにやったら……ごほっ……負けないわ……」
 カレンは、苦しみで咳き込む。しかし、カレンも下から両手で長いリーチを生かしてサヤの首を押さえ上げる。
サヤ「往生際が……悪いんだよ……ごほっ……」
 サヤも、苦しい表情を浮かべる。
 カレンは、サヤの押さえつけが緩んだのを見計らって、両脚に力を入れて、サヤの体を浮かせ、体勢を入れ替えて上に乗りかかる。
カレン「インチキして勝ったつもりになるんじゃないわよ、若手さん」
 しかし、すぐにサヤも、激しい動きで体を入れ替えて上になる。
サヤ「女王はあたしよ。あんたなんて、所詮、歩兵程度なのよ」
 カレンも、体のばねを生かしてまた上になり、うまくサヤの腹の上にまたがる。
カレン「もう返せないわよ」
サヤ「あんたの軽い体なんて、すぐどかせてあげるわよ」
 サヤは、激しい動きでカレンの体勢を崩そうとするが、カレンは、力を入れて踏ん張る。
カレン「軽い体をどかせられないなんて、非力ねえ」
 サヤは、しびれを切らしてカレンの頬にパンチを入れる。カレンも対抗してサヤの首に置いた手を離し、パンチを入れる。
 パンチの打ち合いなるが、カレンは、上に乗っている分、サヤのパンチを避けながらパンチを打てるため、優勢になる。

カレン「もう顔が真っ赤じゃない。これ以上ブスにならないうちにギブアップしなさいよ」
サヤ「あんたよりブスにはならねえんだよ」
 サヤは、長い脚を振り上げ、カレンの両脇から脚を入れて、カレンの両胸を脚で押し込むようにして、カレンの体をあお向けにさせる。
 サヤは、起き上がろうとするが、カレンも、長い脚でサヤの胸のあたりを押さえつけ、サヤは、起き上がれない。
サヤ「この臭い脚、どけろよ」
カレン「あんたの方が臭いのよ。早くどけなさいよ」
 カレンは、右脚を伸ばしてサヤの喉元に足の裏を押さえつける。
カレン「ほら、あたしの長い脚に苦しみなさいよ」
サヤ「あたしだって長いわよ」
 サヤもまた右足を伸ばしてカレンの喉元を押さえつける。
 上に乗っているのはカレンだが、サヤも下から脚でカレンの体を反らせている。2人は、うめき声をあげながら、もがき苦しみ、仰向けの状態から横向きになる。サヤは、脚を放して、カレンの背中や尻に膝蹴りを入れる。
カレン「やめろよ、痛いんだよ」
 カレンは、かかとで踏みつけるように、サヤの腹に足の裏を何度も落とす。サヤは、痛みに耐えきれず、転がるように反対側へ避けた。

カレン「弱虫ねえ。勝負は逃げた方が負けるのよ」
サヤ「逃げてねえよ。真っ向勝負で潰してあげるわよ」
 サヤは、立ち上がるとカレンに突進し、胸から激しくぶつかった。カレンもまた、正面から受け止め、少し押し込まれながらも食い止める。
 2人は、前かがみになりながら互いに相手の二の腕をつかみ、必死の形相で押し合う。2人のすらっとした長い脚に力が入るたびに、筋肉が盛り上がって美しさに力強さが加わる。
カレン「その程度なの?もっと押して来なさいよ」
サヤ「あんたこそ、口だけじゃないの」
カレン「じゃあ、本気でやってあげるわよ」
 カレンは、足の指に力を入れて踏ん張り、サヤを押し込む。サヤも、必死に踏ん張るが、カレンの脚の力に押されて後退し、壁際に足がつき、ついに壁に背中を押し付けられる。
カレン「これが実力差よ。悔しかったら押し返して来なさいよ」
サヤ「やり返してやるよ」
 サヤは、必死に力を振り絞って押し返そうとする。しかし、カレンの体は、少し上体を起こされるだけで、押し込めない。
 サヤは、右脚を前に出すようにして、カレンの股間に膝を直撃させる。
 カレンが顔をしかめて痛がる隙に、カレンを少し押し返す。
カレン「それが真っ向勝負なの?」
サヤ「当たっただけよ」
カレン「あんたがそのつもりなら、こっちもやるわよ」

 カレンは、押し返しながら、サヤの股間に右膝を入れる。サヤの股間が一気に濡れて液がしたたる。痛みで動きが止まりかけるが、すぐカレンを睨み返す。
サヤ「あたしも、本気でやってあげるわよ」
 サヤは、カレンの股間に右膝で強く蹴り上げようとするが、カレンも腰を引いて衝撃を和らげる。それでも、カレンの股間も濡れて液がしたたる。
サヤ「ビビッて腰がひけてるじゃない」
カレン「じゃあ、あんたが受けてみろよ」
 今度は、カレンがサヤの股間に向けて鋭い右膝蹴りを繰り出す。サヤは、まともに受けずに腰を引いて衝撃を和らげる。カレンの膝も、濡れて光っている。
カレン「あんたも、口だけじゃない」
 カレンは、もう1度膝蹴りを繰り出そうとするが、サヤは、抱きつくようにして距離を詰め、膝蹴りを打たせない。
カレン「もう負けを認めなさい。痛々しいのよ」
サヤ「あんたこそ、これ以上やるのが怖いんでしょ」
 サヤは、カレンの胴体を両腕で絞め上げる。カレンは、苦しい表情をしながらも、両手でサヤの腕をつねり、それが効かないと見るや、サヤの首を両手で押さえつけていく。
カレン「放しなさいよ」
サヤ「あんたが先に放しなさいよ」
 サヤは、首の苦しみで顔が赤くなってきて、手を放し、少し下がってからカレンの股間に膝蹴りを入れる。
 カレンも対抗してサヤの股間に膝蹴りを入れ、互いに膝蹴りを打ち合うが、鋭い蹴りを繰り出すカレンは、何度もサヤの腹に膝をヒットさせ、サヤは、またクリンチで逃れる。

カレン「時間稼ぎしてないで、早くダウンしなさいよ」
サヤ「効いてないんだよ。あんたをダウンさせてやるよ」
 サヤは、気合の声でカレンの胴体に回した腕に力を込め、そのまま持ち上げる。
 そして、豪快にカレンを投げ倒した。
サヤ「これで私の強さを思い知ったでしょ」
 カレンも何とか両脚をサヤの腰に回して馬乗りになられるのを防ぐ。
カレン「よくそんな力が残っていたわね」
サヤ「あんたの貧弱な体なんて、片手で持ち上げられるわよ」
 サヤは、カレンの股間や腹にパンチを繰り出す。カレンは、パンチを浴びながらも何とかサヤの左腕をつかむと、脚を絡め、長い脚を生かしてサヤの首を巻き込むようにして、三角絞めを繰り出す。
カレン「ほら、片手が空いてるじゃない。持ち上げてみなさいよ」
 サヤは、左腕を抜こうとするが、抜けないので、右手でカレンの左手首をつかみ、カレンの体を持ち上げようとする。カレンは、絞める脚に力を入れ、体を反らせて持ち上げられにくくする。
サヤ「あそこが臭えんだよ。早くどけろよ」
 サヤは、踏ん張りながらカレンの体を少し持ち上げて浮かせる。そして、カレンを背中から落とす。
カレン「そんなの、持ち上げたうちに入るのかしら。10センチくらいしか上がってないわよ」
サヤ「手加減してやったんだよ。次は本気でやってやるよ」
 サヤは、うなるような気合の声とともに、踏ん張ってカレンの体を持ち上げ、膝の高さほどまで上げたカレンの体を背中から床に叩きつける。
 カレンは、痛そうな顔をしたものの、すぐに笑みを漏らす。カレンの両脚での絞めがさらに強まったからだ。逆に持ち上げたサヤの方が絞められた首にダメージを受けて苦しげな表情を見せる。
サヤ「ギブアップしろよ…」
カレン「ギブアップするのはあんたでしょ。苦しくて顔から脂汗が出てるわよ」
サヤ「往生際が悪いんだよ…」

 サヤは、苦しい表情ながら右手でカレンの股間を鷲づかみにしてカレンの体を持ち上げようとする。
カレン「どこつかんでるんだよ」
 カレンの体が少し浮かされ、また背中から床に叩きつけられる。サヤの手には、カレンの抜けた陰毛が手に付いている。
サヤ「抜け毛だらけよ。もう歳なんだから早くあきらめなさいよ」
カレン「あんたこそ、落ちないうちにギブアップしなさいよ」
 ダメージの少ないカレンは、両脚にさらに力を入れて、サヤの首を絞め上げる。サヤは、膝をついて苦しみながら耐える。
 そして、カレンの股間に右手でパンチを入れていく。カレンは、左手を出してそのパンチを受け止めていく。
 そのパンチの力もすぐに弱まると、カレンは、サヤの右手首をつかみ、無防備な状態にして、さらに脚に力を入れる。カレンは、脚で絞め上げながら腰をひねるようにして、意識がもうろうとするサヤの体を横に転がらせる。
カレン「さあ、もう力が入らないでしょ。早くギブアップしないと落ちちゃうわよ」

 サヤは、意地になってギブアップせず、意識がもうろうとしながらも、戦闘意欲だけは失わない。
 カレンは、脚の力を弱めて、サヤの力が戻ってくるとまた脚の力を強めて絞め上げる。
 それでも、サヤは、まだギブアップしない。
カレン「あんたも我慢強いわね」
 カレンは、サヤをあお向けにさせて、首四の字固めをかける。カレンの白く長い脚でサヤの呼吸を奪っていく。
カレン「苦しいでしょ。いつまで我慢できるかな」
サヤ「あああ……」
 サヤは、カレンのふくらはぎや太ももを引っかいて、外そうとするが、カレンは、サヤの手首を持って押さえつける。
サヤ「ごほっ、ごほっ……」
カレン「限界超えてるじゃない。いつまでも意地張ってるんじゃないわよ」
 サヤは、体をねじったり、脚をばたつかせたりして外そうとする。勢いで体を反転させてカレンと共にうつ伏せになったものの、カレンは、脚の力を緩めない。
 それどころか、カレンは、すぐにまた体を反転させてサヤともども仰向けにする。
 サヤのカレンを睨みつける力も徐々に弱まり、咳き込むだけとなる。
カレン「もうギブアップでいいわね」
 カレンは、さらに脚の力を強める。
サヤ「ギブ……、ギブ……」
 サヤの抵抗する力がなくなったのを確かめると、カレンは、脚を解いた。そして、そのまま体勢を変えてサヤの胸の上に尻を降ろす。
カレン「あんた、よくもあたしの大事なとこをこんなふうにしてくれたわね」
 カレンは、濡れてべとべとになった股間をサヤの口につける。
カレン「舐めてきれいにしなさいよ」
 サヤは、あきらめたかのように舌でカレンの股間を少しだけ舐める。
カレン「もっときれいにしなさいよ」
サヤ「もう充分でしょ」
カレン「あら、この期に及んでまだ口答えかしら。じゃああんたの顔で綺麗にしておくわ」
 カレンは、股間をサヤの顔面にこすりつけるように上下させる。サヤは、目を瞑って必死に耐える。
カレン「あんたの顔の汗であまりきれいにならないわ。まあ、帰ってシャワー浴びるからいいわ」

 カレンは、立ち上がると、目を合わせないサヤを見下ろして微笑を浮かべた。
カレン「これで、前回あんたが勝ったのは、まぐれだったって証明できたわ。これで王冠も無事奪還できたし、半年後には、あたしが晴れて王妃ね」
 カレンは、審判から王冠を渡されて、サヤの乳房を踏みつけながら王冠を被る。
 闘技場内からは大きな歓声が起きた。オリバー王子も、立ち上がって拍手をしている。
カレン「半年ぶりの王冠の重みは、最高だわ。この王冠が一番似合うのはあたし。もうこの王冠は、誰にも渡さないわよ」
サヤ「これで1勝1敗。次は、必ず勝ってみせるわ…」
カレン「あら、その格好でよく勝つと言えるわね。前回は、あたしが油断しすぎてたから、あんたがまぐれで勝てただけ。もうあんたは、2度と勝てないのよ」
 カレンは、サヤの顔を脚の裏で踏みにじる。
 サヤは、悔し涙を流しながら歯を食いしばる。
 
 カレンは、満足した表情を浮かべてビキニアーマーを身に着け、赤いガウンを羽織ると、大歓声の観客に両手を振って応えながら、闘技場を後にした。
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