人違いです。

文字の大きさ
上 下
109 / 115
底なし沼にて

106.

しおりを挟む

 風の魔法で扉からの侵入を防ぎ、倒れ伏した少女の下へと近寄る。動かなくなった少女は、それでも尚どろどろと澱んだ赤い目を残酷にぎらつかせて俺を睨みあげた。
 とはいえ、両腕を失った少女など敵ではない。……念の為に少女の両足の腱を風の刃で切り裂いておく。両足で突進された瞬間死ぬ自信がある。というか俺も多分既に瀕死だ。それでも何とか王室の結界だけは維持しているの、純粋にすごくないだろうか。誰か褒めてくれ。凄いな俺。俺凄いな。


「生きてる?」
「……いきてる、?いき、生きるってなんだろ?ぼく、ぼく、は、ぼくは、君を」
「……」


 どうやら俺を見ているようで見ていなかったらしい。ブツブツと壊れた機械のように呟く少女を見下ろし、安堵の息を吐く。同時に血液がぼとぼとと零れ落ちた。誰か造血剤下さい。代わりに魔力増幅薬――を取り出そうにも利き手がぶっ壊れてしまったので魔法で浮かせ、右腕に突き刺しておいた。

 俺はアリスの身体を魔法で浮かせ、奇跡的に無事だった一人掛けの椅子に座らせる。人形のようにされるがままの少女の真正面に立ち、ぼんやりと少女を見下ろした。
 背後からは怒声が聞こえてくる。とはいえ魔法のせいで侵入は出来ないようで(触れた途端粉微塵である)、室内は激しい戦闘が嘘のように穏やかな空気に満ちている。

 両腕を失い、両足の機能を失い、腹を背を抉られた少女の真白のドレスは、今や真っ赤っかだ。でも、やはり彼女には赤が似合う。誰よりも。


「…………アリス嬢。君の命は、俺が責任を持つ。俺が、責任をもって君、を、解放しよう」
「ヴぃ、んせん、と?、あるヴぃ、あ、かんな、カトリーヌ、あ、あ。あ?こども、あ、いたいいたい。辛いつらいつらい、寒い、寒い。さむいもお、ぇ、牢屋?ろうや、はいヤダ」
「げほ、ッ、きみは二度と、誰にも縛られないよ」


 もうすっかり思考力を失ってしまったらしい少女。――否。ずっと、こんな状態だったのだろう。ただ、革命軍との日々が彼女を正常に見せていただけで。奈落を具現化したような長い日々は、1人の人間の心を壊すにはあまりに十分すぎる時間だ。寧ろこの状態で未だ生を保っていることが異常なのだ。

 俺は血でべた付いた少女の髪を撫で、目を細める。ヴィンセントで、……ヴィンセント・フィオーレとカンナなら、彼女の汚れを綺麗にしてあげられるだろう。俺の風は、彼女を傷付けることしか出来ないけれど、彼らならば癒すことが出来る。
 アリスの顎を右手で持ち上げ、無理矢理視線を合わせる。どろどろと溶けた赤い目と目が合ったような気がする。


「今から君を殺すけれど、何か言伝をすることは?誰でも、何人にでも」
「……こ、ころす、殺そう。そうだ。ぼくは、ぼくは、」
「ぅ"、ケホッ、早くして……」


 ぐらりと身体が揺れて、慌てて体勢を立て直す。視界は定まらないし全身の感覚が鈍いし、いよいよ俺にも時間がないのだ。頼むから一瞬でもいいから正気に戻ってくれ。

 眩暈を気合で誤魔化しつつ、外の結界に気を配る。結界の中では余程俺の結界の信頼を置いているようで、陛下や騎士団長は逃げる様子もない。イリアス様に至っては呑気に第1部隊隊長を誘って酒を嗜んでいる。流石の俺とは言え、結界は有限であることを彼らはもしかしてご存じないのだろうか。
 ご存じであるなら、何故いつまでもとどまっているのだろう。さっさと逃げて欲しいのだけれど。

 なんて邪念を追い払い。俺はアリスの大槍を杖にして体勢を保ち、再び少女の目を覗き込んだ。可哀想な血色の少女は、口から血を吐きつつも陶然と俺を見上げている。


「……おーい、俺も限界、なんだけど、」
「――あ、はは、は。ア"―――――、ヴぃんせんと、どこ?こわい、くらい、のはいやだ」
「…………さっさと殺すのが優しさか」


 これ以上は、凛とした人間であろうとした少女を冒涜する行為かもしれない。何となく申し訳ないような気分になって、俺はアリスから視線を逸らした。現実逃避をするように部屋の外に目をやれば。――あぁ。


「……やぁ、久しぶりだね。友よ」
「…………レー、ネ。ッ、アリスは、」
「あぁ、配慮が足りなかったね。――ほら」


 部屋の外からは、丁度俺が立っていて彼女の様子は見れなかったらしい。彼女の姿がよく見えるようにゆらりと横に移動すれば、外に立っていた革命軍たちが息を呑んだ。次いで、耳を塞ぎたくなるほどの絶叫が響き渡る。
 叫ぶことしか出来ない無能たちを冷えた目で見つめながら、俺はアリスの血色の髪を撫でた。君が思う程、君は部下たちに恐れられても気味悪がられてもいないようだよ。とはいえ、客観的な事実など、主観にはさして関係ない。

 かつての友は、アリスの惨状に目を見開いて硬直してしまっている。戦場では散々見ていただろうに、今更そんなに驚くものだろうか。味方の死ともなればまた訳は違うのかもしれない。俺は、どうだっただろうか。
 腹を抑えると同時に胸元で軽い音を立てる大切な紙の存在を思い出して、苦笑を零した。それをアリスへの嘲笑と取ったらしい革命軍がいきり立って――あぁ、1人粉々になってしまった。可哀想に。
 
 戦闘のさなか、一度も思い出さなかった事実が、虚しい。もう。


「…………アリス…………、そう、そうか」
「おや、怒らないんだ」
「怒る?怒らないさ。これは戦争だから。アリスは敗者。君は勝者。それだけの事さ。――僕個人としては、君たちには争ってほしく…なかったのだけれど」
「ハッ、なら反逆しなければ、良かっただけの話だろう」


 冷たく吐き捨てると、かつての友は苦笑を零す。そして静かに「もう、眠らせてあげてくれないか」と告げた。それもそうかと納得した俺は、特に返事をすることはせず再びアリスの方を向き直り、彼女の大槍を空中に浮かべ、彼女の心臓部分に狙いを定めた。外から悲鳴が聞こえる。

 あぁ、愛しかった彼らが近づいて来ている。早く終わらせよう。


「さようなら。アリス嬢。君の次の世を祈ってくれる人はきっと沢山いるさ」
「――?いの、り。あ、んし――君も、しあわ、せ?に、?」
「はは、俺はむり。

 もう、眠りな」


 ずぶり。


「――ぁ、あ、………あ、ああ、こわ、こわい、し、たく、なヴぃ、せ、――」


 いとも容易く少女の心臓を貫いた大槍が、椅子をも貫通して地面にそのまま突き刺さる。ごぽ、と口からあふれ出した血液を拭ってやれば、少女は眠たげに蕩けさせた目を見開いて何事か呟いたのち、殊更穏やかに緩めた。
 小さすぎて何を呟いたのかまでは聞こえなかったけれど――彼女の最期が穏やかなものであれば良いと、思う。


 ともすれば、それが俺が見た中で最も穏やかな彼女の表情だったのかもしれない。その顔を暫し呆然と眺めている間にも、彼女は緩やかに息絶えて眠りについていた。
 周囲の喧騒なんてほったらかしにして、俺はアリスのを見つめる。人の死の、なんて呆気ない事か。先程まで本気で殺し合っていたのに、もう彼女は二度と目覚めることも、言葉を発することもないのだ。

 彼女の瞼を下げてやりながら、俺は少女の美しい死顔を見つめ続ける。外の怒号も、絶えず訪れる激痛も、全てが思考の外だった。


 俺も、彼女のように眠ることが出来るのだろうか。もう直ぐ。早く――。



「――ぁ、あ?」


 ばきり、と。大きくて、そしてどうしようもない程に明確な破壊音が響き渡る。次いで轟いた大地を揺るがさん程の雄叫びに、ぼたぼたと血を吐く。左腕を抑えていた右腕を口元にやるが、血は止まってくれない。

 ところで。今、俺、何を考えた?思い出せない。

 あぁ、それよりも。まずいなぁ。思考が。定まらない。


「先ずは礼を言うよ。レーネ。


 結界が、壊れた」 


 心臓の内側から壊れていく感覚に、身体中の力が抜けていく。ペタン、と地面にへたりこんだ俺に近づいてきたかつての友は、ゆったりと俺とアリスを見下ろし、薄桃色の瞳を嬉しげにーー悲しげに揺らめかせた。
 あぁ、入口にかけた魔法すら、終わってしまったらしい。革命軍やら双子やら騎士やら、見た事のある人間達がぞろぞろと。

 双子がアリスの亡骸を見つめてつぶらな瞳を見開いた。







 ようやく、レーネの魔法結界が破壊された。

 それは革命軍の士気を再び盛り上げるには十分な材料だったようで、カトリーヌ達の背後に控えていた彼らーー今はアルヴィアが引率して別の道から王室に向かっているーーが大喝采をあげる声が聞こえてくる。
 しかし、カトリーヌ達一行(またの名を第3部隊隊長担当)は、誰一人として喜びの声をあげることは出来なかった。

 無惨な壊れ方をした客間。家具という家具は破壊され、高価な装飾品も今では1寸の価値もない代物と成り果てている。


「……あ、りす……」


 その中で唯一無事だったらしい椅子に座った少女は、穏やかな表情で眠りについてしまった。大槍を胸から生やし、肘から先を失った両腕はだらりと垂れている。両足もふくらはぎを貫かれた痕がありーーこちらからは見えないが、腱をも掻っ切られているのだろう。
 しかし、これを見て「なんて酷いことを」とへたりこんだ彼を責められる人間はいるだろうか。少なくともカトリーヌには不可能だ。

 利き腕の左腕は神経ごと肉が切られぶらぶらと不安定に揺れていて、恐らく直ぐに処置しても今まで通りに動かせる日は来ないだろう。右腕も大槍で貫かれたのか、騎士服に血が滲んでいる。
 美しい顔は傷だらけで、口元は沢山血を吐いたのかアリスと変わらぬくらい、血の痕がこびりついてしまっていた。
 腹には大槍で貫かれた穴が開いているが、幸いな事に、火魔法付与のおかけで止血は済んでいる。足元は火魔法で傷つけられたのか服が溶けてしまって、そのまま皮膚に張り付いているようだ。これも早く処置しなければ。

 大量出血の所為だろう。血の気の失せた顔で此方を見上げる恐ろしい筈の第3部隊隊長は、唯の年相応ーーそれ以下の小さな少年にすら見えた。


「……貴方を捕らえます。第3部隊隊長殿。勿論拒否権はありません。まぁ、拒否するだけの力が残っているかはーーあぁ、残っているようですね」


 にこり、と努めて笑顔を浮かべ続けるカトリーヌをカンナ・カルミアが引いた目で見ているのが視界の端に移る。お前から殺してやろうか。
 冗談はさておき。ふらふらと立ち上がったレーネは小さく咳き込んで(また血を吐いた)カトリーヌを見つめ、冷めた口調で言葉を紡ぐ。

 あぁ、気に食わない。


「俺は、まだ、戦えるしお前らを今から、全員殺すだけの余力がある、けど……」
 
 
 どの口が。1呼吸置きに血を吐くような御人が。

 彼は最早自分の傷にすら気付けないように、なってしまったのだろう。


「……あぁ、イリアス様、ご無事で……?陛下、は」


 此方を見ているようで見ていない彼は、破壊された結界から隙を着いて逃げ出したらしい王家の人間達を、呑気にも心配しているらしい。ーー逃げ出したとて、城のあらゆる隠れ道には革命軍が先回りしているので、捕まるのも時間の問題だが。
 厄介な騎士団長と第1部隊隊長が別々の道を行ってくれるか……アルヴィアと飛龍を連れたヴィンセント殿下が追い付けば、この革命は。

 着実に迫る終わりの気配に、目を閉じる。まだ戦いは終わっていないが、最強の一角であったレーネをここまで弱体化させてくれたアリスには、本当に感謝しかない。
 貴族社会の泥に穢され続け、漸く休む事が出来た少女の夢の世界が、どうか幸せでありますよう。暫しの間、カトリーヌは祈りを捧げた。


「陛下が、なぜ」
「……あぁ、逃げ遅れましたか?第3部隊隊長殿が折角時間作りをして下さったのに、愚かにも最後の最後まで結界内に留まって逃げる機会を逃しましたか?」
「行かないと」
「通す筈がありません。ズタボロとは言え、貴方は危険因子。魔力も尽きていないようですし……全く、自傷行為は程々になさってください」


 首を傾げるレーネ。呆れたように息を吐き、カトリーヌはカンナに道を譲った。自分よりも彼と話したい人はここに沢山いるので。

 カトリーヌに軽く会釈して、カンナが前に出る。彼の両脇には双子がくっ付いていた。レーネが彼等を何処か穏やかな表情で眺めるのが無性に悔しくて、カトリーヌは唇を噛んだ。


「レーネ。久しぶりだね」
「……」
「君にとって僕はとんだ裏切り者だろうから、話したくないのかもしれないけれど……僕は、どうしても君にもう1度会いたかったんだ。――まずは、君の手当てをしたい。応急処置にしかならないと思うけれど」
「お生憎、敵の施しは、受けない主義だから」


 漸く正気を取り戻したらしい。小さく息を吐いたレーネが冷えた翡翠でカンナを見上げ、風の力を借りて立ち上がった。そしてふわりと浮き上がり、カンナ達の頭上を通り過ぎる形で部屋を出て廊下に降り立つ。あまりにも自然なその様子を呆気に取られて見ていた革命軍が、慌てて追いかけるように部屋を一斉に出る。

 すると、特に逃げ出すこともなく、少しだけ地面から足を浮かべて立っていたレーネは無言のままカンナと双子を見つめていた。腕から滴る血が、地面に落ちる様が痛々しい。
 逃げる気がないのか、逃げるだけの気力がないのかは本人にしか分からない。けれど、少なくともカトリーヌにとってはレーネの行動は感謝に値するものだった。
 
 カトリーヌは女性の信頼できる元騎士団員数人に、室内に残ってアリスを清めるよう小さく伝えた。レーネなりのには応えねばならない。
 無言のまま確かに頷き室内に戻っていった女性達を一瞥し、カトリーヌはレーネとカンナに視線を戻す。


「レーネ、僕は君に何かを言う権利を持たない。君に此方側革新派に来て欲しいということも、もう1度君と友人になりたいということも出来ない」
「……」
「だけど、僕は――カレンとアリア、君と4人でもう1度、幸せになれたらと、」
「ッ」


 ぐしゃりと髪を掻き毟り、悔恨の息を吐くカンナ。レーネも抜け落ちた表情に少しばかり苦悶の感情を乗せ、唇を噛んだ。カレンとアリアーー第3部隊副隊長と、その妻だったか。カレンの方はカトリーヌが国境に身を潜めていた際に、騎士団長に処刑されたはずだ。
 重苦しい沈黙が暫しの間続く。室内ほどではないものの凄惨な状態の廊下に、レーネの荒い息だけが響いた。革命軍も流石に友の回顧に空気を読んでいるらしく、誰も手を出すことはない。

 カンナが再び口を開くころ、外を舞う飛龍の翼の音は随分と遠ざかっていた。

 
「レーネ。君は今何を願っている?君はどうなりたい?君は何処に向かっているんだい」
「願い?願いなんて持つだけ無駄だ」
「空想の中では誰しもが自由なんだろう」
「どうしたって現実は変わらない」


 冷酷に告げるレーネの言葉に、シャルとシャロンがカンナの服を掴む力を強めた。眉を顰めたカンナの顔を瞳孔の開いた目で見つめたまま、レーネは言葉を続ける。
 彼の翡翠の瞳は、これほどまでに濁っていただろうか。


「現実は非情だ。物語のようにうまくなんていかない。英雄はいない。救われることなんてない。誰も助けてなんてくれない。未来はどうしたって奈落に繋がっているんだ」


 これが、物語の世界を愛していた青年の末路か。あまりにも残酷な事実を目の前に、カトリーヌは静かに目を閉じた。

 彼はもう、変わることはできない。現実を諦め未来への歩みを辞めてしまった者に、此方が幾ら何を差しのべたとて、何が変わるというのか。
 カトリーヌの重い心を深い諦念が包み込む。矢張り、処刑する事でしか彼を救う事は出来ないのだ。

 アリスと同様に。死を以て。





「「そんなことない」」


 鈴のような声が、響いた。


 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

短編エロ

黒弧 追兎
BL
ハードでもうらめぇ、ってなってる受けが大好きです。基本愛ゆえの鬼畜です。痛いのはしません。 前立腺責め、乳首責め、玩具責め、放置、耐久、触手、スライム、研究 治験、溺愛、機械姦、などなど気分に合わせて色々書いてます。リバは無いです。 挿入ありは.が付きます よろしければどうぞ。 リクエスト募集中!

【完結】【R18BL】清らかになるために司祭様に犯されています

ちゃっぷす
BL
司祭の侍者――アコライトである主人公ナスト。かつては捨て子で数々の盗みを働いていた彼は、その罪を清めるために、司祭に犯され続けている。 そんな中、教会に、ある大公令息が訪れた。大公令息はナストが司祭にされていることを知り――!? ※ご注意ください※ ※基本的に全キャラ倫理観が欠如してます※ ※頭おかしいキャラが複数います※ ※主人公貞操観念皆無※ 【以下特殊性癖】 ※射精管理※尿排泄管理※ペニスリング※媚薬※貞操帯※放尿※おもらし※S字結腸※

何を間違った?【完結済】

maruko
恋愛
私は長年の婚約者に婚約破棄を言い渡す。 彼女とは1年前から連絡が途絶えてしまっていた。 今真実を聞いて⋯⋯。 愚かな私の後悔の話 ※作者の妄想の産物です 他サイトでも投稿しております

悪役令息に憑依したけど、別に処刑されても構いません

ちあ
BL
元受験生の俺は、「愛と光の魔法」というBLゲームの悪役令息シアン・シュドレーに憑依(?)してしまう。彼は、主人公殺人未遂で処刑される運命。 俺はそんな運命に立ち向かうでもなく、なるようになる精神で死を待つことを決める。 舞台は、魔法学園。 悪役としての務めを放棄し静かに余生を過ごしたい俺だが、謎の隣国の特待生イブリン・ヴァレントに気に入られる。 なんだかんだでゲームのシナリオに巻き込まれる俺は何度もイブリンに救われ…? ※旧タイトル『愛と死ね』

主人公に「消えろ」と言われたので

えの
BL
10歳になったある日、前世の記憶というものを思い出した。そして俺が悪役令息である事もだ。この世界は前世でいう小説の中。断罪されるなんてゴメンだ。「消えろ」というなら望み通り消えてやる。そして出会った獣人は…。※地雷あります気をつけて!!タグには入れておりません!何でも大丈夫!!バッチコーイ!!の方のみ閲覧お願いします。 他のサイトで掲載していました。

騎士団長を咥えたドラゴンを団長の息子は追いかける!!

ミクリ21
BL
騎士団長がドラゴンに咥えられて、連れ拐われた! そして、団長の息子がそれを追いかけたーーー!! 「父上返せーーー!!」

αなのに、αの親友とできてしまった話。

おはぎ
BL
何となく気持ち悪さが続いた大学生の市ヶ谷 春。 嫌な予感を感じながらも、恐る恐る妊娠検査薬の表示を覗き込んだら、できてました。 魔が差して、1度寝ただけ、それだけだったはずの親友のα、葛城 海斗との間にできてしまっていたらしい。 だけれど、春はαだった。 オメガバースです。苦手な人は注意。 α×α 誤字脱字多いかと思われますが、すみません。

処理中です...