人違いです。【番外編】

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番外編

表裏一体。

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(登場人物を光属性と闇属性に分けてみた。――ヘイデル王国編)

何となく書きたかっただけですごめんなさい。全部会話文で進みます。完全に自己満の脳死テンションで書いたので、冷静になったら多分そのうち消します。
億が一需要があればフィオーレ王国編もやります。







【国王:サイラス・ヘイデルの場合】

マーヴィン「陛下はどんな苦難を前にしても正しくあれるお方です」
アイン「どう見ても光でしょうよ」
ノア「陛下は誰よりも素晴らしいお方だからな。勿論光だ」
レーネ「……悔しいけれど、正しいお方だと思いますよ。王としては。――王として。辛いときは、助けてくれるんですって。でも、俺、自分で頑張れる所を見せたいんです。褒めて欲しいから」

結論:光


【宰相:マーヴィン・ロッドの場合】

サイラス「光だ。私が間違える時は、常に冷静に王として歩むべき道を示してくれる」
アイン「……どっちにでもなれるって、ある意味一番の闇じゃないかしら?――王サマには内緒よ」
アルン・トルン「「父上は母上と僕達に甘々だよ。光でいいんじゃないかなあ。家族を大切にできるって、何よりも重要な事でしょ?」」
ルキナ「……普段優しい人が、実は一番――って言いますよね」

結論:光?


【騎士団長:アイン・ツヴァイの場合】

サイラス「闇だな。だが、それでいい。奴がいるから私は立っていられる」
マーヴィン「闇ですね。平気で人の命を捨てる選択が出来てしまう人です。騎士団長としてはこの上なく有能だ」
ドライ「……闇だよ。でもオレ、ずっと尊敬してるんだぁ~。誰よりも強くて格好いいからぁ……」

結論:闇


【第1王子:ルキナ・ヘイデルの場合】

サイラス「闇だ。……まだまだ国政に関わらせる訳にはいかん」
マーヴィン「闇ですね。ルネ様に何とかして頂きたいものです」
アイン「闇ね。外面だけは一丁前だけど、救いようのない最低人間だと思ってるわ。ひとえに塵よ」
レーネ「……あ―――――――、嫌いです。生理的に無理。殺そうかと思った」

結論:闇


【亡き愛人:セレネ・ブライトの場合】

サイラス「光だ。……何にも代え難い、…大切な、傍に置いておくべき光だった」
マーヴィン「言うまでもない。陛下を変えてくれた御人でした」
アイン「光ね。でも、アタシには眩しすぎたわ」
ルキナ「兄のような存在でしたね。父は彼を壊してでも閉じ込めておくべきだった」

結論:光


【正妃:アイリーン・ヘイデルの場合】

サイラス「……光だな」
マーヴィン「……光、でしょうね。光に魅せられている、と言いますか」
アイン「……光、よねぇ。光に成りたがってる、と言うべきなのかしら」
ルキナ「…………光、ですね。方向性はちょっとアレですが」
レーネ「一度だけお話させて頂く機会がありましたが、優しくて素敵な方でしたよ。不思議な程に。――大方王様の差し金でしょうが」

結論:光


【理事長:グレン・タンザナイトの場合】

サファイア「闇だ。彼奴は闇だ」
レーネ「闇ですね。理事長になってなかったら世界規模の大犯罪者にでもなっていそうです」
ルキナ「闇です。怖い」
ドライ「うーん。俺にとっては、光かなぁ。俺が呪い持ちでも認めて下さったからぁ」

結論:闇


【教師:オズワルド・サファイアの場合】

ノア「光だ。俺達をいつだって見守ってくれてるからな。優しい人なんだ。適当だが」
レーネ「光、ですね。俺のような人間にも、思い出をくれましたから。――人を動かせる人です」
グレン「光だね。あまりにも眩くてあたたかいから、大切にしまっておきたくなるんだ」

結論:光


【生徒会長:テオドーレ・ダイヤモンドの場合】

ノエル「光だよ。僕達の指針であり、大切な友人だ。時々頭がおかしい時もあるけれど」
ドライ「光だねぇ。オレを認めてくれて、友人だって言ってくれた。大好きな友人で、先輩だよ~」
アルン・トルン「「眩しいくらいの光。でも、大好きだからずっと一緒にいるんだ」」
ルキナ「光ですよ。――気に入らないですけど」

結論:光


【副会長:ノエル・シトリンの場合】

テオドーレ「光だ。それに、大切な友人だ。昔からの」
ドライ「光~。大好きな先輩だよぉ。時々仕事も代わってくれるんだぁ」
アルン・トルン「光だね。優しくて、あったかいの。大好き」
ルキナ「光ですね。彼は好きですよ。俺の事を理解してくれる」
ノア「光だ。大切な兄だ」

結論:光


【会計:ドライ・ツヴァイの場合】
テオドーレ「光だ。境遇に負けず勤勉で努力家。会計に相応しい」
ノエル「光だね。僕達の助けになってくれる。彼の氷魔法は何よりも美しいと思っているよ」
アルン・トルン「光だよ。かっこいい先輩。ただ身体が弱いだけ」
ルキナ「光です。でも、――俺の上に立っていい人間じゃない」
レーネ「光でしょうね。彼は幸せになるべきだ。努力には成果を。――薬の開発はどうなっているかな」

結論:光


【庶務:アルン&トルン・ロッドの場合】
テオドーレ「……光、か?……そうであって欲しい」
ノエル「うん、闇だね。ほら、善と悪は表裏一体って言うじゃない?組織は善ばかりでは成り立たない」
ドライ「闇だね~。でも、身内には優しいよ。こんなオレを身内に入れてくれるくらいには、光なのかなぁ」
ルキナ「闇。生意気な後輩。俺を全く尊敬していない――まぁ、友人としてはそこそこかな」
シャル・シャロン「「光。道を示してくれた恩人。初めてできた『おともだち』」」

結論:光寄りの闇


【めっきりモブだった風紀委員長:エドワード・アクアマリンの場合】
テオドーレ「闇。死ねばいい。いつか殺してやる」
ノエル「闇。死ねばいいのに。テオが手を汚すまでもない」
ドライ「闇。嫌い。最低。人でなし。関わりたくない」
ルキナ「闇。嫌いですね。気に入らない。無駄に人望が厚いのも。邪魔」
アルン・トルン「「光かな。でも大っっっ嫌い」」
ノア「光だ。理想の先輩で、憧れだ。人望も厚ぃし、かっこいい」

結論:光
(※一部偏り過ぎているコメントが見られますが、多くの生徒の意見を採用しました。)


【塩顔少年の場合】
ノア「……光、かな。いい奴だよ。大分よくわかんねぇけど……。不思議君だ」
レーネ「光なんじゃないか?知らないけれど。少なくとも自国の王に忠誠は誓っていたね」
ロバル「闇だよぉ。気持ち悪い。何考えてるのかわかんなぁい。……世界の全部を理解してるような口ぶりは気に入らないね」

結論:光?


【親衛隊長:ラルム・リーベの場合】

ドライ「光だよ。オレ、助けてもらったんだよなぁ。恰好いい先輩だけど……レーネの事が好きなんだって。レーネは陛下のものだけどぉ……リーベ先輩に幸せになって欲しいと思うのは、俺が父上に見ても貰えないような出来損ないだからなんだろうなぁ」
レーネ「光でしょう。身を焦がすような憎悪を持ったまま、それでも正しき道を歩ける人は中々いない。――生きづらそうだな、と思いますよ。幸せになって欲しい、とも。……誰よりも俺が言ってはいけないことでしょうから言いませんが。会計様の恋が実ればいいですね」

結論:光


【親友:ノア・シトリンの場合】

ノエル「光だよ。誰がどう見ても。可愛いよね。料理は一級品で真面目で賢い、シトリン家の愛し子だ」
ロバル「光だね。あまったるいお菓子みたい」
レーネ「光だよ。俺を助けてくれる。そばにいてくれる。大切にしてくれる。甘いお菓子も美味しいお粥も、願えばなんだって叶えてくれる、宝箱のような――ああ、会いたいな。会って、抱きしめて欲しいなぁ。ノアの腕の中ってすごくあったかいんだよ。知ってるのは俺だけだけどね」


結論:光⁺⁺










[*おまけ]
「第3部隊がノアをどう思っているのか」「第3部隊がレーネをどう思っているのか」もこの形式で、とリク主様から追加リクを頂けたので、そのようにします。次回、フィオーレ王国編でレーネ編をお楽しみください。



【第3部隊がノアをどう思っているのか】
 
アリア「信用に足る人物であると把握しています。ナヨンが言うのなら間違いありませんから。――隊長には我々の前以外ではもう少し毅然として頂きたいですが……年相応に語れる友が出来た事には感謝しております。私やカンナ、カレンでは不可能ですもの」

ナヨン「あんなに心の底から悪意のない人間は初めて見ました―。逆に化け物なんじゃないかなって思うんですけど、まぁ隊長のご友人としては相応なんじゃないですか?まぁ、隊長の1番は俺達ですけどね2番手くらいにはさせてあげますよ(早口)」

シャル「……レーネの助けになれるような強い人間になってもらわないと駄目。雑魚過ぎる。でもレーネは『ノアに求めるものはそれじゃない』って言ってたから、違うのかも。なら、それは俺とシャロンの役目」

シャロン「……雑魚過ぎる。強い人間になってもらわないと駄目。レーネの助けになれるような。でも違うかも。レーネは『ノアに求めるものはそれじゃない』って言ってたから。なら、それは私とシャルの役目」

エーレ「如何にも善人と言ったような、そんな人ですね。俺は苦手です。あまり関わりたくないのにいつも隊長の横には彼がいるので……世の中があんな人間ばかりだったら、隊長も、俺も――なんて、どうでもいい事ですね。すみません。とにかくまぁ、いつでも背後は取っているぞ、というところでしょう」

セス「――隊長の横にいることを許された人間。けれど、奪おうものなら殺す。仕方がないことだ。隊長は俺達の世界だ。安寧も立場も全てを持っている人間にこれ以上何をくれてやるというのか」

ユズ「ンー、此処だけの話、苦手だヨ~。だって、優しいだけの人間がいるのなら、なんでアタシの目の前には現れてくれなかったノ?隊長と出逢うまでのアタシの『前世』に、そんな人間は一人も居なかったヨ。汚泥のような、魔物のような――アーァ、邪魔だヨネ。隊長にはアタシ達だけでいい」


結論:隊長がいいなら友人枠くらいはくれてやるわ(マウント)









 

 
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