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2 聖剣が指南する後宮生活
2-3 抱かれる
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2ー3 抱かれる
「なんだ?」
男は、俺をベッドへと抱えあげると足を開かせた。
「恥ずかしいのか?セイ」
「そんな、こと・・」
俺は、男の肩を押し返そうとした。だが、男の体は、びくともしない。
それどころか男の手は、俺の身に付けている薄い衣を剥ぎ取り俺の肉体を暴いた。
男は、俺の全てをさらけ出させるとそれを光の下で確認するようにじっと見つめた。
「美しいな、お前は」
「ふっ・・」
俺は、手のこうで口許を隠した。
男は、俺の手を掴んで俺の頭上へ押し付けた。
「顔を隠すことは許さん」
「ひぁっ!」
男の指先が俺の立ち上がったものの鈴口に触れた。
グチグチとそこを弄られて俺は、先走りを滴らせた。
「あぁっ!も、やめっ!」
俺は、背を反らせて快感に堪えていた。
膝を閉じようとすると、男がさらに大きく膝を開かせる。
「言った筈だ。隠すことは許さん、と」
男は、滴りを指に絡ませるとその指をぺろり、と舐めた。
「お前のは・・甘い、な」
「やっ!そんな・・」
「私もそう言った筈だ」
男は、低く呟いた。
「あの夜、お前に抱かれて、何度もそう言った」
「あ、れは・・」
俺が涙目で見上げると、男は、その美しい緑の瞳で俺を見つめていた。
「忘れたとはいわさんぞ、セイ・イガー」
男は、俺の後孔へと手を伸ばした。
「ここに、私を初めて迎え入れた男は、お前だということを」
ぐちっ、とそこを弄られて俺の体に甘い痺れが走る。
「あぁっ!」
俺が腰を浮かせるのを見て、男は、皮のベルトを解いてズボンを下ろした。そこは、すでに小山のように盛り上がっている。
男は、下履きも取り去って、俺の足の間に体を埋めようとした。
「だ、だめぇっ!やめてっ!」
俺は、叫んだ。
「まだ・・準備が、できてないっ!」
「準備、とは」
男がベッドの脇にあるテーブルへとてを伸ばしてそこに置かれていた小さな小瓶をとるとその栓を開けて俺の股間へと滴らせた。
ひんやりとした液体の感覚に、俺の体がわななく。
男は、呼吸をあらげて俺の後孔へと指を入れじゅぷじゅぷと抽挿した。
こんなこと、自分以外にされたことなんてなかった。
いつも、仕事の前には、自分でそこを拡げて潤滑油を塗り込めていた。
オメガならこんなことはしなくてもいいのかもしれない。
だが、ベータの俺は、こうしなくてはまともに男を受け入れることなどできない。
ちゅぽん、と音をたてて男が指を抜いた。
「行くぞ、セイ」
男がアルファの巨大なものを俺のそこに押しあてた。
俺は、思わず身を固くした。
「ま、ってっ!」
「もう、待てない」
男がそう言って、俺の中へと押し入ってきた。
その圧に、俺は、小さく喘いだ。
「なんだ?」
男は、俺をベッドへと抱えあげると足を開かせた。
「恥ずかしいのか?セイ」
「そんな、こと・・」
俺は、男の肩を押し返そうとした。だが、男の体は、びくともしない。
それどころか男の手は、俺の身に付けている薄い衣を剥ぎ取り俺の肉体を暴いた。
男は、俺の全てをさらけ出させるとそれを光の下で確認するようにじっと見つめた。
「美しいな、お前は」
「ふっ・・」
俺は、手のこうで口許を隠した。
男は、俺の手を掴んで俺の頭上へ押し付けた。
「顔を隠すことは許さん」
「ひぁっ!」
男の指先が俺の立ち上がったものの鈴口に触れた。
グチグチとそこを弄られて俺は、先走りを滴らせた。
「あぁっ!も、やめっ!」
俺は、背を反らせて快感に堪えていた。
膝を閉じようとすると、男がさらに大きく膝を開かせる。
「言った筈だ。隠すことは許さん、と」
男は、滴りを指に絡ませるとその指をぺろり、と舐めた。
「お前のは・・甘い、な」
「やっ!そんな・・」
「私もそう言った筈だ」
男は、低く呟いた。
「あの夜、お前に抱かれて、何度もそう言った」
「あ、れは・・」
俺が涙目で見上げると、男は、その美しい緑の瞳で俺を見つめていた。
「忘れたとはいわさんぞ、セイ・イガー」
男は、俺の後孔へと手を伸ばした。
「ここに、私を初めて迎え入れた男は、お前だということを」
ぐちっ、とそこを弄られて俺の体に甘い痺れが走る。
「あぁっ!」
俺が腰を浮かせるのを見て、男は、皮のベルトを解いてズボンを下ろした。そこは、すでに小山のように盛り上がっている。
男は、下履きも取り去って、俺の足の間に体を埋めようとした。
「だ、だめぇっ!やめてっ!」
俺は、叫んだ。
「まだ・・準備が、できてないっ!」
「準備、とは」
男がベッドの脇にあるテーブルへとてを伸ばしてそこに置かれていた小さな小瓶をとるとその栓を開けて俺の股間へと滴らせた。
ひんやりとした液体の感覚に、俺の体がわななく。
男は、呼吸をあらげて俺の後孔へと指を入れじゅぷじゅぷと抽挿した。
こんなこと、自分以外にされたことなんてなかった。
いつも、仕事の前には、自分でそこを拡げて潤滑油を塗り込めていた。
オメガならこんなことはしなくてもいいのかもしれない。
だが、ベータの俺は、こうしなくてはまともに男を受け入れることなどできない。
ちゅぽん、と音をたてて男が指を抜いた。
「行くぞ、セイ」
男がアルファの巨大なものを俺のそこに押しあてた。
俺は、思わず身を固くした。
「ま、ってっ!」
「もう、待てない」
男がそう言って、俺の中へと押し入ってきた。
その圧に、俺は、小さく喘いだ。
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