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7 カップリングで楽しい学園生活?
7-10 もふもふって、かわいいよね!
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7ー10 もふもふって、かわいいよね!
「よしよし、いい子だな」
「くうん」
俺は、その巨大な犬のような魔物に肩の辺りを甘噛されながら、そいつの頭をもふもふと撫でていた。
「「恐るべし、魅了の力」」
アル兄とクロがぼそっと呟いた。
結論から言おう。
俺は、魅了の力でフェンリルをテイムしてしまったのだ。
そして、そのフェンリルの前足に刺さっていた棘を抜いてやり、クロノの軟膏を塗ってやった。
「わふん」
すっかり俺の虜になってしまったフェンリルが俺にジャレついてくる。俺は、フェンリルの巨体をもふりながら、アル兄たちにきいた。
「これ、連れて帰ってもいいかな?」
「「はいぃっ?」」
みんなが驚きの声をあげた。
クロが、言った。
「どうする気だよ?こんなもん」
「こんなもん、って」
俺は、クロを睨み付けた。
「この子を俺のペットにしようと思ってんだよ!」
「「なんですと?」」
みんなが信じられないという声をあげたけど、俺の気持ちは変わらなかった。
そうなんだよ。
俺は、昔、前世の頃から犬が飼いたいと思っていたんだよ。
「屋敷に入らないだろうが!」
クロが言ったら、フェンリルがきゃうん、と鳴いてみるみるうちに小さくなっていった。
子犬サイズになったフェンリルは、俺たちを見上げてきゅうんと鼻を鳴らした。
「かわいいな、お前は」
「やだっ!ほんとにかわいいっ!」
俺とキティがモフリングしてやるとフェンリルは、きゃんっと満足げに鳴いた。
「あざとい」
クロが呟いた。
「こいつ・・あざとすぎる」
それから、俺たちは、人っ子1人いなくなったダンジョンの中を進んでいった。
目的は、見失っちゃいけないからね。
奥へと行くと、回りの岩壁が淡い光を発していた。
「ヒカリグサだ」
アル兄が言って、岩壁に手を伸ばしてその草を引き抜いた。
「ギヤアァアァ!」
耳を塞ぎたくなるようなデスボイスが辺りに轟いた。
「このヒカリグサは、引き抜くときにこういう声を発するからね」
リオンがニコニコしながら説明してくれた。
うん。
できれば引き抜く前に言ってほしかったな。
キティが涙目で俺にしがみついているのを俺は、なだめながら思っていた。
まあ、いいか。
ちょっとした役得だしな。
「よしよし、いい子だな」
「くうん」
俺は、その巨大な犬のような魔物に肩の辺りを甘噛されながら、そいつの頭をもふもふと撫でていた。
「「恐るべし、魅了の力」」
アル兄とクロがぼそっと呟いた。
結論から言おう。
俺は、魅了の力でフェンリルをテイムしてしまったのだ。
そして、そのフェンリルの前足に刺さっていた棘を抜いてやり、クロノの軟膏を塗ってやった。
「わふん」
すっかり俺の虜になってしまったフェンリルが俺にジャレついてくる。俺は、フェンリルの巨体をもふりながら、アル兄たちにきいた。
「これ、連れて帰ってもいいかな?」
「「はいぃっ?」」
みんなが驚きの声をあげた。
クロが、言った。
「どうする気だよ?こんなもん」
「こんなもん、って」
俺は、クロを睨み付けた。
「この子を俺のペットにしようと思ってんだよ!」
「「なんですと?」」
みんなが信じられないという声をあげたけど、俺の気持ちは変わらなかった。
そうなんだよ。
俺は、昔、前世の頃から犬が飼いたいと思っていたんだよ。
「屋敷に入らないだろうが!」
クロが言ったら、フェンリルがきゃうん、と鳴いてみるみるうちに小さくなっていった。
子犬サイズになったフェンリルは、俺たちを見上げてきゅうんと鼻を鳴らした。
「かわいいな、お前は」
「やだっ!ほんとにかわいいっ!」
俺とキティがモフリングしてやるとフェンリルは、きゃんっと満足げに鳴いた。
「あざとい」
クロが呟いた。
「こいつ・・あざとすぎる」
それから、俺たちは、人っ子1人いなくなったダンジョンの中を進んでいった。
目的は、見失っちゃいけないからね。
奥へと行くと、回りの岩壁が淡い光を発していた。
「ヒカリグサだ」
アル兄が言って、岩壁に手を伸ばしてその草を引き抜いた。
「ギヤアァアァ!」
耳を塞ぎたくなるようなデスボイスが辺りに轟いた。
「このヒカリグサは、引き抜くときにこういう声を発するからね」
リオンがニコニコしながら説明してくれた。
うん。
できれば引き抜く前に言ってほしかったな。
キティが涙目で俺にしがみついているのを俺は、なだめながら思っていた。
まあ、いいか。
ちょっとした役得だしな。
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