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7 魔王と聖者と浄化の旅
7ー9 催淫スライム
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7ー9 催淫スライム
僕は、ベッドの上に仰向けに横たわるとおずおずとロイへと手を伸ばした。
「ロイ、きて」
「ラムダ」
ロイは、僕の上にそっと覆い被さると僕をじっと見つめた。
「愛している、ラムダ」
「僕、僕もロイのこと愛してる」
僕は、ロイを見上げてぎゅっと彼のことを抱き締めた。
「だけど、ごめん。ロイだけを愛せなくって」
「わかっている」
ロイは、僕の頬にちゅっとキスをした。
「今のお前の一番は、私ではないのだろう?だが、いつか必ず私を一番愛しているといわせて見せる」
「ロイ・・・」
「ラムダ」
ロイが僕の首筋に舌を這わせていく。
「今、この瞬間は、私だけの妻、だ」
「うん!」
僕は、頷いた。
ロイは、僕の胸に顔を埋めるとその頂きにちゅうっと吸い付いた。
「んぅっ!」
僕は、ロイの髪に指を絡めて熱い吐息をついた。
ロイは、僕のそこを噛みしゃぶって、舌先でもてあそんだ。
僕は、ロイを抱いてその快楽に堪えていた。
僕の奥の方から何かが沸き上がってくる。
「あっ!も、そこ、ばっか」
「ここ、好きだろう?ラムダ」
ロイは、指先で僕のそこを摘まむとピン、と弾く。
「はぅっ!」
ロイは、僕の両足を抱えると僕の奥の手すぼまりへと彼の熱いものを押し当ててきた。
僕は、目を閉じて身をこわばらせる。
「大丈夫だ、ラムダ」
ロイは、僕の下腹部へと手をあててそこに彼の暖かい魔力を注ぎ込んだ。
すると、僕のそこに何かの紋様が浮かび上がった。
「これ、は?」
「これは、以前ソドルが植え付けた催淫スライムの起動紋だ」
「催淫スライム?」
僕は、ぽうっと体全体が熱く火照ってくるのを感じていた。
これ、絶体ヤバいやつ、だ!
体の内奥で何かがムズムズと動き出す。
「催淫スライムは、娼館で飼われていることが多い魔物だ。これを植え付けると体内を浄化し、動きを滑らかにして淫猥な気持ちにする液体を分泌する。ただ、成長するのに少し時間を必要とするんだが」
ロイが説明してくれている間も僕の後孔からは、液体が溢れて滴り落ちていた。
「大丈夫だ、ラムダ。ちゃんとスライムは育っているようだ」
「何か、出て・・・」
僕は、溢れ出てくる何かを漏らすまいとして下腹部に力を入れた。
ロイは、僕の後孔へその昂りを押しあてゆっくりと中へと押し進んでくる。
「力を抜け、ラムダ」
僕は、ベッドの上に仰向けに横たわるとおずおずとロイへと手を伸ばした。
「ロイ、きて」
「ラムダ」
ロイは、僕の上にそっと覆い被さると僕をじっと見つめた。
「愛している、ラムダ」
「僕、僕もロイのこと愛してる」
僕は、ロイを見上げてぎゅっと彼のことを抱き締めた。
「だけど、ごめん。ロイだけを愛せなくって」
「わかっている」
ロイは、僕の頬にちゅっとキスをした。
「今のお前の一番は、私ではないのだろう?だが、いつか必ず私を一番愛しているといわせて見せる」
「ロイ・・・」
「ラムダ」
ロイが僕の首筋に舌を這わせていく。
「今、この瞬間は、私だけの妻、だ」
「うん!」
僕は、頷いた。
ロイは、僕の胸に顔を埋めるとその頂きにちゅうっと吸い付いた。
「んぅっ!」
僕は、ロイの髪に指を絡めて熱い吐息をついた。
ロイは、僕のそこを噛みしゃぶって、舌先でもてあそんだ。
僕は、ロイを抱いてその快楽に堪えていた。
僕の奥の方から何かが沸き上がってくる。
「あっ!も、そこ、ばっか」
「ここ、好きだろう?ラムダ」
ロイは、指先で僕のそこを摘まむとピン、と弾く。
「はぅっ!」
ロイは、僕の両足を抱えると僕の奥の手すぼまりへと彼の熱いものを押し当ててきた。
僕は、目を閉じて身をこわばらせる。
「大丈夫だ、ラムダ」
ロイは、僕の下腹部へと手をあててそこに彼の暖かい魔力を注ぎ込んだ。
すると、僕のそこに何かの紋様が浮かび上がった。
「これ、は?」
「これは、以前ソドルが植え付けた催淫スライムの起動紋だ」
「催淫スライム?」
僕は、ぽうっと体全体が熱く火照ってくるのを感じていた。
これ、絶体ヤバいやつ、だ!
体の内奥で何かがムズムズと動き出す。
「催淫スライムは、娼館で飼われていることが多い魔物だ。これを植え付けると体内を浄化し、動きを滑らかにして淫猥な気持ちにする液体を分泌する。ただ、成長するのに少し時間を必要とするんだが」
ロイが説明してくれている間も僕の後孔からは、液体が溢れて滴り落ちていた。
「大丈夫だ、ラムダ。ちゃんとスライムは育っているようだ」
「何か、出て・・・」
僕は、溢れ出てくる何かを漏らすまいとして下腹部に力を入れた。
ロイは、僕の後孔へその昂りを押しあてゆっくりと中へと押し進んでくる。
「力を抜け、ラムダ」
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