55 / 90
6 恋と愛と欲望と
6ー5 やきもち
しおりを挟む
6ー5 やきもち
「あっ!ここじゃ、いやっ!」
俺は、シャルに訴えたけど、シャルは、かまわず俺のそこへ熱いものを押し入れてきた。ずちゅん、とシャルの凶悪なものが俺の中に潜り込んできて俺は、その快感に酔わされる。
「ひあっ・・あぁっ・・も、いっちゃうっ!」
「いけばいいさ」
シャルが下から俺の体を突きながら俺の腰を揺らす。
「何度でもいけ、ルシウス」
「あっ・・はぁっ・・」
俺は、シャルに責められ何度も何度もいき続け意識がふわふわとしてきて。哭き狂う俺をシャルは、責め立てて、ついには、俺は、そのまま意識を手放してしまった。
次に気がつくと俺は、ベッドの中でシャルに抱かれていた。
「ん・・シャル?」
「気がついたか?ルシウス」
シャルが俺の濡れた髪をかきあげて俺の顔を覗き込んで鼻先にちゅっとキスをした。
「すまなかったな、ルシウス。つい、やりすぎた」
「・・うん・・」
俺は、シャルの胸に顔を埋めて鼻をすすった。シャルは、俺の頭を優しく撫でながら申し訳なさそうに言った。
「お前が殿下に抱かれるかと思うとつい、歯止めがきかなくなった。すまない」
「シャル・・」
俺が顔をあげるとシャルは、唇で俺の涙を受けとめ、舌で頬を舐めた。
「んくっ・・」
「お前が若い殿下に愛され私のことなど相手にしなくなるのでは、と思うと不安で」
シャルは、俺をぎゅっと抱き締めた。俺は、その温もりに包まれて満たされていた。
暖かい。
俺は、ふっと吐息をついた。
「バカだな、シャルは」
俺は、シャルに口づけした。ちゅ、ちゅっと繰り返してから下唇を軽く噛む。
「あなたは、俺にとって無二の存在だよ。嫌いになんてならないよ」
「ルシウス」
その夜、俺たちは、お互いの体を抱いて眠った。満ち足りた眠りの中で俺は、いつしか微笑みを浮かべていた。
早朝、シャルは、帰っていった。
シャルは、眠っている俺を起こさないようにそっと抜け出していた。俺が目覚めるとベッド脇のテーブルの上にシャルからの手紙が置かれていた。
シャルらしく夕べの行為を詫びる言葉の後には、俺に対する愛情が綴られていた。
『愛しているよ、ルシウス。この世界の何よりもお前を愛している』
その手紙を抱き締めて俺は、微笑していた。
「あっ!ここじゃ、いやっ!」
俺は、シャルに訴えたけど、シャルは、かまわず俺のそこへ熱いものを押し入れてきた。ずちゅん、とシャルの凶悪なものが俺の中に潜り込んできて俺は、その快感に酔わされる。
「ひあっ・・あぁっ・・も、いっちゃうっ!」
「いけばいいさ」
シャルが下から俺の体を突きながら俺の腰を揺らす。
「何度でもいけ、ルシウス」
「あっ・・はぁっ・・」
俺は、シャルに責められ何度も何度もいき続け意識がふわふわとしてきて。哭き狂う俺をシャルは、責め立てて、ついには、俺は、そのまま意識を手放してしまった。
次に気がつくと俺は、ベッドの中でシャルに抱かれていた。
「ん・・シャル?」
「気がついたか?ルシウス」
シャルが俺の濡れた髪をかきあげて俺の顔を覗き込んで鼻先にちゅっとキスをした。
「すまなかったな、ルシウス。つい、やりすぎた」
「・・うん・・」
俺は、シャルの胸に顔を埋めて鼻をすすった。シャルは、俺の頭を優しく撫でながら申し訳なさそうに言った。
「お前が殿下に抱かれるかと思うとつい、歯止めがきかなくなった。すまない」
「シャル・・」
俺が顔をあげるとシャルは、唇で俺の涙を受けとめ、舌で頬を舐めた。
「んくっ・・」
「お前が若い殿下に愛され私のことなど相手にしなくなるのでは、と思うと不安で」
シャルは、俺をぎゅっと抱き締めた。俺は、その温もりに包まれて満たされていた。
暖かい。
俺は、ふっと吐息をついた。
「バカだな、シャルは」
俺は、シャルに口づけした。ちゅ、ちゅっと繰り返してから下唇を軽く噛む。
「あなたは、俺にとって無二の存在だよ。嫌いになんてならないよ」
「ルシウス」
その夜、俺たちは、お互いの体を抱いて眠った。満ち足りた眠りの中で俺は、いつしか微笑みを浮かべていた。
早朝、シャルは、帰っていった。
シャルは、眠っている俺を起こさないようにそっと抜け出していた。俺が目覚めるとベッド脇のテーブルの上にシャルからの手紙が置かれていた。
シャルらしく夕べの行為を詫びる言葉の後には、俺に対する愛情が綴られていた。
『愛しているよ、ルシウス。この世界の何よりもお前を愛している』
その手紙を抱き締めて俺は、微笑していた。
257
お気に入りに追加
788
あなたにおすすめの小説
ぼくは悪のもふもふ、略して悪もふ!! 〜今日もみんなを怖がらせちゃうぞ!!〜
ありぽん
ファンタジー
恐ろしい魔獣達が住む森の中。
その森に住むブラックタイガー(黒い虎のような魔獣)の家族に、新しい家族が加わった。
名前はノエル。
彼は他のブラックタイガーの子供達よりも小さく、
家族はハラハラしながら子育てをしていたが。
家族の心配をよそに、家族に守られ愛され育ったノエルは、
小さいものの、元気に成長し3歳に。
そんなノエルが今頑張っていることは?
強く恐ろしいと人間達が困らせ怖がらせる、お父さんお母さんそして兄のような、かっこいいブラックタイガーになること。
かっこいいブラックタイガーになるため、今日もノエルは修行に励む?
『どうだ!! こわいだろう!! ぼくはあくなんだぞ!! あくのもふもふ、あくもふなんだぞ!!』
召喚された美人サラリーマンは性欲悪魔兄弟達にイカされる
KUMA
BL
朱刃音碧(あかばねあおい)30歳。
ある有名な大人の玩具の開発部門で、働くサラリーマン。
ある日暇をモテ余す悪魔達に、逆召喚され混乱する余裕もなく悪魔達にセックスされる。
性欲悪魔(8人攻め)×人間
エロいリーマンに悪魔達は釘付け…『お前は俺達のもの。』
生贄として捧げられたら人外にぐちゃぐちゃにされた
キルキ
BL
生贄になった主人公が、正体不明の何かにめちゃくちゃにされ挙げ句、いっぱい愛してもらう話。こんなタイトルですがハピエンです。
人外✕人間
♡喘ぎな分、いつもより過激です。
以下注意
♡喘ぎ/淫語/直腸責め/快楽墜ち/輪姦/異種姦/複数プレイ/フェラ/二輪挿し/無理矢理要素あり
2024/01/31追記
本作品はキルキのオリジナル小説です。
童貞が建設会社に就職したらメスにされちゃった
なる
BL
主人公の高梨優(男)は18歳で高校卒業後、小さな建設会社に就職した。しかし、そこはおじさんばかりの職場だった。
ストレスや性欲が溜まったおじさん達は、優にエッチな視線を浴びせ…
僕を拾ってくれたのはイケメン社長さんでした
なの
BL
社長になって1年、父の葬儀でその少年に出会った。
「あんたのせいよ。あんたさえいなかったら、あの人は死なずに済んだのに…」
高校にも通わせてもらえず、実母の恋人にいいように身体を弄ばれていたことを知った。
そんな理不尽なことがあっていいのか、人は誰でも幸せになる権利があるのに…
その少年は昔、誰よりも可愛がってた犬に似ていた。
ついその犬を思い出してしまい、その少年を幸せにしたいと思うようになった。
かわいそうな人生を送ってきた少年とイケメン社長が出会い、恋に落ちるまで…
ハッピーエンドです。
R18の場面には※をつけます。
変態村♂〜俺、やられます!〜
ゆきみまんじゅう
BL
地図から消えた村。
そこに肝試しに行った翔馬たち男3人。
暗闇から聞こえる不気味な足音、遠くから聞こえる笑い声。
必死に逃げる翔馬たちを救った村人に案内され、ある村へたどり着く。
その村は男しかおらず、翔馬たちが異変に気づく頃には、すでに囚われの身になってしまう。
果たして翔馬たちは、抱かれてしまう前に、村から脱出できるのだろうか?
【R18】奴隷に堕ちた騎士
蒼い月
BL
気持ちはR25くらい。妖精族の騎士の美青年が①野盗に捕らえられて調教され②闇オークションにかけられて輪姦され③落札したご主人様に毎日めちゃくちゃに犯され④奴隷品評会で他の奴隷たちの特殊プレイを尻目に乱交し⑤縁あって一緒に自由の身になった両性具有の奴隷少年とよしよし百合セックスをしながらそっと暮らす話。9割は愛のないスケベですが、1割は救済用ラブ。サブヒロインは主人公とくっ付くまで大分可哀想な感じなので、地雷の気配を感じた方は読み飛ばしてください。
※主人公は9割突っ込まれてアンアン言わされる側ですが、終盤1割は突っ込む側なので、攻守逆転が苦手な方はご注意ください。
誤字報告は近況ボードにお願いします。無理やり何となくハピエンですが、不幸な方が抜けたり萌えたりする方は3章くらいまでをおススメします。
※無事に完結しました!
平凡な男子高校生が、素敵な、ある意味必然的な運命をつかむお話。
しゅ
BL
平凡な男子高校生が、非凡な男子高校生にベタベタで甘々に可愛がられて、ただただ幸せになる話です。
基本主人公目線で進行しますが、1部友人達の目線になることがあります。
一部ファンタジー。基本ありきたりな話です。
それでも宜しければどうぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる