乙女系モブ騎士は、只今絶賛婚活中~子作りを前提にお付き合いを希望しているのになぜか男ばかりに執着されています~

トモモト ヨシユキ

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8 拐われて

8ー3 凶器

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 8ー3 凶器

 「ふふっ・・もう、感じてるの?リチャード様」
 イーサンが俺の股間の固くなったものの先端をつん、と指でつついた。そこは、もう、先走りを滴らせていたが、根本を縛られているためいくことができなかった。
 「はっ・・ぅんっ・・」
 俺は、体が熱くて。
 中心に集まってくる熱に俺は、吐息を漏らした。
 「あっ・・あつ、い・・体が・・」
 「私たちは、あなたに決して触れない。だから、好きなだけ自分で達して見せてくれ、リチャード」
 フォルツァートが意地悪く笑った。
 俺は、呼吸を乱していた。
 体の奥から熱い何かが込み上げてくる。
 でも。
 俺は、たまらない熱に犯されて体をもじもじさせていた。
 いきたい。
 でも、いくことができない。
 俺は、苦しくて涙を流していた。
 その様をフォルツァートとイーサンは凍えるような目で見つめていた。
 どうやら本当に俺がいくのを見ているつもりのようだ。
 そうしている間にも俺を蝕む熱に俺は、体を揺らせて少しでも快感を拾おうとしていた。
 「ふふっ、腰をくねらせて。まるで誘っているようだ。堪らないな」
 フォルツァートは、羽ペンの先で俺の胸の頂をつん、とつつく。
 その感触に俺は、びくっと背をそらした。
 「ふぁっ!」
 「この程度の刺激にも感じるんだな。どうやら、感度はかなりのもののようだ」
 フォルツァートが何やらメモをとっている。
 「こちらは、どうかな?」
 フォルツァートは、俺の固くなったままいくことを許されないでいる俺のものを羽ペンの羽でつぅっと撫でた。
 その感触に俺は、身もだえした。
 「ぁんっ!・・あっ・・ふっ・・」
 「こんなにも漏らして・・なんて淫乱な。これが女神の祝福した身体なのか?」
 俺は、いきたくて。
 もう、頭がおかしくなりそうだった。
 口の端から唾液が流れ落ちて、俺は、涙を流しながら、懇願していた。
 「・・も、いかし、て・・」
 「おや、おねだりかな?」
 フォルツァートが眉をしかめる。
 「はしたない人だな。だが、まあ、いいだろう。まだ、始めたばかりだしな。イーサン!」
 フォルツァートが言うとすぐにイーサンが俺の方へと進み出た。
 イーサンは、ふわりとスカートをめくるとその隠された凶器をさらした。
 それを俺の開かれた足の間に押し当てるとぐっと身体を沈めて俺のそこを割り開いてくる。
 「あぁっ!」
 俺は、目を見開いて涙と鼻水でぐちゃぐちゃになって。
 イーサンの凶器が俺の身体を貫き俺は、その痛みに顔を歪めて哭いた。
 エド!
 俺は、目を閉じて番の名を呼んだ。
 エド!
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