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6 愛と情熱の間で
6ー1 愛している!
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6ー1 愛している!
「君たちに話したいことがある」
ロベルト兄が話し始める。
俺は、肩を抱いていてくれているクリストファー兄の胸元にすがりついていた。
『いったいなんだ?リチャードのことで何か問題でもあるのか?まさか、何かの病気なのか?ああっ!リチャードにもしものことがあれば、私は、もう!生きてはいられない!』
『ライナスが失われるようなことがあれば、俺は・・だが・・ライナスは、兄たちとは疎遠だった筈。なぜ、兄たちが急に?』
「実は・・弟には、女神の祝福が与えられていてね。その祝福の内容が君たちにも関わりがあるものなので今夜、ここに集まってもらったわけだ」
ロベルト兄が2人に話し始めたのを俺は、心臓が痛いほどドキドキしながらきいていた。
もしも。
この話をきいて、2人が俺を拒絶するようなことがあれば・・
俺は、胸が苦しくて。
クリストファー兄は、うつむいている俺の背をそっと撫でて大丈夫、と囁いてくれた。
俺は、クリストファー兄に弱々しく微笑んでみせた。
ロベルト兄は、続けた。
「リチャードの得た女神の祝福は、真の番の心の声が聞こえるというものだ。そして・・リチャードは、男でありながら番の子を孕むことができるのだ」
「!」
「なんだって?」
エドワードとレイダース騎士団長が驚きのあまり言葉を失った。
俺には、2人の心の声が伝わってきていた。
『なんだって?今、彼は、リチャードが番の子供を身ごもれる、と言ったのか?そんなことが可能なのか?だが、もし、そうなら私は、彼を妻にすることができる!正式に妻にして永遠を誓うことが許される!』
『心の声が聞こえる?もしかして俺の心の声も丸聞こえだったのか?ならば、この俺の気持ちもすでにライナスの知るところなのか?しかも、ライナスは、俺の子を孕めるのか?ライナスと俺の子供?なんてことだ!女神よ!感謝します!』
「えっ?」
俺は、顔をあげて2人を見つめた。2人も俺を見つめていた。
「リチャード・・愛している!ぜひ、私の妻になって欲しい!」
エドワードがまっすぐに俺を見て告げるのを聞いて俺は、頬が熱くなった。すぐに、レイダース騎士団長も続いた。
「ライナス!俺もお前を愛している!俺の妻になってくれ!一生、大切にすると約束する!」
「君たちに話したいことがある」
ロベルト兄が話し始める。
俺は、肩を抱いていてくれているクリストファー兄の胸元にすがりついていた。
『いったいなんだ?リチャードのことで何か問題でもあるのか?まさか、何かの病気なのか?ああっ!リチャードにもしものことがあれば、私は、もう!生きてはいられない!』
『ライナスが失われるようなことがあれば、俺は・・だが・・ライナスは、兄たちとは疎遠だった筈。なぜ、兄たちが急に?』
「実は・・弟には、女神の祝福が与えられていてね。その祝福の内容が君たちにも関わりがあるものなので今夜、ここに集まってもらったわけだ」
ロベルト兄が2人に話し始めたのを俺は、心臓が痛いほどドキドキしながらきいていた。
もしも。
この話をきいて、2人が俺を拒絶するようなことがあれば・・
俺は、胸が苦しくて。
クリストファー兄は、うつむいている俺の背をそっと撫でて大丈夫、と囁いてくれた。
俺は、クリストファー兄に弱々しく微笑んでみせた。
ロベルト兄は、続けた。
「リチャードの得た女神の祝福は、真の番の心の声が聞こえるというものだ。そして・・リチャードは、男でありながら番の子を孕むことができるのだ」
「!」
「なんだって?」
エドワードとレイダース騎士団長が驚きのあまり言葉を失った。
俺には、2人の心の声が伝わってきていた。
『なんだって?今、彼は、リチャードが番の子供を身ごもれる、と言ったのか?そんなことが可能なのか?だが、もし、そうなら私は、彼を妻にすることができる!正式に妻にして永遠を誓うことが許される!』
『心の声が聞こえる?もしかして俺の心の声も丸聞こえだったのか?ならば、この俺の気持ちもすでにライナスの知るところなのか?しかも、ライナスは、俺の子を孕めるのか?ライナスと俺の子供?なんてことだ!女神よ!感謝します!』
「えっ?」
俺は、顔をあげて2人を見つめた。2人も俺を見つめていた。
「リチャード・・愛している!ぜひ、私の妻になって欲しい!」
エドワードがまっすぐに俺を見て告げるのを聞いて俺は、頬が熱くなった。すぐに、レイダース騎士団長も続いた。
「ライナス!俺もお前を愛している!俺の妻になってくれ!一生、大切にすると約束する!」
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