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2 魔法学園の花ですか?
2ー7 プロポーズは、突然に
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2ー7 プロポーズは、突然に
「しかし」
口ごたえしようとした宰相の娘にその黒髪の女は、静かな口調で応じた
「いい加減にしとかないとお前が弱い者いじめをしたなどと噂がたっては、兄上のお怒りをかうぞ」
宰相の娘は、チッと舌打ちするともとの席へと戻っていった。
俺とロタは、空いていた黒髪の女の隣の席へ腰を下ろした。
俺は、隣の席に座っている黒髪の女をチラチラと盗み見た。
その女は、俺と同じくらい背が高く、傍目にもわかるぐらいにがっしりとした引き締まった体つきをしてあた。
だが、やはり大きく開かれた胸元からは、立派な胸筋がふるんふるんと溢れている。
実は、俺は、胸部が発達した女が好きだ。
別に胸が小さかろうと、大きかろうと問題はないが、好みはある。
そして、俺は、女の胸が大きい方が好みだ。
しかし。
黒髪に青い瞳というと王族の証。
だとしたら、この女は、第2王女か。
第2王女は、前回の人生では、まったく絡みがなかった。
確か、外国に留学していた筈。
それがなんでこんなところに?
俺の疑問をよそに第2王女殿下が俺に向かってにっと笑った。
「私は、アウラ・パム・ルシナードだ。よろしく頼む」
「こ、こちらこそ、よろしくお願い致します。オルナム、オルナム・フォル・エルガーナでございます」
「知っている」
アウラ殿下は、俺を値踏みするように不躾に見ていた。
「噂に聞くとは違って、なかなかの男ぶりだな」
「ありがとうございます」
俺は、アウラ殿下のリップサービスに少し顔が熱くなる。
お世辞とはいえ、なかなか外見を誉められることがないからちょっと胸が高鳴る。
「いや、誠に惜しい」
アウラ殿下が目を細める。
「兄上にくれてやるのは、もったいない。どうだ?私のものにならないか?」
はい?
俺は、目をぱちくりしていた。
この人、俺が姉の婚約者だって知ってるよね?
俺は、ふいっと視線をそらす。
「お戯れを」
「いや、戯れでは、ない」
アウラ殿下は、口元を緩めると俺を真剣に見つめた。
「本気で言っている。兄上でなく私の妻になって欲しい」
「しかし」
口ごたえしようとした宰相の娘にその黒髪の女は、静かな口調で応じた
「いい加減にしとかないとお前が弱い者いじめをしたなどと噂がたっては、兄上のお怒りをかうぞ」
宰相の娘は、チッと舌打ちするともとの席へと戻っていった。
俺とロタは、空いていた黒髪の女の隣の席へ腰を下ろした。
俺は、隣の席に座っている黒髪の女をチラチラと盗み見た。
その女は、俺と同じくらい背が高く、傍目にもわかるぐらいにがっしりとした引き締まった体つきをしてあた。
だが、やはり大きく開かれた胸元からは、立派な胸筋がふるんふるんと溢れている。
実は、俺は、胸部が発達した女が好きだ。
別に胸が小さかろうと、大きかろうと問題はないが、好みはある。
そして、俺は、女の胸が大きい方が好みだ。
しかし。
黒髪に青い瞳というと王族の証。
だとしたら、この女は、第2王女か。
第2王女は、前回の人生では、まったく絡みがなかった。
確か、外国に留学していた筈。
それがなんでこんなところに?
俺の疑問をよそに第2王女殿下が俺に向かってにっと笑った。
「私は、アウラ・パム・ルシナードだ。よろしく頼む」
「こ、こちらこそ、よろしくお願い致します。オルナム、オルナム・フォル・エルガーナでございます」
「知っている」
アウラ殿下は、俺を値踏みするように不躾に見ていた。
「噂に聞くとは違って、なかなかの男ぶりだな」
「ありがとうございます」
俺は、アウラ殿下のリップサービスに少し顔が熱くなる。
お世辞とはいえ、なかなか外見を誉められることがないからちょっと胸が高鳴る。
「いや、誠に惜しい」
アウラ殿下が目を細める。
「兄上にくれてやるのは、もったいない。どうだ?私のものにならないか?」
はい?
俺は、目をぱちくりしていた。
この人、俺が姉の婚約者だって知ってるよね?
俺は、ふいっと視線をそらす。
「お戯れを」
「いや、戯れでは、ない」
アウラ殿下は、口元を緩めると俺を真剣に見つめた。
「本気で言っている。兄上でなく私の妻になって欲しい」
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