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序章〜終わり、そして始まり〜
【第四話】絶望
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「ん、、、、ここは、、どこ?」
目が覚めると牢獄のような場所にいた。「気がついたか」
「!!あんた!一体何が目的よ!!てかあんた誰よ!!」
「紹介が遅れたな、私はラグエス=ロメルスと言う、そしてお前を攫った理由だが簡単だ、お前に俺の子を産んでもらうためだ」
「は!?ふざけないで!!誰があんたの子なんか産むもんですか」
「その減らず口も直ぐに静かになる、フフフ今から楽しみだなぁ、そう思わないか?」
「1ミリも思わないわねこのド変態やろうが!!」
「うるさい口だな」
そういうと奴は魔法を使って私の口を塞いだ。
「直ぐに良くなるからなぁ、じっとしてれば痛くはしないぞぉ」
そう言いながら私は何度も何度も犯された、途中から意識が朦朧としてきたが完全に飛ぶことはなかった。
数時間ほど経つと私は牢屋に入れられ、
「明日になったらまた来るからな」
と言い残してその場を離れて行った。
「くそが」
もう声を張り上げる余裕もない私を見て、
「どうしたんだい、新入り」
そう声を掛けて来る人がいた
「誰?」
「あんたと似たようなもんさ、あたしゃはジャック、ジャック=ランヘルって言うのさ」
「随分、、男っぽい名前なのね」
「まあね、でも気に入ってるからいいのさ」
そう言いながら、私と同じ麻の服を着た40代くらいの少し皺の目立つ女性は笑った
「そういうあんたは?名前は?」
「、、、、マリア=ニーナ」
「えぇ!?マリア=ニーナってあのマリア=ニーナかい!?」
「どのマリア=ニーナか分からないけど多分それです」
「驚いたね~こんな所でこんな有名人と会っちまうなんて人生分かんないもんだねぇ」
「、、、、ほんと、何があるかわかんないわよね」
少し黙ったあとジャックは麻で出来た布団を私に被せる
「今日はもう寝な、疲れただろ」
「、、、、うん、そうする」
そう言うと私は直ぐに眠ってしまった
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
とんでもなく酷い目に合わされたもんだとあたしは思った。
「、、、、可哀想に、これから幸せを知るはずなのにさ、、、、酷いもんだよね神様ってのも、この子なんにも悪い事してれないのにさこんな仕打ち受けて、、、、、、」
あたしは涙で濡れた頬を指で拭いてやった
「この子に比べりゃあたしの苦労なんて安いもんさ、、、、ラグエスのクソ野郎があたしゃいつまで経っても、あんただけは許せないよ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
翌日奴はまたやってきた、
「時間だぞ」
そう言いながらまた昨日と同じ部屋に入り、昨日と同じことをし昨日と同じように私は何も感じなかった。
牢屋に帰るとジャックがとても心配してくれる、お礼を言いたいがごめん、そんな元気もない、私は直ぐに眠った。
次の日も同じ、その次の日も、またその次の日も、同じように犯された、こんなことをしていくうちに、次第に死んだ方がマシだと思ったがここには死ぬ用の道具もない、だんだん奴に一つの感情で満たされてしまう、
憎しみという、悲しみしかない感情で。
だんだん奴に恨みを持つようになっても何も変わらない、また犯される日々が続きこのままこの生活が続くのかと思ったその時奴からとんでもない報告があった。
「喜べ、お前と俺の赤ん坊が出来たみたいだ」
「、、、、え?」
「生まれるまで安静にしとくんだな」
私は愕然とした、今告げられた目の前の絶望を前にして私は全てを恨んだ、この理不尽な世の中もあのクソ野郎も全部全部憎んだ。
(あぁ、そうかこの世には、救いなんてもの
存在しないんだ、、、、)
目が覚めると牢獄のような場所にいた。「気がついたか」
「!!あんた!一体何が目的よ!!てかあんた誰よ!!」
「紹介が遅れたな、私はラグエス=ロメルスと言う、そしてお前を攫った理由だが簡単だ、お前に俺の子を産んでもらうためだ」
「は!?ふざけないで!!誰があんたの子なんか産むもんですか」
「その減らず口も直ぐに静かになる、フフフ今から楽しみだなぁ、そう思わないか?」
「1ミリも思わないわねこのド変態やろうが!!」
「うるさい口だな」
そういうと奴は魔法を使って私の口を塞いだ。
「直ぐに良くなるからなぁ、じっとしてれば痛くはしないぞぉ」
そう言いながら私は何度も何度も犯された、途中から意識が朦朧としてきたが完全に飛ぶことはなかった。
数時間ほど経つと私は牢屋に入れられ、
「明日になったらまた来るからな」
と言い残してその場を離れて行った。
「くそが」
もう声を張り上げる余裕もない私を見て、
「どうしたんだい、新入り」
そう声を掛けて来る人がいた
「誰?」
「あんたと似たようなもんさ、あたしゃはジャック、ジャック=ランヘルって言うのさ」
「随分、、男っぽい名前なのね」
「まあね、でも気に入ってるからいいのさ」
そう言いながら、私と同じ麻の服を着た40代くらいの少し皺の目立つ女性は笑った
「そういうあんたは?名前は?」
「、、、、マリア=ニーナ」
「えぇ!?マリア=ニーナってあのマリア=ニーナかい!?」
「どのマリア=ニーナか分からないけど多分それです」
「驚いたね~こんな所でこんな有名人と会っちまうなんて人生分かんないもんだねぇ」
「、、、、ほんと、何があるかわかんないわよね」
少し黙ったあとジャックは麻で出来た布団を私に被せる
「今日はもう寝な、疲れただろ」
「、、、、うん、そうする」
そう言うと私は直ぐに眠ってしまった
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とんでもなく酷い目に合わされたもんだとあたしは思った。
「、、、、可哀想に、これから幸せを知るはずなのにさ、、、、酷いもんだよね神様ってのも、この子なんにも悪い事してれないのにさこんな仕打ち受けて、、、、、、」
あたしは涙で濡れた頬を指で拭いてやった
「この子に比べりゃあたしの苦労なんて安いもんさ、、、、ラグエスのクソ野郎があたしゃいつまで経っても、あんただけは許せないよ」
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翌日奴はまたやってきた、
「時間だぞ」
そう言いながらまた昨日と同じ部屋に入り、昨日と同じことをし昨日と同じように私は何も感じなかった。
牢屋に帰るとジャックがとても心配してくれる、お礼を言いたいがごめん、そんな元気もない、私は直ぐに眠った。
次の日も同じ、その次の日も、またその次の日も、同じように犯された、こんなことをしていくうちに、次第に死んだ方がマシだと思ったがここには死ぬ用の道具もない、だんだん奴に一つの感情で満たされてしまう、
憎しみという、悲しみしかない感情で。
だんだん奴に恨みを持つようになっても何も変わらない、また犯される日々が続きこのままこの生活が続くのかと思ったその時奴からとんでもない報告があった。
「喜べ、お前と俺の赤ん坊が出来たみたいだ」
「、、、、え?」
「生まれるまで安静にしとくんだな」
私は愕然とした、今告げられた目の前の絶望を前にして私は全てを恨んだ、この理不尽な世の中もあのクソ野郎も全部全部憎んだ。
(あぁ、そうかこの世には、救いなんてもの
存在しないんだ、、、、)
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