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エピローグ
5 ラストの扉
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「心配するな。アーメイ」
指を弾いた俺は、ポカラの足跡を『サーチ』した。
クリスタルの床に足跡がくっきりと表示されている。子どものサイズだった。ポカラの足跡で間違いない。
「ホントに便利なスキルね~」
アーメイが拍手しながら俺を褒めた。照れるからやめてほしい。
あかねちゃんが、ジッとこちらを見て、ポツリと小言を漏らす。
「足跡がわかるとか、一歩間違えばストーカーだけどな」
ほっとけ。これも異世界から脱出するためだ。
もう、魔法でもなんでも駆使してやる。恥ずかしいとか言ってられない。
「ポカラは左に行ったようだ。先を急ごう」
俺たちは左に進んだ。
だが、その前に、俺は右の道が気になったので手で拳銃を作り、小さなライトボールを飛ばしてみた。すると、物体の通過に反応した壁面が、グガガと動き、いきなり天井が落ちた。もしも、右に進んでいたら、天井に押しつぶされて全滅していただろう。ひゅう、こえぇ。
「危ないですね……ここ」
リンちゃんがブルッと震えた。
「なぁ、和泉、私を守ってくれよ」
あかねちゃんはそう言って俺に身を寄せてきた。
ぽわん、と柔らかい感触が腕に伝ってくる。
え、うそ、意外とおっぱいあったのね。あかねちゃん。髪の毛から甘い香りがする。しばし癒され頭のうえにハートマークが舞う。き、気持ちいい……ん? なんだこの鋭い殺気は?
え? アーメイがこちらを睨んでいた。こ、こわい……。
「うわぁぁぁ! 探偵さんのウソつき! 女に触れると気絶するって言ったくせに」
「いや、これには事情が……」
「どういうことよ? 説明してよ」
顔を上げたあかねちゃんは、アーメイを一瞥して、ニヤリと笑った。
アーメイは叫び出す。
「ぬわぁぁぁ! 羨ましいっ」
「うふふ……」
「あ! いま笑ったな? あかねっ! ズルいぞ、あ! 何かスキルを使ったな?」
「うふふ、教えないわ」
「ああ、神よ……なぜわたしにこのような仕打ちを……嫉妬で頭が狂いそうよ」
そこまで狂うことか?
アーメイが気の毒になってきたので、俺は事情を話した。
「俺が触れたら気絶するのは、16歳以上の女だけなんだ」
「えっ? じゃあ、探偵さんはつまり、ロリコンではないのね?」
「ん、うん、まぁな……たぶん」
ガッツポーズするアーメイは、高らかに笑った。
「おほほほ、聞きましたかぁ、あかね? 探偵さんはあなたを女と思っていないらしいわよ」
「ううう……和泉ぃ、ロリコンじゃないのか……」
「ざまぁですわぁ! おーほっほっほー」
よくもそんなに上手く悪女っぽく笑えるものだ。チュ・アーメイよ。
俺の隣では、リンちゃんがわくわくしながら瞳を輝かせている。女同士のキャットファイトを見るのが好きなだろう。テレビドラマで見てるぶんには面白いけど、いざ当事者になると辛いものがある。ねえ、リンちゃん、笑って見てないで助けてよ。
すると、あかねちゃんが二本指を立てると、不敵な笑みを浮かべた。
この状況で、論破するつもりか?
「私は呪いによって十四歳になってしまったのだが、あと二年もすれば素晴らしい変身をする」
「な……なんですって?」
「つまり、おっぱいと身長が大きくなるのだっ」
「ま、まさかあかね……あなたの呪いって若返りなの?」
「御名答。しかも、このプリティフェイスを維持したまま美乳とスレンダーボディを手にいれるんだぞ、女ならこの意味がわかるな、チュ・アーメイ」
「おお、神よ、呪いなのに彼女にとってはお得感満載ですわ! 何ゆえこんな格差を生み出すの……神よ? ああ、わたしの呪いが憎い。ああ、ほしくてたまんない! 探偵さんがほしいっ」
めっちゃ呪われてるな。アーメイ。
早いところ魔王を倒して地球に帰還したほうがいいぞ、これは。
俺はポカラの足跡を『サーチ』しながらダンジョンを右の折れたり、左に折れたり、さらに奥へと進んだ。だが、ひとつ気になることがあった。ポカラの言った言葉を思い出す。
最後の扉は僕にはレベルが足りなかった。
ということは、この行き止まりが、扉なのだろうか?
「なぁ、アーメイもうこの先はないみたいだな?」
「ええ、わたしもここまで来たことがない。魔獣も見当たらないし……何か別な目的な場所な気がしてくる」
「なんだ?」
「似ていると思わない?」
「ん?」
「王宮にある壮麗な鳳凰が舞う謁見の間の扉に」
言われてみるとそうだった。
このクリスタルの壁面は何か動きそうな、そんな予感がする。
すると、リンちゃんが俺の手をつかんだ。なに? どうするつもりだ?
「じゃあ、御主人様ぁ、とりあえず壁を押してくださぁい」
「え、ちょっと、慎重にいこうぜ、ダンジョンには罠があるって言ってたじゃないか……」
かと言って、俺も気になっていたので、壁を押してみる。
すると、クリスタルの壁面に縦線、横線とシンプルな線が刻まれていく。やがて、ブオンという電子的な音が鳴ると、流麗な声が響いた。
『 レベル90以上のデータを確認 』
ん? なんだなんだ? と思っていると、次の瞬間には、長方形の空間が現れた。
俺はゆっくりと歩みを進める。
なかに入ったあと振り返って見ると、みんなは見えない透明な壁が邪魔をして入れないようだった。弾き返されて転がるリンちゃん。アーメイは指先で見えない壁を触れながら不思議そうに首を傾けている。あかねちゃんは今まで見せたことのない微笑みを浮かべていた。
「がんばって」
ん? やっぱりあかねちゃんの言葉使いが変わったぞ。
いつもは偉いそうな男みたいなのにな。よくわからないが、エールを送ってくれる。そのとたん、あかねちゃんの声に反応するように、扉は音もなく閉ざされた。
指を弾いた俺は、ポカラの足跡を『サーチ』した。
クリスタルの床に足跡がくっきりと表示されている。子どものサイズだった。ポカラの足跡で間違いない。
「ホントに便利なスキルね~」
アーメイが拍手しながら俺を褒めた。照れるからやめてほしい。
あかねちゃんが、ジッとこちらを見て、ポツリと小言を漏らす。
「足跡がわかるとか、一歩間違えばストーカーだけどな」
ほっとけ。これも異世界から脱出するためだ。
もう、魔法でもなんでも駆使してやる。恥ずかしいとか言ってられない。
「ポカラは左に行ったようだ。先を急ごう」
俺たちは左に進んだ。
だが、その前に、俺は右の道が気になったので手で拳銃を作り、小さなライトボールを飛ばしてみた。すると、物体の通過に反応した壁面が、グガガと動き、いきなり天井が落ちた。もしも、右に進んでいたら、天井に押しつぶされて全滅していただろう。ひゅう、こえぇ。
「危ないですね……ここ」
リンちゃんがブルッと震えた。
「なぁ、和泉、私を守ってくれよ」
あかねちゃんはそう言って俺に身を寄せてきた。
ぽわん、と柔らかい感触が腕に伝ってくる。
え、うそ、意外とおっぱいあったのね。あかねちゃん。髪の毛から甘い香りがする。しばし癒され頭のうえにハートマークが舞う。き、気持ちいい……ん? なんだこの鋭い殺気は?
え? アーメイがこちらを睨んでいた。こ、こわい……。
「うわぁぁぁ! 探偵さんのウソつき! 女に触れると気絶するって言ったくせに」
「いや、これには事情が……」
「どういうことよ? 説明してよ」
顔を上げたあかねちゃんは、アーメイを一瞥して、ニヤリと笑った。
アーメイは叫び出す。
「ぬわぁぁぁ! 羨ましいっ」
「うふふ……」
「あ! いま笑ったな? あかねっ! ズルいぞ、あ! 何かスキルを使ったな?」
「うふふ、教えないわ」
「ああ、神よ……なぜわたしにこのような仕打ちを……嫉妬で頭が狂いそうよ」
そこまで狂うことか?
アーメイが気の毒になってきたので、俺は事情を話した。
「俺が触れたら気絶するのは、16歳以上の女だけなんだ」
「えっ? じゃあ、探偵さんはつまり、ロリコンではないのね?」
「ん、うん、まぁな……たぶん」
ガッツポーズするアーメイは、高らかに笑った。
「おほほほ、聞きましたかぁ、あかね? 探偵さんはあなたを女と思っていないらしいわよ」
「ううう……和泉ぃ、ロリコンじゃないのか……」
「ざまぁですわぁ! おーほっほっほー」
よくもそんなに上手く悪女っぽく笑えるものだ。チュ・アーメイよ。
俺の隣では、リンちゃんがわくわくしながら瞳を輝かせている。女同士のキャットファイトを見るのが好きなだろう。テレビドラマで見てるぶんには面白いけど、いざ当事者になると辛いものがある。ねえ、リンちゃん、笑って見てないで助けてよ。
すると、あかねちゃんが二本指を立てると、不敵な笑みを浮かべた。
この状況で、論破するつもりか?
「私は呪いによって十四歳になってしまったのだが、あと二年もすれば素晴らしい変身をする」
「な……なんですって?」
「つまり、おっぱいと身長が大きくなるのだっ」
「ま、まさかあかね……あなたの呪いって若返りなの?」
「御名答。しかも、このプリティフェイスを維持したまま美乳とスレンダーボディを手にいれるんだぞ、女ならこの意味がわかるな、チュ・アーメイ」
「おお、神よ、呪いなのに彼女にとってはお得感満載ですわ! 何ゆえこんな格差を生み出すの……神よ? ああ、わたしの呪いが憎い。ああ、ほしくてたまんない! 探偵さんがほしいっ」
めっちゃ呪われてるな。アーメイ。
早いところ魔王を倒して地球に帰還したほうがいいぞ、これは。
俺はポカラの足跡を『サーチ』しながらダンジョンを右の折れたり、左に折れたり、さらに奥へと進んだ。だが、ひとつ気になることがあった。ポカラの言った言葉を思い出す。
最後の扉は僕にはレベルが足りなかった。
ということは、この行き止まりが、扉なのだろうか?
「なぁ、アーメイもうこの先はないみたいだな?」
「ええ、わたしもここまで来たことがない。魔獣も見当たらないし……何か別な目的な場所な気がしてくる」
「なんだ?」
「似ていると思わない?」
「ん?」
「王宮にある壮麗な鳳凰が舞う謁見の間の扉に」
言われてみるとそうだった。
このクリスタルの壁面は何か動きそうな、そんな予感がする。
すると、リンちゃんが俺の手をつかんだ。なに? どうするつもりだ?
「じゃあ、御主人様ぁ、とりあえず壁を押してくださぁい」
「え、ちょっと、慎重にいこうぜ、ダンジョンには罠があるって言ってたじゃないか……」
かと言って、俺も気になっていたので、壁を押してみる。
すると、クリスタルの壁面に縦線、横線とシンプルな線が刻まれていく。やがて、ブオンという電子的な音が鳴ると、流麗な声が響いた。
『 レベル90以上のデータを確認 』
ん? なんだなんだ? と思っていると、次の瞬間には、長方形の空間が現れた。
俺はゆっくりと歩みを進める。
なかに入ったあと振り返って見ると、みんなは見えない透明な壁が邪魔をして入れないようだった。弾き返されて転がるリンちゃん。アーメイは指先で見えない壁を触れながら不思議そうに首を傾けている。あかねちゃんは今まで見せたことのない微笑みを浮かべていた。
「がんばって」
ん? やっぱりあかねちゃんの言葉使いが変わったぞ。
いつもは偉いそうな男みたいなのにな。よくわからないが、エールを送ってくれる。そのとたん、あかねちゃんの声に反応するように、扉は音もなく閉ざされた。
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